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【ワースト移籍】バルセロナ史上残念すぎて失敗した歴代最悪な移籍トップ10

サッカー移籍
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高額な選手を移籍市場で獲得するために大事な資産を売却しているバルセロナ

バルセロナは、スペインのリーガで27回、ヨーロッパのチャンピオンズリーグで5回も優勝している、サッカー界の超強豪チームです。

ライバルであるレアル・マドリードに比べればヨーロッパのカップ戦での優勝回数は少ないものの、世界中から集まってくるスター選手はレアル・マドリードに引けをとっていません。

しかし、そんなバルセロナでも、選手の獲得に関しては多くの失敗がありました。

特に近年は財政難に苦しんでおり、「財政的レバー」と呼ばれる、テレビ放映権収入の権利売却などの資産売却をして、将来の収入を前借りするような方法で資金を調達しなければいけないほどです。

大事な資産を売却してまで外からいい選手を集める必要ってあるのかな?

バルセロナ在籍中にバロンドールを獲ったロナウジーニョや3冠の立役者となったルイス・スアレスのように大成功した選手もいる一方で、期待外れに終わった選手もいます。

今回は、バルセロナの歴史の中でも特に残念だった歴代ワースト移籍トップ10を紹介します。

歴代ワースト移籍10位:アンドレ・ゴメス 2016年 バレンシアから3500万ユーロで移籍加入

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アンドレ・ゴメスを獲得した当時、バルセロナにはすでにイバン・ラキティッチ、セルヒオ・ブスケッツ、アンドレス・イニエスタという素晴らしいミッドフィルダーがいました。

ゴメスは控え選手として期待されましたが、怪我もあり、チームに馴染むことができませんでした。移籍時期が違えば活躍したかもしれません。

現在はフランス・リーグアンのリールでプレーしています。

歴代ワースト移籍9位:ズラタン・イブラヒモビッチ 2009年 インテルから6800万ユーロ+サミュエル・エトーで移籍加入

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イブラヒモビッチの獲得は、お金の面でも大きな失敗でした。

バルセロナはインテルに約6800万ユーロを支払い、さらに当時世界トップクラスでバルセロナで得点を量産していたフォワードサミュエル・エトーを放出しました。

イブラヒモビッチもバルセロナで多くのゴールを決めはしましたが、9番のポジションをメッシにしたい監督のペップ・グアルディオラとの対立が激しくなり、1年後にはイタリアのACミランへ移籍してしまいました。

やはり彼の気性の荒さが悪く目立った移籍となりました。

歴代ワースト移籍8位:ネルソン・セメド 2017年 ベンフィカから3050万ユーロで移籍加入

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2016年にブラジル代表右SBダニ・アウベスがバルセロナを去ってから、右サイドバックの穴を埋める選手がなかなか見つかりませんでした。

セメドも加入前は期待されてはいましたがバルセロナのプレースタイルに合わず、守備も不安定でした。

2020年にはプレミアリーグのウルヴァーハンプトンに移籍しました。

バルセロナでプレーをするレベルの選手ではなかったということでしょう。

歴代ワースト移籍7位:アレクサンドル・フレブ 2008年 アーセナルから1700万ユーロで移籍加入

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アーセナルで活躍していたフレブですが、バルセロナには当時イニエスタ、シャビ、ブスケッツ、アンリ、エトー、メッシといったスター選手が揃っており、出場機会は限られました。

結局、元のチームである日本代表遠藤航もプレーしていたドイツのシュトゥットガルトに戻ることになりました。

この当時のメンバーを考えればフレブが悪かったというわけではありません。

歴代ワースト移籍6位:ドミトロ・チグリンスキー 2009年 シャフタールから2500万ユーロで移籍加入

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名将グアルディオラも、選手獲得に関しては失敗がありました。その代表的な例がシャフタール・ドネツクから獲得したウクライナのチグリンスキーです。

スカウトの情報が間違って伝わったのかもしれませんがこれは大きな失敗でした。

チグリンスキーはグアルディオラの戦術に合わず、守備も不安定で、1年後にシャフタールに戻ってしまいました。

2009年当時のペップバルサのティキ・タカを体現できる選手ではありませんでした。

歴代ワースト移籍5位:マウコム 2018年 ボルドーから4100万ユーロで移籍加入

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フランスのボルドーで活躍していたマウコムですが、バルセロナではその実力を発揮できず、すぐにロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに移籍してしまいました。

しかしマウコムは4000万ユーロでゼニトへと移籍したため、バルセロナにとっては損がありませんでした。

バルセロナへの移籍自体、彼は望んでいなかったかもしれません。

現在27歳と年齢的にピークにいますが、サウジアラビアのアル・ヒラルでプレーしており、アル・ヒラルはマウコム獲得に6000万ユーロを支払っています。

歴代ワースト移籍4位:アントワーヌ・グリーズマン 2019年 アトレティコ・マドリードから1億2000万ユーロで移籍加入

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同じスペインの強豪アトレティコ・マドリーから移籍をしてきたグリーズマンはメッシと同じようなポジションでプレーするため、2人は共存できませんでした。

その影響からか高額な移籍金に見合う活躍はできませんでした。在籍した2年間でリーガでの得点はわずか21ゴール、チャンピオンズリーグでは4ゴールという残念な結果に終わりました。

メッシが君臨するバロセロナで、宇宙人であるメッシと同ポジションで活躍することは、どんな選手でも不可能なミッションでした。

歴代ワースト移籍3位:ミラレム・ピャニッチ 2020年 ユベントスから6000万ユーロで移籍加入

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当時30歳になっていたピャニッチはユベントスでパフォーマンスが低下していたにもかかわらず、バルセロナは高額な移籍金を支払いました。

これは、アルトゥールをユベントスに売却するための会計の収支合わせだったと言われています。

そもそも実力以外で画策された移籍では、活躍など出来るわけがなかったのです。

歴代ワースト移籍2位:ウスマン・デンベレ 2017年 ボルシア・ドルトムントから1億500万ユーロで移籍加入

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ネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍したため、バルセロナはその後釜としてデンベレを獲得しました。

将来性を感じさせるプレーも少しは残しましたが、バルセロナでのキャリア中は怪我に悩まされ、さらに練習には遅刻の常習犯と完全に期待外れの結果しか残すことができませんでした。

バルセロナにとってはとてもお財布に優しくない買い物になってしまいました。

2023年にフランスのパリ・サンジェルマンへと移籍しましたが、半額以下の5000万ユーロしかバルセロナは回収できていません。

歴代ワースト移籍1位:フィリペ・コウチーニョ 2018年 リヴァプールから1億2100万ユーロで移籍加入

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デンベレが活躍できなかったため、バルセロナはコウチーニョを獲得しましたが、彼もまた期待外れでした。

メッシと同じポジションでプレーすることが多く、チームに馴染むことができませんでした。

グリーズマン同様に、メッシがいる以上、コウチーニョが活躍する未来などもともとなかったのでしょう。

ネイマールがパリ・サンジェルマンへと移籍した際に残した2億2200万ユーロの大金もコウチーニョの加入によって多くが溶けてしまいました。

2020年に行われたチャンピオンズリーグ準決勝バルセロナ対バイエルン戦でコウチーニョは敵方にレンタル移籍中であり、なんとこの試合で2ゴール1アシストの結果を残してしまいます。

給料を支払っている選手にゴールを決められたバルサ、まさにこの移籍はバルセロナにとって災害級の失敗となりました。

記事で掲載している金額はすべて円ではなくユーロです。

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