2015-2016プレミアリーグ失敗作5人とは?
2015-2016シーズンのプレミアリーグといえば、日本代表岡崎慎司が所属するレスターシティが奇跡のリーグ優勝を遂げたことのがつい最近のこと。
その一方で優勝を狙うビッグクラブが成績不振に陥ったシーズンでもあった。
それもレスターの優勝を後押したのは間違いない。
これから紹介する「失敗作5人」の内4人がビッグクラブに所属している。
プレミアの今シーズンを振り返るような感じでご覧になってほしいと思う。
メンフィス・デパイ FW マンチェスターユナイテッド所属
オランダの名門PSVから2015年夏に40億円で移籍してきたオランダ代表のウイング。
ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドがかつてつけていた栄光の7番をつけファンハール監督の期待も大きかった選手である。
しかし今季は先発16試合でわずかに2ゴール。
香川真司が最初に移籍してきたシーズンよりも悪い。
つまりユナイテッドの7番をつけるような選手ではなかったということだ。
デパイが移籍してくる前に7番をつけていたのはディマリア。
彼も3ゴールと少なかったが、それはファンハールの起用法にも問題があり、
毎回ポジションを変更してディマリアを起用するため
真価を発揮することができなかった。
デパイの場合はさらに若手イングランド代表ラッシュフォードがシーズン後半戦から台頭してきたために出場機会が減少。
完全なベンチ要員とかした。
次のユナイテッドにはモウリーニョが監督をやることになる。
果たしてデパイはユナイテッドに残ることができるのだろうか。
ニコラス・オタメンディ DF マンチェスターシティ所属
2015年夏にバレンシアで驚異的な活躍をみせたアルゼンチン代表のCBの獲得を目指しレアルやユナイテッドといったビッグクラブが争奪戦を繰り広げた。
そして54億円という大金で見事射止めたのがマンチェスターシティだった。
だがこの男も今シーズンプレミアで無様なプレーをした選手の1人である。
開幕から5試合、シティは無失点試合を継続していた。
しかしオタメンディが試合に出場した途端、記録は途絶えなんと6試合で11失点。
また指南役のベルギー代表CBコンパニが負傷してしまい、試合に出られなくなるなど不運は重なり、リーガ時代のような活躍はできなかった。
セスク・ファブレガス MF チェルシー所属
昨シーズンは開幕からモウリーニョ監督の下、アシストを量産し、プレミアリーグ優勝に貢献したセスク。
しかし今季は開幕から原因不明の不調に襲われ、不甲斐ないシーズンを送ってしまった。
自身はリーグ戦5ゴールを記録したもののチームは屈辱の10位。
新たにコンテがチェルシーの新監督になることに決まっているが
すでにローマからベルギー代表ナインゴランやユベントス所属の教え子であるアサモアを獲得するなど
もしライバル選手が続々と加入するになればセスクを放出するということになるかもしれない。
レアルが獲得に動いているとの情報もあり、もし実現すればバルセロナからチェルシーを経由してライバルチームへ禁断の移籍を果たすことになる。
セスクは過去にもアーセナルからバルセロナを経由してチェルシーに禁断の移籍をし、アーセナルサポの怒りを買っている。
今夏2度目の過ちを繰り返すことになるのだろうか。
エデン・アザール MF チェルシー所属
昨シーズン14ゴールを記録し、チェルシーの優勝に貢献した将来のバロンドール候補は
今季、5ゴールと不甲斐ないシーズンを送った。
不調の原因は燃え尽き症候群なのか、モウリーニョとの確執が影響したメンタル的なことなのかは本人に聞いてみないとわからないだろう。
今夏レアルのジダン監督が獲得を熱望していることで移籍の噂もある。
ユーロ2016のベルギー代表にも選ばれているアザール。
ユーロで完全復活を遂げ、チェルシーにも残留をしてほしいところだ。
ガブリエル・アグボンラホール FW アストンビラ所属
今シーズン、公式戦わずかに1ゴールと点を取るのが仕事のFWとしては失格の烙印を押されてもおかしくはない。
しかも活躍をろくにしていないくせに今年の3月には休暇中にドパイで水たばこをくわえた写真を撮られ
先月には笑気ガス(亜酸化窒素乱用すると死に至る危険ドラッグ)を使用し、女性2人に手を回すとこを撮られてしまった。
さらにタイミングが悪いことにアストンビラの2部降格が決まった日にそれをやってしまったのだ。
これはもう最悪。
チームのキャプテンも任されていたにも関わらず、このような責任のない行動をとってしまったことに同情の余地はない。
アストンビラはアグボンラホールに対し内部調査を行うことを発表している。
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