残留争いをするチームがルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)初優勝
昨日ルヴァンカップ決勝で衝撃の結末が待っていた。
横浜Fマリノスと湘南ベルマーレの神奈川勢同士での決勝。
湘南ベルマーレは初の決勝進出ということで慣れている
マリノスに分があり、しかも湘南は現在リーグ戦で残留争いをする真っ最中。
ここで死力を尽くせば選手の疲労から今後のリーグ戦に影響しかねない。
だがそんな不安をいい意味で湘南は裏切り、前半から自慢の運動量を活かし
攻守のトランジションを頻繁に繰り返す。
一方マリノスは新監督の下、キーパーまでフィールドプレーヤーと化す
攻撃的なチームへと変貌したが、この試合でも湘南のゴールに次々に襲いかかっていた。
しかし湘南はゴール前を人数をかけて守り、ゴールを割らせない。
それどころか前半のうちに先制点を入れ、その後はうまく守り切り、
見事初優勝を成し遂げた。
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横浜マリノスには大津祐樹やウーゴ・ヴィエイラなどタレントが豊富なのに対し湘南は地味なDFW
横浜マリノスはメンバーからして豪華である。
日本代表に先日初召集された天野純、ロンドン五輪で活躍した元日本代表大津、
ポルトガルのベンフィカなどで活躍したウーゴ・ヴィエイラなど
名の知れた選手がズラリと揃う。
対して湘南は正直いってネームバリューに乏しい。
FWはDFWと言われ、守備が持ち味の選手ばかりでゴールを量産、スーパーゴールを決めるような
選手は皆無である。
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昨日大会MVPに選ばれた杉岡大輝も世代別の代表ではあるが、
Jリーグをみてない人にとっては誰?という感じだろう。
MCを務めたジョンカビラも杉本と名前を間違えたことからも
いい慣れてないことがわかるだろう。
試合後にカビラはツイッターで謝罪している。
このように知名度にしてみれば湘南と横浜ではかなりの差があるといっていい。
日本のドルトムント=湘南スタイルがようやく花開く。曺貴裁監督就任後6年で初タイトル
日本のドルトムント。
「サッカーはミスが9割」という本で
著者の北健一郎さんが湘南のことをこう評していた。
この本が出版されたのは2013年。今からおよそ5年前のことである。
この頃も湘南はタレントがいないながら面白いサッカーをしていると
言われていた。そして今もそれは変わらない。
横パスではなく縦パスのほうが安全です。これは就任当初の曺貴裁監督が言っていたことだ。
おそらくそれは6年経過した今でも変わらないだろう。
なぜなら湘南は6年間ぶれずに同じスタイルを貫いてきたからだ。
主力選手を引き抜かれても、湘南はぶれずに同じサッカーを繰り返してきた。
先ほど、選手の知名度は低いと言ったが、それを補填する魅力が湘南にはある。
一番はわかりやすさだろう。
走ってはボールを奪い攻撃へとつなげる。サッカーを知らない人からみても
湘南の戦術はわかりやすい。
そのわかりやすさが湘南の魅力である。
もしこの記事をみているひとでサッカーを観始めてた人がいたら
湘南の試合をたくさんみることをおすすめする。
Jリーグでもこれだけ戦術がわかりやすいチームはないからだ。
そして曺貴裁監督就任後、残留したのは2015年の1回だけ。
それ以外のシーズンは全てJ2に落ちている。
一番この6年で苦しかったのは曺貴裁監督だっただろう。それは
昨日のルヴァンカップの試合終了後の表情をみてもわかる。
やっとつかんだ初タイトル。クラブとしては94年以来のタイトル奪取となった。
湘南ベルマーレがこれで多くのサッカーファンに認められることになるだろう。
湘南ベルマーレのルヴァンカップ初優勝にネットの反応は?
>>1
ベルマーレ平塚じゃないんだ。
観客少ないなw
近所の草野球レベルじゃね?
カビラさん反省して
久しぶりに強いベルマーレを見た。
キジェがライザップでダイエットするとかいう記事をだいぶ前に見たが、成果が現れていないようだな(´・ω・`)
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