アジア最終予選イラク・オーストリア戦のメンバーを発表。クラブで試合に出ていない本田圭佑、香川真司、川島永嗣を召集した理由に疑問が
アジア最終予選のイラク戦、オーストラリア戦のメンバーが発表された。
サッカーキングから日本代表発表きた⚽
これみるしかない…受験生… pic.twitter.com/rIE1HE3nOv— 炭酸 (@nnoo_0000) 2016年9月29日
サプライズの選考は鹿島アントラーズの永木のみ。
なんとも代わり映えしないメンバーであることか。
さらに所属クラブではほぼ控えの扱いを受けている本田や香川、川島、岡崎などの海外組を召集。
川島永嗣はメンタル面でのサポートができるためらしく、
先発落ちしている香川真司や清武弘嗣にいたっては
チャンピオンズリーグに出場しているクラブで各国の代表とレギュラー争いをしているとこなのだから出場できないのは仕方ないとし、
だれを交代しますか。かなり難しいですよね。だから、そのような選択は私にはできないということです」
ハリルホジッチは会見で記者の質問に対し、本田や香川を召集しないと他に呼ぶべき選手はいなくなると回答。
試合に出場してない海外組のほうが試合に出ているコンディションがいいJリーガーよりも上と判断された。
僕は大半の海外組とJリーガーに、大きな力の差はないと考えている。実際に今年６月にC大阪に復帰した山口はJ2で試合には出続けているけど、スーパーな活躍をしているわけではない。
セルジオ越後氏はこのハリルホジッチに意見に対し、海外組とJリーガーに大きな個人の力の差はないとコメント。
現在、日本代表でアジア最終予選得点ランキングトップの７得点をマークしている本田以外は召集を見送り、他をJリーガーにしてもいいかもしれない。
所詮はアジア最終予選。ワールドカップ本番ではないのだ。
Jリーグ組で戦えるだけの力が日本になければ奇跡的にワールドカップに
出場できたとしてもいい成績は残すことはできないだろう。
日本代表の課題は得点不足。ハーフナー・マイクを呼ばないのならJリーグで活躍する浦和の武藤、川崎フロンターレの大久保、サガン鳥栖の豊田を呼んでほしい
ハーフナー・マイク FW ADOデン・バーグ所属
大迫勇也 FW ケルン所属
武藤裕樹 FW 浦和レッズ所属 10得点
大久保嘉人 FW 川崎フロンターレ所属 15得点
豊田陽平 FW サガン鳥栖所属 11得点
多くの評論家からもなぜ召集しない？と声が上がっているオランダで活躍するハーフナー・マイクは今回も選ばれることはなかった。
格下タイ相手に海外組を呼んで２得点しかとれない日本の決定力不足を補うにはうってつけの人材で
前シーズンはリーグ16ゴールをあげ、ヨーロッパで最多得点をあげた岡崎慎司の得点記録を更新。
代表に呼ばれるには申し分ない活躍をみせたが、ハリルホジッチはロングボール多用の戦術は好きじゃないと理由から召集を見送っている。
２得点を今季決めているケルンの大迫は
１年経過してようやく点を取ったのでまだまだとか召集レターを全員に送ったあとに点を決めた
とかいう理由で召集を見送った。
ただし大迫の場合はハリルホジッチがセンターフォワードで岡崎と競わせる方向があるようで
このまま得点を決め続ければ代表に呼ばれる可能性は十分ある。
さらにJリーグに目を向ければ、今シーズン日本人で2桁得点をとっている元日本代表も多く、
現在日本人得点ランクトップタイの大久保や、高さも使える鳥栖の豊田、さらに浦和レッズのじゃないほうの武藤と
今のハリルジャパンにフィットしそうな元代表の選手もまたハリルに無視された。
「時差ぼけの海外組より国内組のほうが機能する」
このように国内で活躍する選手が選ばれないのは疑問に感じる。
さらに予備登録以外の選手をみれば大宮アルディージャの家長や浦和の李忠成など
１回は呼んでほしい選手はいるが今回はあくまでアジア最終予選予備登録メンバーから選ばせてもらった。
ガンバの遠藤保仁が召集されなくなってから決まらない長谷部の相方。川崎フロンターレの中村憲剛やサンフレッチェ広島の青山敏弘をなぜ呼ばない？
そして今回の永木召集にみる、日本代表のポスト遠藤の不在という問題も解決しなきゃならないことだ。
攻撃の軸となっていた柏木がUAEとタイとの試合で欠場すると日本の攻撃は停滞。
特にサイドを揺さぶり崩すというシーンが少なく、単純に高いクロスを放り込んでいただけだった。
このような単調な攻撃がタイ相手には通用してもオーストラリアに通用するとは思えない。
日本代表でワールドカップにも出場したことがあるサンフレッチェ広島の青山や中村憲剛を今すぐにでも召集しほしいとこだが
ハリルホジッチが召集したのは鹿島の永木。
さらには前回、コンディション不良も影響してかチームにフィットしてなかった川崎フロンターレの大島も呼んでいる。
僕が代表の監督だったら同じ川崎で大島と（中村）憲剛を天秤にかけたら憲剛を選ぶよ。大島は良い選手だけど、劣る部分はある。それが現実なんだ。
セルジオ越後氏も言っているがこの２人が青山や中村憲剛よりも上とは思えないのだ。
ボランチの人選に関しても疑問を感じる。
手倉森監督がA代表コーチとして復帰。ハリルが解任となれば監督就任の可能性も。セルジオ越後氏はグランパスと同じだねと指摘
ここまでアジア最終予選を２連勝している首位のオーストラリア戦は
ここまでチームトップの９得点をとっているティム・ケーヒルをいかに抑えるかが重要になってくる。
しかし、日本のセンターバック陣はケーヒルの劣化版のようなボスニア代表の長身FWジュリッチから２失点しており期待はできない。
控えの植田直通が先発起用されるのもおそらくなく、吉田麻也と森重が先発濃厚となるだろう。
さらには得点もとれそうにないFW陣。
いよいよハリルホジッチの解任が現実味を帯びてきそうである。
日本サッカー協会も10月の２試合で負けた場合はハリルホジッチに辞任を要求する可能性は高く
その証拠につい先日リオオリンピックを戦い終えたばかりの手倉森監督をA代表コーチに復帰させた。
これの意味はハリルホジッチが仮に解任となった場合の暫定監督にするためであり、次の監督をみつけるまでのとりあえず繋ぎとするのだろう。
まるでグランパスのようだね。監督の小倉ではどうにもならなくなって、経験のあるジュロヴスキーをコーチに据える。
セルジオ越後氏はこの出来事をここ２試合ほど好調のグランパスの監督人事に似ていると指摘。
日本ももしかすると、ハリルホジッチを即解任し、手倉森さんを監督にしたほうが名古屋のようにうまくいくかもしれない。
いずれにしても次のホームのイラク戦の結果で決まるだろう。
去年の６月にはホームで4-0で勝っている相手だけに負けることはないと思うが・・・
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