フランスのリーグアンはパリサンジェルマン以外優勝できないつまらないリーグ
日本のJリーグは毎年のように優勝するチームが変わるので観ているファンからしたら面白いリーグだが
フランスのリーグアンは優勝するチームがここ3シーズンPSGが優勝を飾っており反対につまらないリーグである。
パリサンジェルマンは2012年に180億円の大金を使い、
ナポリからアルゼンチンの
ラベッシ
ミランから
ズラタン・イブラヒモビッチ
チアゴ・シウバ
を獲得しリーグ優勝の常連となった。
他にもウルグアイ代表の
カバーニ
ブラジル代表の
ダビド・ルイス
アルゼンチン代表の
ディ・マリア
などを擁し
毎年のようにチームの戦力は上昇している。
パリサンジェルマンはイブラヒモビッチが20得点以上を決め2015-2016シーズンでも首位を独走中
現在のパリサンジェルマンの順位はもちろん1位。
勝ち点は25試合を消化して69という驚異的な数字だ。
負けは0。
得点63 失点12
と隙の無いチームである。
2位は勝ち点45と追いつくにはあと24ポイント必要であり、試合数でいうと8試合分だ。
とてもじゃないが優勝を争うことなどできないだろう。
2015-2016シーズンに2位のモナコはビッグクラブにハメス・ロドリゲスやマルシャルを引き抜かれなければ優勝争いができた?
パリサンジェルマンに対抗できるチームは残念ながらフランスにはない。
だがモナコがもし毎年のようにビッグクラブへと選手が引き抜かれなければわからなかったかもしれない。
そこでモナコを去り、ビッグクラブに引き抜かれた選手達を紹介していこうと思う。
パトリス・エブラ DF ユベントス所属
パリサンジェルマンのユース出身選手でモナコでは2003-2004シーズンにチャンピオンズリーグの準優勝に導く活躍をみせた。
サイドバックとして才能が開花すると2006年にプレミアリーグの名門マンチェスターユナイテッドに移籍し2014年まで在籍。
現在はセリエAのユベントスでプレーしている。
ヤヤ・トゥーレ MF マンチェスターシティ所属
現在マンチェスターシティでプレーしアフリカ最優秀選手に4度連続で輝いているモンスター級のコートジボアールの選手。
モナコには2006-2007シーズンだけ在籍し2007年にバルセロナに移籍した。
バルセロナ初のコートジボアール選手として中盤にフィット。
グアルディオラ監督にはアンカー(中盤の底)としてあまり好まれず、2010年にプレミアリーグのマンチェスターシティに移籍した。
グアルディオラはヤヤ・トゥーレの放出を後に悔やんでいる。
ジョフリー・コンドグビア MF インテル所属
2013年から2015年までモナコに在籍していた22才の若きフランスのMF。
2015年夏に日本代表長友佑都が所属するインテルに移籍した。
アフリカ国籍も持っている選手で器用なボランチというイメージが強い。
ハメス・ロドリゲス MF レアルマドリード所属
2013-2014シーズンにモナコに在籍していたコロンビア代表のMF。
2014年のブラジルワールドカップでは個の力で対戦相手の日本の守備組織を破壊し、決勝トーナメントのウルグアイ戦では
ワールドクラスのシュートを叩きこんだ。
その活躍からビッグクラブが注目し、スペインのレアルマドリードに移籍した。
現在10番をつける24才の若き天才プレーヤーである。
アントニー・マルシャル FW マンチェスターユナイテッド所属
フランスサッカー界に影響のある選手ランキングで見事9位に選ばれた若干20才の若きプレーヤー。
2015年夏にモナコからプレミアリーグの名門マンチェスターユナイテッドに移籍。
今シーズンのユナイテッドでは7得点でチーム内得点王になっているルーニーに次ぐ6ゴールで2位につけている。
年齢から考えればブレイクするのは早すぎるくらいで
5年後にはレアルやバルセロナで主力としてプレーしていることが予想される。
リーグアンで現在2位であればこの戦力で優勝できる
モナコは現在2位につけているが上記で紹介した選手たちが残留していればパリサンジェルマンを首位から引きずり下ろしリーグ優勝ができただろう。
ビッグクラブで主力としてプレーしている選手達ばかりだからだ。
もし彼らが残っていてくれればフランスのリーグアンは今のように退屈なリーグではなかったことは間違いない。
コメント