バルセロナ歴代CB移籍金ランキングトップ5を紹介する前に、バルセロナの基本的な情報についてお伝えします。
以下の情報をご存じの方は読み飛ばしてください。
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クラブ概要
- 正式名称: FCバルセロナ（Futbol Club Barcelona）
- 設立年: 1899年
- 本拠地: カンプ・ノウ（ Camp Nou）
- クラブカラー: 青とえんじ（ブラウ・グラナ（Blau Grana)という愛称のものになっています)
クラブの歴史と実績
- 国内リーグ: スペインのトップリーグであるラ・リーガ（La Liga）では27回の優勝回数を誇る。
- 国際大会: UEFAチャンピオンズリーグ（旧ヨーロピアンカップ）は5回の優勝回数を誇る。
国内カップ: コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）とスーペルコーパ・デ・エスパーニャでは最多優勝回数を誇ります。
クラブの歴代選手と監督
- 歴代選手:ヨハン・クライフ、リバウド、ロナウジーニョ、リオネル・メッシ
- 歴代監督:クライフ、ファン・ハール、レシャック、ライカールト、グアルディオラ、ルイス・エンリケ、シャビ・エルナンデス、ハンジ・フリック（2024現在）
クラブの特徴
カンテラ:カンテラという育成組織がありそこから数々の名プレイヤーが生まれています。
ソシオ: 一般市民などからの会員を募り、その会費でチームを運営しておりその会員をソシオと呼ぶ。その人口は世界で18万人に達する
ライバルクラブとクラブ哲学
- エル・クラシコ: レアル・マドリードとの対戦は「エル・クラシコ」と呼ばれ、世界中のサッカーファンが注目する一大イベントです。
・バルセロナダービー:同じバルセロナを本拠地とするRCDエスパニョールとの試合はバルセロナダービー、カタルーニャダービーと呼ばれる
バルセロナのクラブ情報をおさらいしたところで歴代CBを移籍金が高い順にランキング形式で見てみましょう。
歴代1位クレマン・ラングレ セビージャから移籍
Embed from Getty Images2018年3590万ユーロの移籍金で同じスペインのセビージャから加入しました。
フランスのプロビンチャであるナンシーの下部組織出身選手であり、あのプラティニが同クラブのレジェンド選手として有名です。
バルセロナとの契約期間5年の長期契約で、契約解除金は3億ユーロに設定され期待の高さが伺えました。
身長186センチと決して長身ではないですが身体が強く空中戦にも強いのが特徴です。
4シーズンで160試合出場しましたが徐々に出場機会が少なくなりトッテナム・ホットスパーにレンタル移籍しました。
その後、復活して買取も期待されましたが、クラブの財政難も重なり買取とはならず、2023年も同じプレミアリーグのアストン・ビラにレンタルされます。
2024年の現在は同じリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードにレンタル移籍しています。
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歴代2位サミュエル・ユムティティ リヨンから移籍
Embed from Getty Images2016年に2500万ユーロの移籍金でフランスの名門リヨンから加入しました。
2シーズンに渡ってピケとセンターバックを組み2018年には5年の長期契約を勝ち取りました。
センターバックでありながら左足からのフィードを特徴としておりバルサのパスサッカーを最後尾から支えてました。
2018年にはフランス代表としてロシアワールドカップ優勝を成し遂げています。
しかし、2018年左膝を故障してしまいラングレにレギュラーを奪われてしまいました。
その後状況はなかなか変わらず、クラブも移籍を勧めるもユムティティは残留を選択。
2022年にはサラリー減額の上で2026年まで契約を延長しました。
その後、2022年にイタリアのレッチェにレンタル移籍し、2023年にリールに完全移籍しました。
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歴代3位ドミトロ・チグリンスキー シャフタールから移籍
2009年に5年契約で2500ユーロの移籍金でウクライナのシャフタールから加入しました。
経営学の修士号を持っており、頭脳明晰なプレーを持ち味としてました。
しかし、怪我などの影響もあり、グアルディオラ監督からの信頼を得られず、わずか1年半でシャフタールへ復帰しました。
シャフタールから得られた移籍金はわずか1500万ユーロだったため、バルサは1000万ユーロの赤字でした。
現在は所属クラブがなく、無所属となっています。
歴代4位ガブリエル・ミリート サラゴサから移籍
Embed from Getty Images2007年に4年契約で1850万ユーロの移籍金で同じラ・リーガのレアル・サラゴサから加入しました。
実兄はイタリアのインテルなどで活躍したディエゴ・ミリートであり、2005-2006、2006-2007の2シーズンはサラゴサで兄弟一緒にプレーしています。
身長は179センチと日本人と比較しても高くないですが熱いハートと高い身体能力を有しフィジカルを活かした守備が持ち味でした。
バルサ所属時代はチームは3冠を達成するなど黄金期を築きましたが、ミリート自身2008年に右膝前十字靭帯を負傷し、2011年にはふくらはぎを痛めて長期離脱するなど思ったような活躍ができず、2011年に退団しました。
バルセロナを退団し、古巣インデペンディエンテに移籍するも怪我が完治せず、2012年に現役を引退しました。
現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロの監督をしています。
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歴代5位トーマス・フェルマーレン アーセナルから移籍
Embed from Getty Images2014年にプレミアリーグの名門アーセナルから移籍金1900万ユーロで加入しました。
最終ラインからのビルドアップを持ち味とし、バルサのパスサッカーの要でした。
加入初年度は度重なる怪我でチームは3冠を達成するも出場は1試合に留まりました。
翌2015年は、開幕からスターティングメンバーに名を連ねるも負傷によって戦列を離れレギュラー獲得とはならず。
2016年にローマにレンタルで移籍し2017年に復帰し最初は出場機会に恵まれませんでした。
しかしセンターバックに負傷者が出たこともあり徐々に出場機会を得てエル・クラシコでフル出場し無失点に抑えるなど貢献してリーグ戦14試合に出場。
バルセロナではラ・リーガ通算34試合出場となりました。
2019年に日本のヴィセル神戸へ移籍し、2022年1月に引退するまでJ1では45試合に出場しています。
現在はベルギー代表のアシスタントコーチを経て、ベルギーU20の監督として母国の育成年代を指導しています。
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まとめ
バルセロナはパスサッカーを信条としておりセンターバックでもパスを繋ぐことを求められます。
かと言ってそこでミスをしてしまうと失点につながり激しいブーイングを浴びてしまいます。
それくらいバルセロナでセンターバックを務めるのは難しいのです。
思うような活躍ができないのも納得です。
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