34節あるJ1リーグも残すのは半分以下
6/30の現時点ですでに2022年のJ1リーグは
折り返しをし18節を消化。
もう半分もリーグ戦の残りはないという状態となる。
そんな中、降格を避けたいクラブが
監督を早期解任し交代を図り、
劇薬を投じている。
今回はJ2を含め監督が交代したクラブを紹介していく。
清水エスパルス 平岡宏章→ゼ・リカルド
2勝7分7敗
2020年、2021年シーズン途中解任された前任監督の負を背負い、
クラブをJ1残留に導いたクラブのレジェンド監督は
今シーズン続投という形で就任したが成績はご覧の通り。
さすがにサポーターも我慢の限界を突破し、
経営陣もまずいと思ったのか、
途中解任となってしまった。
そして篠田コーチが代行した直後、
すぐにゼ・リカルドというブラジル人監督が就任。
フラメンゴやインテルナシオナルなど
ブラジルのトップチームで指揮をとってきた経験をもつ監督である。
初陣のホーム福岡戦では勝利し、早速結果をだした。
清水エスパルスを残留に導けるのか?手腕を期待したい。
ヴィッセル神戸 三浦淳寛→ミゲル・アンヘル・ロティーナ→吉田孝行
イニエスタをはじめ、橋本拳人や大迫勇也、武藤嘉紀
酒井高徳に山口蛍と
日本代表と外国人のスター選手が揃うヴィッセル神戸。
そのヴィッセル神戸がまさかの最下位に沈んでいる。
そこでクラブはまず3/20に三浦淳寛を解任し
清水エスパルスで昨シーズン指揮をしていたスペイン人監督の
ロティーナに交代させる。
それが4/8だったのだが
なんと6/29にまたもや監督を交代。
過去にもヴィッセル神戸を指揮していた吉田孝行が
ピンチヒッターとして監督となった。
ここ数ヶ月でドタバタと監督交代を行っているヴィッセル神戸。
後半戦を最下位で終えてしまったのは屈辱でしかなく
なんとか巻き返してほしいもの。
東京ヴェルディ 堀孝史→城福浩
2018年から4年間サンフレッチェ広島で再建を託された
城福浩はサンフレッチェをやめたあと少しフリーでいたが
6/13にJ2の東京ヴェルディの就任が決まった。
前任の堀孝史は開幕から8戦負けなしの好成績を収めたものの
4,5月で失速し、クラブはJ1での実績がある城福浩に
残りのシーズンを託した。
かつてライバルクラブのFC東京を率いた経験があるだけにこれは
おもしろい人事になった。
FC琉球 喜名哲裕→ナチョ・フェルナンデス
23試合で勝ち点3しかとれてないJ2最下位のFC琉球は
喜名哲裕を6/6に解任。
その後コーチの倉貫一毅が代行した後、
6/12ナチョ・フェルナンデスを新監督として迎えた。
まさかのスペイ人監督招聘には驚きで、
ナチョは日本代表久保建英も所属していたリーガのヘタフェでヘッドコーチを務め
その後はアトレティコ・マドリードBの監督、
リーガのバレンシアのヘッドコーチをした経験をもつ監督だ。
スペイン人監督が日本国内に増える中、琉球もついにスペイン化に舵を切る。
最下位を脱出し、残留が目標となるが
スペイン人選手はおろかヨーロッパ人選手も0のクラブで
果たしてスペイン人監督はどう料理をするのか?楽しみである。
vファーレン長崎 松田浩→ファビオ・カリーレ
J2で5位という成績をあげていた松田監督であったが
まさかの途中解任となってしまう。
長崎が昇格を目指すクラブゆえか、
首脳陣は監督交代を決断。
代わりに就任したのがブラジル人監督のファビオ・カリーレである。
目指すは自動昇格圏内というところであるが
果たしてクラブ初の外国人監督なったカリーレは長崎を昇格させることができるのだろうか。
またかつてコリンチャンスなどのクラブで指導経験があり
ブラジル人選手にコネがあるカリーレは
名古屋グランパスで活躍していた元ブラジル代表のジョーを狙っている噂もあり、
もし長崎に移籍してくれば大幅に戦力アップすることだろう。
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