レアル・マドリードが、日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイス獲得に近づいている。フランスメディア『ユーロスポーツ』やイギリス紙『エクスプレス』など複数メディアが20日付で伝えている。
レアルがロイス争奪戦リードで獲得に近づく…移籍金は約90億か | サッカーキングレアル・マドリードが、日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイス獲得に近づいている。フランスメディア『ユーロスポーツ···
マルコ・ロイスはドルトムントの香川にとって最高の相棒
昨シーズン、香川真司は納得のいく成績ではなかったが、それでもドルトムントのチームの全体の成績がみれば及第点であったといえる。
香川が復帰後、調子が悪い中で点が取れたのはドイツ代表で今では、最高の相棒となったマルコ・ロイスのおかげであろう。
お互いに意思疎通のプレーができており、ロイス⇒香川ゴール 香川アシスト⇒ロイス
という2つのパターンで得点を取ることが可能で、さらに連携が深まった現在ではプレシーズンマッチでホットラインを形成している。
今季はこのプレシーズンツアーで本来の輝きを取り戻しつつある香川にはなにかをやってくれそうな期待が持てる。
結果を出し新監督にもアピールできているので、開幕スタメンはほぼ間違いないだろう。
だが・・・
ロイスのレアル移籍が実現すれば香川のゴールが減る可能性も
香川真司は1人でドリブルで突破してゴールとかミドルシュートのゴールなど、個人技で打開する選手ではない。
かつてのチームメイトであるマンチェスターシティのルーニーやバイエルンに移籍したロベルト・レヴァンドフスキなどの
他の選手を活かすプレーに長けている選手によって使われることでゴールを奪える選手なのだ。
日本代表における香川真司
皆さんはよくご存じであると思うが、日本代表の香川はドルトムントのときよりもどこか苦しそうにプレーしている。
おそらくこれの原因は自分をうまく使ってくれる選手がいないのでドルトムントの時よりも「個の力」で打開することを求められているからだろう。
もし仮にマルコ・ロイスがレアルに移籍した場合、日本代表のときのように浮いてしまう可能性も否定できない。
マルコ・ロイスはドルトムントの中心選手に
今やロイスはドルトムントのチームの軸としてプレーしており、
その中心選手がいなくなれば、戦術の変更もあるだろうし。何よりチーム内での香川の一番の理解者がいなくなるというのは、香川自身のゴール数が減ることも予想される。
ロイスが移籍するかは本人次第なので、まだわからないが移籍に必要な90億円をレアル側は用意しており、年俸などの契約面においてもドルトムントよりは好待遇であることは間違いない。
何より世界最高の選手そして世界最強のリーグでプレーしたいという気持ちが彼にはあるだろうから、引き止めるのは難しいと考える。
「完全復活」まであと1歩のところまできている香川にとって、ロイスが抜けた場合の2015-2016シーズンはまた試練の年になるのかもしれないーー
コメント