セビージャでヨーロッパリーグ3連覇を達成したエメリ監督が就任したリーグアンの王者PSG
パリサンジェルマンのここ最近は一強で、つまらないリーグとなってしまったフランスのリーグアン。
しかし今シーズンは昨シーズンまで絶対的なエースとして君臨していた
ズラタン・イブラヒモビッチが退団し、イングランドのマンチェスターユナイテッドへ移籍。
点取り屋が退団し、さらに監督もブランからセビージャのエメリに変わり
チームは一新されたのだが、それが悪い方向へ。
エメリはリーグ優勝を当たり前とするクラブでの指導経験はなく
またパリとしてはシメオネに断られたときの保険だったことから
クラブの方針に合っていないということの可能性も否定できないだろう。
新加入の選手がフィットしていないパリだが、今季のリーグワーストイレブンに
昨シーズンの王者から三名も選出されてしまった。
そんな前半戦悪かったパリの選手達を紹介していこう。
アテム・ベン・アルファ MF ニース→パリサンジェルマン
体調管理ができておらず、体重が規定の数値をオーバーしたことでエメリの信頼を失ってしまった選手。
今夏バルセロナも獲得に乗り出したほどの選手だったが、大きく期待を裏切った1人。
またエメリも起用法に困っており、チームの戦術に合っていないような感じがする。
グジェゴシュ・クリホビアク MF セビージャ→パリサンジェルマン
このクリホビアクはポーランド代表の26歳のMFで、エメリ監督の下で、セビージャで2シーズンに渡り
活躍した選手である。
38億円でエメリが連れてきた選手の1人であるが、開幕当初は好調だったものの
徐々に出場機会が減っていき、ベンチに座る回数のほうが多くなっていた。
ヘセ・ロドリゲス FW レアルマドリード→パリサンジェルマン
今季新加入のスペイン人MF はかつてレアルで伝説となっているラウールの後継者として
期待されていたが、レアル会長が彼の傲慢な態度に我慢できず、今夏放出を決意。
それが間違っていなかったとパリサンジェルマンでも証明してくれた。
フランス語を学ぼうとしないコミュニケーション能力の低さに加え、1泊8万円のホテルに泊まり
まるでやる気が感じられない。
もし日本代表の選手のように彼がちゃんと努力をすれば、こんなことはないはずなのだが・・
パストーレ MF パレルモ→パリサンジェルマン
イブラの10番を引き継いだアルゼンチンのMF
今季リーグ戦5試合しか出場してなく、理由は故障。復帰するもまた故障と負の連鎖。
ディマリア MF マンチェスターユナイテッド→パリサンジェルマン
20試合以上を消化した今季、ディマリアもまた苦しんでいる選手の1人である。
ゴール数はたったの3ゴール(リーグ戦ではチアゴ・シウバ以下の得点数)
であり、絶不調。
最近の試合ではエメリ監督と口論になったと報じられ、1月に中国に移籍するという噂も出ている。
77億円でユナイテッドから昨シーズン加入してきたアルゼンチン代表は
パリを去り、アジアへと海を渡るのだろうか。
ブランのポゼッションサッカーに慣れすぎorイブラヒモビッチ移籍で低迷
エメリのサッカーが体現できなかったのが1番の原因で、
ブランのポゼッションサッカーに慣れすぎた
パリの選手たちでは新しいスタイルに対応できず、
さらに獲得した新加入が使えないとダブルパンチ。
チームの絶対的な主力イブラヒモビッチが退団したことも影響している。
カバーニが1人気をはき。奮闘しているが怪我をし途中離脱等しようものなら
勝ち星をあげることはより難しくなるだろう。
冬に放出する選手もおそらく何人かいる。
パリサンジェルマンが今シーズンもリーグ優勝をするためには
ディマリアがトップフォームを取り戻し、
さらに新戦力を補強することがパリが再びリーグ優勝をするには必要かと考える。
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