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【2025年最新版】インテル歴代移籍金高額ランキングトップ10

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インテル史上最高額移籍金ランキングトップ10&移籍市場の傾向を解説!

結論から言うと、インテル(インテルナツィオナーレ・ミラノ)史上で一番高い移籍金は、2019年にマンチェスター・ユナイテッドから移籍金7400万ユーロで加入したベルギー代表FWロメル・ルカク選手です。

インテルは、イタリアセリエAで唯一降格経験がなく、リーグ優勝(スクデット)20回、コッパ・イタリア9回、UEFAチャンピオンズリーグ3回優勝の名門クラブです。

ですが、最近はイングランドやサウジアラビアのクラブが高額移籍金で世界的なスター選手を次々と獲得していて、インテルはなかなかそういった大物を引き抜けない状況にあります。

それでも、2024-25シーズンにセリエAリーグ優勝(スクデット)を果たしたインテルの移籍市場での動きや傾向が気になる人も多いはず。

そこで今回は、インテル歴代最高額の移籍金トップ10の選手を詳しく紹介しつつ、最近のインテルの移籍市場での特徴や狙いについてもまとめてみました。

インテル歴代高額移籍金ランキングトップ10

インテル歴代高額移籍金ランキングトップ10は下記のとおりです。

順位選手名移籍元移籍金移籍年
1ロメル・ルカクマンチェスター・ユナイテッド7400万ユーロ2019
2クリスチャン・ヴィエリラツィオ4650万ユーロ1999
3ジョアン・マリオスポルティング4480万ユーロ2016
4アクラフ・ハキミレアル・マドリード4300万ユーロ2020
5エルナン・クレスポラツィオ4000万ユーロ2002
6ラジャ・ナインゴランローマ3800万ユーロ2018
7ジェフリー・コンドグビアモナコ3600万ユーロ2015
8ミラン・シュクリニアルサンプドリア3400万ユーロ2017
9ニコロ・バレッラカリアリ3250万ユーロ2020
10ベンジャマン・パヴァールバイエルン・ミュンヘン3140万ユーロ2023

インテル歴代最高額の移籍金ランキング1位:ロメル・ルカク 7400万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング1位はロメル・ルカクです。

2019年8月、ロメル・ルカク選手が、マンチェスター・ユナイテッドからインテルに移籍しました。

移籍金はなんと7,400万ユーロ(約128億円)で、当時のクラブ史上最高額です。

実はこのタイミング、インテルでは長年エースを務めていたマウロ・イカルディ選手との契約延長がうまくいっておらず、次のエースを探している状態でした。

そこで白羽の矢が立ったのが、2018年のロシアW杯でベルギー代表の中心として活躍し、ユナイテッドでも2シーズンで96試合42得点と実績十分だったルカクだったんです。

この記事を読んでいるみなさんの中にも、「ルカク=インテル」というイメージを持っている人、多いんじゃないでしょうか?

というのも、加入1年目から公式戦で34ゴールを決めて、あの“怪物”ロナウドと並ぶクラブのシーズン最多得点記録を達成。まさに、期待通りの活躍を見せてくれました。

2年目のシーズンも公式戦30ゴールと安定した成績を残し、インテルの11年ぶりのリーグ優勝にも大きく貢献。

その後、2021年8月には古巣チェルシーへ移籍します。移籍金はなんと1億1,300万ユーロ。インテルが払った金額よりも高額で売却され、クラブにとっては大きな利益となりました。

その後、2022年6月にはレンタルでインテルに戻ってきて、2022-23シーズンも一定の活躍を見せていましたが……。

実はルカク、インテルが完全移籍での復帰を目指していた最中、ACミランやユヴェントスと個人的に交渉していたことが発覚。

このことが決定的となり、インテルへの“完全復帰”は実現しませんでした。

ミケライター
ミケライター

ルカクは得点能力が非常に高い選手だけど、大事な場面でシュートを外すシーンだけが目立っているよ!

インテル歴代最高額の移籍金ランキング2位:クリスチャン・ヴィエリ 4650万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第2位は、1999年にラツィオから移籍してきた元イタリア代表FW、クリスチャン・ヴィエリ選手。移籍金は4,650万ユーロでした。

当時としては破格の金額で、ルカクが加入するまでの約20年間、インテル史上最高額の記録を保持していました。

「イタリアの重戦車」とも呼ばれたヴィエリは、その移籍金に見合う活躍を見せ、1999-2000シーズンから2004-2005シーズンまで、長きにわたってインテルの攻撃陣を支え続けました。

90年代後半から2000年代前半のセリエAを知らないサッカーファンの中には、「そんな昔の移籍金事情なんてピンとこない…」という人もいるかもしれません。

でも、当時のセリエAは「世界最高峰のリーグ」と言われていて、ヴィエリはその中でも輝きを放つストライカーでした。

特に2002-03シーズンにはリーグ戦で24ゴールを挙げて得点王に輝き、インテル在籍中の通算リーグ得点はなんと103点。まさに移籍金にふさわしい成績を残しました。

今でもインテルファン、通称「インテリスタ」からは、クラブを代表する名ストライカーの一人として高く評価されています。

ミケライター
ミケライター

ヴィエリは現在、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニとアパレル会社を共同経営しているよ!

インテル歴代最高額の移籍金ランキング3位:ジョアン・マリオ 4480万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第3位は、2016年にポルトガルの強豪スポルティングから加入したMFジョアン・マリオ選手。

移籍金は4,480万ユーロで、当時大きな注目を集めました。

ですが、結論から言うと――この移籍は、インテルにとってもジョアン・マリオにとっても“失敗”だったと言わざるを得ません。

というのも、2016年から2021年までインテルに在籍していたものの、なかなか結果を出せず…。

シーズン途中で何度もレンタル移籍を繰り返し、結局インテルではレギュラーを掴むこともなく退団することになります。

インテル側としても、移籍金に見合うパフォーマンスは見られず、最終的には獲得時よりも安い金額で放出。

クラブとしても、かなり苦い結果に終わった移籍だったと言えるでしょう。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング4位:アクラフ・ハキミ 4300万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第4位は、2020年7月にレアル・マドリードから加入したモロッコ代表DF、アクラフ・ハキミ選手。
移籍金は4,300万ユーロでした。

今でこそ“世界トップクラスのサイドバック/ウイングバック”として知られるハキミですが、インテルに在籍していた2020-21シーズンも、その実力をしっかり証明してみせました。

インテルでは公式戦45試合に出場し、右サイドを主戦場に7得点11アシスト。攻撃だけでなく守備面でも貢献し、まさにチームに欠かせない存在でした。

本来は5年契約でしたが、在籍は1シーズンのみ。2021年7月にはパリ・サンジェルマン(PSG)へ、6,000万ユーロの移籍金でステップアップ移籍を果たします。

ルカクと同様に、ピッチ上の実績だけでなく、移籍によってクラブにも大きな利益を残したという意味で、ハキミも“成功したビッグディール”だったと言えるでしょう。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング5位:エルナン・クレスポ 4000万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第5位は、2002年にラツィオから加入した元アルゼンチン代表FW、エルナン・クレスポ選手。

移籍金は4,000万ユーロで、当時としてはかなりの大型補強でした。

ラツィオ時代にはセリエA得点王に輝き、2002年の日韓W杯でもアルゼンチン代表として活躍。

その実績から、レアル・マドリードへ移籍した“怪物”ロナウドの後継者として、大きな期待を背負ってインテルにやってきました。

しかし、加入1年目の2002-03シーズンは、怪我の影響もあって本来のパフォーマンスを発揮できず、不完全燃焼に終わってしまいます。

翌シーズンに向けてリベンジを誓っていたクレスポですが、2003年にインテルのオーナー体制が変わったことで状況が一変。

当時、積極的な補強を進めていたチェルシーからオファーが届き、本人の意向に関係なくクラブ側が売却を決断。不本意な形でインテルを去ることになります。

その後もクレスポはイタリア復帰を強く望んでいましたが、チェルシーとの契約が残っていたため、しばらくはレンタル移籍を繰り返す状態が続きます。

そんな中、2006年から再びインテルにレンタルで復帰し、最終的には完全移籍も実現。

2009年まで在籍し、再びインテルのユニフォームに袖を通しました。

最初の移籍金に見合う活躍だったかどうかは意見が分かれるところですが、クレスポがインテルにとって記憶に残る重要なストライカーだったことは間違いありません。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング6位:ラジャ・ナインゴラン 3800万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第6位は、2018年にローマから加入した元ベルギー代表MF、ラジャ・ナインゴラン選手。
移籍金は3,800万ユーロでした。

…が、結論から言うと、この移籍はインテルにとって“失敗だった”と言われても仕方がない結果になりました。

ナインゴランは加入初年度となる2018-19シーズン、公式戦36試合に出場して7ゴール。

プレー自体は決して悪くなく、当時は「これからもっと活躍するのでは?」という期待もあったんです。

では、なぜそれでも“失敗”とされてしまうのか?
気になった人もいるかもしれませんね。

理由ははっきりしていて――彼の素行の悪さが大きな問題だったからです。

ナインゴランはギャンブル好きで、遅刻も多く、チームの規律を乱す行動が目立ちました。

ピッチ上のパフォーマンスよりも、“問題児”としてのイメージの方が先行してしまうような選手だったんです。

そして2019年、規律を重んじるアントニオ・コンテ監督がインテルの指揮官に就任。ナインゴランは早々に“構想外”となり、クラブを離れることになります。

才能は間違いなく本物。でも、その才能を活かしきれなかったのは、本人の素行によるところが大きかった。

そういう意味では、ナインゴランの獲得はインテルにとって“高すぎたギャンブル”だったのかもしれません。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング7位:ジェフリー・コンドグビア 3600万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第7位は、2018年にフランスのモナコから移籍金3,600万ユーロで加入した中央アフリカ代表MF、ジェフリー・コンドグビア選手です。

実はコンドグビアは元々フランス代表としてプレーしていましたが、2018年に中央アフリカ代表に切り替えています。

インテルでは2シーズンプレーしましたが、レギュラーとしてコンスタントに試合に出場。タイトルこそ獲得できなかったものの、チームにしっかり貢献していました。

ただ、当時はインテルがもう少し我慢して使い続けていれば、もっとチームの中心選手に育っていたかも…という声もあります。

結果的には早めに売却してしまったのが少し惜しいという意見も少なくありません。

総じて見ると、インテルからすれば「可もなく不可もなく」といったところの移籍だったと言えるでしょう。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング8位:ミラン・シュクリニアル 3400万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第8位は、2017年にサンプドリアから移籍金3,400万ユーロで加入したスロバキア代表DF、ミラン・シュクリニアル選手です。

正直、筆者がこの移籍を知ったときの第一印象は「ミラン(サンプドリア)なのにインテルに行くんだ!」というものでした(笑)。

それでもシュクリニアルはインテルに来てすぐにセンターバックのレギュラーの座をつかみ、その後2023年までの6年間、チームの守備の柱としてずっと活躍し続けました。

彼の在籍期間中には、リーグ優勝1回、コッパ・イタリア2回というタイトル獲得にも大きく貢献。

移籍金に見合った、いやそれ以上の働きを見せてくれたと言っていいでしょう。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング9位:二コロ・バレッラ 3250万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第9位は、2020年にカリアリから移籍金3,250万ユーロで加入したイタリア代表MF、ニコロ・バレッラ選手です。

バレッラは2025年現在もインテルでプレーしていて、中盤で必要なスキルをほぼすべて兼ね備えた万能型MFとして知られています。

もともとは2019年にレンタル移籍でインテルにやってきて、翌年の2020年に完全移籍。以来、中盤の要としてチームを支えています。

その活躍ぶりは目覚ましく、リーグ優勝2回、コッパ・イタリア2回と、数多くのタイトル獲得に貢献しているんです。

イタリア人選手ということもあり、インテルが簡単に手放すとは考えにくいですし、このままクラブのレジェンドとして名前を刻んでいくでしょう。

インテル歴代最高額の移籍金ランキング10位:ベンジャマン・パヴァール 3140万ユーロ

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インテル歴代高額移籍金ランキング第10位は、2023年にドイツのメガクラブ、バイエルン・ミュンヘンから移籍金3,140万ユーロで加入したフランス代表DF、ベンジャマン・パヴァール選手です。

パヴァールといえば、2018年のロシアワールドカップ、ラウンド16のアルゼンチン戦で決めたボレーシュートのスーパーゴールを思い出す人も多いんじゃないでしょうか?

バイエルン・ミュンヘンでは数多くのタイトル獲得に貢献し、インテルに加入した初年度もリーグ優勝に大きく貢献。彼の実力は間違いなく本物です。

2025-26シーズンはサウジアラビアへの高額移籍や年俸の噂もありましたが、結局インテルに残り、フランスマルセイユへのレンタル移籍という道を選びました。

今後はインテルにレンタルバックする可能性も高く、戻ってきた時にはさらに活躍してくれることが期待されています。

インテルの移籍補強は適材適所でコスパがいい選手を獲得するから買い物上手

結論から言うと、最近のインテルの移籍市場での傾向は「適材適所」っていうのが一番しっくりきます!

インテルは派手なビッグネームを次々に獲得するわけでもないし、移籍金が1億ユーロを超えるような大金を使うこともほとんどありません。

じゃあ、どうしてインテルはセリエAで安定して上位にいて、この5年でリーグ優勝を2回、UEFAチャンピオンズリーグでも準優勝2回という結果を出せているのか?気になりますよね。

その秘密は、選手が入れ替わっても、そのポジションにしっかり代表クラスの選手を補強しているからなんです。

例えば、ハンダノビッチの引退後にはバイエルンからスイス代表のヤン・ゾマーを獲得し、ルカクが移籍した後はフランス代表のマルクス・テュラム、そしてハキミの移籍後には同じくフランス代表のベンジャマン・パヴァールを補強しています。

実力がありコスパもいい選手を獲得しているからこそ、まさに「買い物上手」と言えるでしょう。

だからインテルは「適材適所」の補強ができていると言って間違いありません。

そしてその結果が、リーグやヨーロッパの舞台での安定した強さにつながっているんです。

インテル史上最高額の移籍金ランキング1位はロメル・ルカク

インテル史上最高額の移籍金ランキング1位は、マンチェスターユナイテッドから移籍金7400万ユーロで加入したベルギー代表FWロメル・ルカク選手でした。

インテルは、セリエAの名門でビッククラブと呼ばれるチームですが、イングランドやドイツ、スペインの一部メガクラブのような資金力はなく、1億ユーロを越えるような移籍金で加入する選手はいません。

同じセリエAの中でもACミランやユヴェントスというようなライバルクラブに比べてもビックネームの獲得には消極的で少ないイメージがあります。

では、なぜインテルはセリエAのみならず、ヨーロッパの舞台でもメガクラブやライバルクラブと対等に渡り合えるのか?がきになりますよね?

なぜなら、インテルは適材適所で放出した選手の穴埋めとして、そのポジションの各国代表クラスの選手をしっかりと補強してきているからです。

この結果については、インテルの移籍状況を調べるうちに見えてきた部分であり、個人的な主観も含まれていますが、サッカーファンが見れば無駄の少ない的確な補強に見えるのではないでしょうか?

今回、インテル史上最高額の移籍金ランキングを調べていくにあたって、近年ヨーロッパの舞台で好調なインテルの強さを垣間見ることが出来たように感じます。

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