綾野剛主演のドラマオールドルーキーが最終回を迎える
綾野剛主演のTBS日曜劇場ドラマオールドルーキーが先日の日曜日最終回を迎えた。
1話から様々な競技のアスリートが登場し、
そのアスリートに寄り添う形で
手助けをし問題を解決するというのがこのドラマの醍醐味。
しかし回を重ねるごとに評判は上がらず、
今一つ。
最終回まで多くの視聴者にはささらなかったドラマであった。
ここからは私のこのドラマに関する感想を述べていくことにする。
一応言っておくが未視聴の方は今更貴重な時間を使ってみる必要はないドラマである。
最後は綾野剛演じる新町くんがサッカー選手に現役復帰するのかと思った
私が考えたオールドルーキーの最終回は
綾野剛演じる新町りょうたろうが
引退後も吹っ切れずに
サッカー選手としてもう一度一花咲かせたいという感じで
どこかのJリーグクラブもしくは
アジアのどこかのクラブに現役復帰して終わるというものだ。
セカンドキャリアに馴染めず逃げ出した感はでるが
そういう選択もあるのではと思う。
すべてのアスリートがやはり現実を受け入れる強さを持っているわけではないだろうから。
脚本通りにいくなら新町を独立させビクトリーに宣戦布告
オールドルーキーの最終回の直前9話は
反町隆史演じる高柳社長が突然電話で
「君はクビだ」と新町をクビにするところで終わっている。
これはドーピング疑惑をかけられた水泳選手のために
社長の許可無く独断で会見を開いたからであった。
この展開はすごくドラマチックであったためよかったと思う。
しかしよかったのはここまでで
最終話で普通に新町と高柳は和解し、最後ビクトリーに
新町が戻ったことでハッピーエンドとなったが
これでは普通すぎて
あまりにおもしろくないというかひどい、
脚本を今すぐにサッカー好きの素人に作り直させたほうがいいと思う
レベルの最終回だったように思える。
他の回では神回もあっただけにあの最後で台無しになった。
また新町がビクトリーをクビになったことで
勝村政信演じる海外サッカーに通じる敏腕代理人が
FC東京所属FW伊垣を海外移籍させるために突然登場するのだが
この人物の登場時間があまりにも短く、
新町とバチバチと舌戦でもするのかと思ったがなにもなかった。
なんのために登場したのかわからない
俳優の無駄遣いだったように思えた。
もし私が脚本を書くなら、
まず新町をそのまま独立させ、会社を起こさせる。
そして約束を破ったと激怒する高柳社長。
新町の会社を潰そうと悪の道に走る。
一方で新町は神尾楓珠演じるFC東京所属FW伊垣に頼まれた
海外移籍を実現させて以降、そこから次々に顧客のアスリートを増やし
会社を急成長させていく。
スポーツマネジメントの仕事を楽しくやっている新町たちの描写から
画面は変わり、高柳のビクトリーでは密かに新町つぶしが進行していた・・・
というところで続きがあるような感じで終わらせるのがいいかなと思った。
なんなら続編は映画にして、サッカーメインにもう少し濃くやってもいいのでは
ないだろうか。
同じスポーツドラマとしてはラグビーを題材にした
ノーサイドゲームがおもしろかったために
今回そのサッカー版であるオールドルーキーがこんなことになってしまって
残念でならない。
ちなみに本編では関係ないオールドルーキーのYoutube動画はおもしろかった。
そっちのほうがおもしろいのは問題だと思うが。
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