サッカー選手の爆買いがこの夏も止まらない!2016年夏中国スーパーリーグに移籍してきた6選手とは誰?

サッカーコラム
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2016年夏も爆買い中国が熱い!中国スーパーリーグの移籍まとめ

ここ最近チャイナマネーがサッカーの移籍市場を荒らしている。

過去にはドログバが在籍、元ブラジル代表のロビーニョや

パウリーニョ、など海外サッカーファンなら一度は耳にしたことがある選手を

各クラブが獲得している。

2016年の冬にはインテルからグアリン、ローマからジェルビーニョ、アトレティコマドリードから

ジャクソン・マルティネス、チェルシーからラミレスなどが中国スーパーリーグへと移籍し

話題となった。

そして今夏も中国スーパーリーグのチームは、代表級選手を次々と補強。

そのそうそうたる顔ぶれをみていこう。

 

フッキ FW ゼニト⇒上海上港移籍

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Jリーグの東京ヴェルディ、川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌でプレーしたこともある

現役ブラジル代表選手で彼のことを好きな日本人も多い。

最初に移籍したヨーロッパのクラブがポルトガルのポルトで

その次がロシアのゼニト。

フッキといえばあの超人ハルクに例えられるような強靭な肉体と

弾丸のようなシュートが武器。

ブラジル代表にも選ばれているのだからワールドクラスの選手であることは間違いないが

29才でこれからキャリアのピークを迎えるというこの若い選手は

なんと今夏中国へ移籍。

移籍金は62億円と破格で滅多に選手を放出させないロシアのクラブも納得の大金で

アジアへと戻ってきた。

フッキはこれまでビッグクラブの所属履歴がなく、中国へと移籍したことにより

これから活躍するのが楽しみなファンはがっかりしたかもしれない。

しかし貧しいブラジルの家族を養うため、彼は2倍の年俸を払ってくれるレベルの低い

中国リーグを選ばざるを得なかったとしたら納得するしかないかもしれない。

 

グラツィアーノ・ペッレ FW サウサンプトン⇒山東魯能移籍

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サウサンプトンでは日本代表CB吉田麻也とチームメイトだったイタリア代表は

今夏中国行きを決断。

ステップアップでは当然ないが、年俸がなんと2億から17億に跳ね上がり、

世界でも5番目の高さに。

あのマンチェスターユナイテッドにいるズラタン・イブラヒモビッチよりも高いという・・・

中国恐るべしである。

ちなみにペッレは綺麗すぎる彼女がいることでも話題で、中国メディアも美人と報じた。

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パピス・シセ ニューカッスル⇒山東魯能移籍

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セネガル代表にも選ばれたことのある選手で、今シーズン成績不振で2部に落ちてしまった

ニューカッスルから中国へと渡ってきた31才のFW。

ニューカッスルは今夏、いろんなクラブから選手を引き抜かれるのではと心配されていたが

それをやったのが中国の金満クラブだとは思わなかっただろう。

ただ前の2015-2016シーズンはわずかに3得点しか取っていなかったため

ニューカッスルにしてみれば戦力外。

そんな選手が3億円で売れたのだから、逆に喜んでいるかもしれない。

 

ブルーノ・メネゲウ セレッソ大阪⇒長春亜泰移籍

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7月までの時点で20試合6得点をJ2で記録していたセレッソ大阪の新外国人助っ人は

チームの昇格を待たず去ることになった。

川崎フロンターレから去年レナトが中国クラブへと移籍し引き抜かれたが

今回はセレッソのブルーノが引き抜きにあう。

ブルーノは在籍時チーム内得点王だったので、セレッソにはとっては痛い誤算だったといえる。

 

 

ロヘル・マルティネス ラシン・クラブ⇒江蘇蘇寧移籍

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コロンビア代表の22才の若きストライカーで2016年の夏に行われた

100周年記念大会のコパアメリカセンテナリオにも出場した。

移籍金は10億円で中国クラブを経由して将来的には

イタリアのセリエAインテルに移籍することになっている。

インテルには昨シーズンラシンクラブで現役引退したディエゴ・ミリートも在籍していた過去があり、

ラシンとインテルには深い縁を感じる。

ちなみにインテルと江蘇蘇寧は同じ蘇寧グループのためトレードが可能となっている。

 

アンソニー・ウジャー ブレーメン⇒遼寧宏運移籍

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26才のナイジェリア代表のFWの選手でブンデスリーガのブレーメンに所属していた。

2015年シーズンは公式戦37試合出場で14得点と及第点の活躍。

チームは今シーズン攻撃の軸として使うつもりでいたが、中国クラブから魅力的なオファーが来たため

本人の希望を尊重し放出。

まだ26才とこれからピークを迎える年齢だけに、レベルの低い中国スーパーリーグへの移籍は

もったいないと感じてしまう。

 

中国スーパーリーグが外国人を多く獲得できるのは外国人枠が6枠で日本のJリーグの倍あることが理由

中国スーパーリーグのクラブは普通なら外国人枠が3枠のはずなのにそれよりも多くの選手を獲得している。

それはなぜか?なんと外国人枠が6枠あり、Jリーグの3枠と比べると倍。

サッカーは11人でやる競技だから、仮に外国人を全て先発させれば、チームの半分以上が外人ということになる。

となればACLで日本のチームが勝てるはずもなく、このままでは中国がアジア王者として長く君臨する暗黒の時代になってしまうだろう。

日本のJリーグは今下火になってしまっているので、この外国人枠の拡大をしてみたらどうであろうか。

中国を見習うとは変だが、有名な選手を獲得し集客につなげるのもありだと思う。

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