2008年 フェルナンド・トーレス リバプール在籍
2008-2009シーズンのリバプールはまさに豪華なメンツだった。
MLSに移籍したMFジェラード
バイエルンのMFシャビ・アロンソ
レアルマドリーのDFアルベロア
バルセロナのMFマスチェラーノ
オランダ代表でも活躍していたFWカイト
などサッカーファンなら誰か一人は知っている名前ばかりだ。
このリバプールの中で最も輝きを放っていたのが当時絶頂期だった現在アトレティコマドリードでプレーしているフェルナンド・トーレスである。
トーレスはこのシーズン33得点を叩きだし、
プレミアリーグでは当時マンチェスターユナイテッドに在籍していた
クリスティアーノ・ロナウドに得点王を譲ったもののストライカーとしては十分すぎる活躍をみせた。
また現在マンチェスターシティに在籍しているスターリングがリバプールに入団する際決めてとなったのがトーレスだったと語っており
まさにサッカー少年の憧れのカリスマ的存在だったということがよくわかる。
2008年にはユーロでスペインを優勝に導く活躍をみせクラブ、代表両方で結果を残した。
この後、チェルシーで不遇の時を過ごすことなどこの時のトーレスは予想していなかっただろう。
2009年 シャビ・エルナンデス バルセロナ在籍
バルセロナの心臓で長きに渡り、チームの中盤を支えた。
2009年のシャビはまさに絶頂期でグアルディオラがバルセロナのBチームから昇格し監督に就任した最初のシーズンでもあった。
このシーズンバルセロナは3冠を達成し、この時にチームの中心として活躍していたのがシャビでUFFAチャンピオンズリーグでは大会MVPに選出され
最多アシストを記録した。
リーグでは20アシストを記録している。
現在はカタールのアル・サッドでプレーしている。
2009年 アンドレス・イニエスタ バルセロナ在籍
イニエスタはバルサ史上最高のカンテラ出身MFの選手で、今もバルセロナの中盤には欠かせない1人である。
イニエスタがいないとバルセロナの攻撃力は弱体化するのが目にみえてわかり、メッシがいても点が入らないことがよくあった。
またパスセンスもありながら大事なときにゴールを決めることができる選手で、
2010年の南アフリカワールドカップではスペインを優勝に導く決勝点を決めている。
2013年 フランク・リベリ バイエルン在籍
2012-2013シーズンのバイエルンは最強のチームだった。
ロッベンはピークを迎え、リベリーはそれ以上のプレーを披露した。
チャンピオンズリーグにこのシーズンバイエルンは優勝し、3冠を達成。
リベリーはその原動力になったのが認められ、バロンドール候補になったがクリスティアーノ・ロナウドとメッシがいたため受賞することはできなかった。
2人がいても受賞に相応しい選手だったといえる。
2014年 マヌエル・ノイアー バイエルン在籍
ノイアーはまさに革命的なゴールキーパーといえる。
ハーフラインギリギリまで飛び出す危険なプレーを難なくこなせる足元の技術があるGKは歴代のレジェンド選手を見渡しても見当たらない。
まさにゴールキーパーに足元の技術が要求される現代サッカーにおいてノイアーは完成形の選手だ。
2014年にドイツ代表としてブラジルワールドカップに出場。
全ての試合でゴールマウスを死守した。
日本でもこの年にノイアーという言葉が流行するほどだった。
2015年 ネイマール バルセロナ在籍
現在のリーガエスパニョーラの得点ランキングトップを走っている選手を皆さんはご存知だろうか。
「メッシかロナウドでしょ」
と思った方もいるかもしれない。
残念ながらどっちも不正解。
正解は15得点を決めているスアレスとこのネイマールである。
2015年の受賞はメッシ、ロナウドに得点数が及ばずできなかったが、ネイマールが近々受賞できる日はもうすぐそこまで来ている。
メッシ、ロナウドの連続受賞にうんざり?
2007年にACミランに所属していたカカが受賞して以来
2008年から8回連続でクリスティアーノ・ロナウドとメッシがバロンドールを独占してきた。
毎年サッカーファンの中にはバロンドールを楽しみにしている人も多いが、サプライズのない授賞式ははっきり言って観ていてもつまらないと感じているのではないだろうか。
メッシやロナウドではなく新しい風がふくことを2016年は期待したい。
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