スター選手を揃えているだけじゃない!マンチェスターシティが強い3つの理由とは?

サッカーコラム
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フットボール日本でいうサッカー界では4大リーグというものが存在する。

イングランドのプレミアリーグ、スペインのリーガエスパニョーラ、ドイツのブンデスリーガ、イタリアのセリエA

どの国も特徴的なリーグだが、中でもプレミアリーグは世界で最も攻守の入れ替わりが激しく、

また結果に厳しいリーグでもあるので成績が良くない監督はシーズン中でもクビになることは当たり前。

そしてその難しいリーグで今シーズン、独走状態を築いているのが、ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスターシティだ。

その強さの秘密に迫っていきたい。
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 チェルシー、アーセナル、マンU、マンCは収入ランクトップ10入りをするほどの資金力を擁する

資金力

各クラブのオーナーの個人資産

  1. ェイク・マンスール(アラブ首長国連邦)約2.8兆円 マンチェスターシティ
  2. ロマン・アブラモヴィッチ(ロシア)約1兆円 チェルシー
  3. スタン・クロエンケ(アメリカ)約8500億円 アーセナル
  4. ジョー・ルイス(イングランド)約5410億円 トッテナム
  5. マルコム・グレーザー(アメリカ)約4700億円 マンチェスターユナイテッド

個人資産だけ見ても、どれほどの資金力があるかが一目瞭然。

各国クラブチームの収入ランキングに目を移すと

1位 マンチェスター・U(イングランド) 6億8900万ユーロ(約845億円)
2位 バルセロナ(スペイン) 6億2020万ユーロ(約760億円)
3位 レアル・マドリード(スペイン) 6億2010万ユーロ(約760億円)
4位 バイエルン(ドイツ) 5億9200万ユーロ(約726億円)
5位 マンチェスター・C(イングランド) 5億2490万ユーロ(約644億円)
6位 パリ・サンジェルマン(フランス) 5億2090万ユーロ(約639億円)
7位 アーセナル(イングランド) 4億6850万ユーロ(約574億円)
8位 チェルシー(イングランド) 4億4740万ユーロ(約549億円)
9位 リヴァプール(イングランド) 4億380万ユーロ(約495億円)
10位 ユヴェントス(イタリア) 3億4110万ユーロ(約418億円)

https://www.soccer-  king.jp/news/world/world_other/20170120/543482.html

トップ10にイングランドからは半数のチームがランクインしている。

その結果、移籍に関しても多額の費用を費やし、チーム力を強化することが可能だ。

 

ダビド・シルバ、デ・ブライネ、サネ、アグエロ、ジェズスなど現所属選手の総市場価値は総額1049億円

相手に応じたバリエーション豊かな攻撃陣

背番号を10に変更し、クラブ最多得点も記録している

アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロを中心とし、

新加入のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスというスパイスも混ざり、

1試合平均3点以上をたたき出している。

それを支えているのは何といっても

今や欧州屈指のパサーへと変貌を遂げたベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネだろう。

彼から繰り出されるパスは正確無比で、柔も剛も兼ね備えている。
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2015年に、ヴォルフスブルクからクラブ史上最高額で加入したデ・ブライネは

ここ3年間で、プレミアリーグ最多となる38アシストを記録するなど、

クラブの絶対的な存在となった。

その他にも、ラヒーム・スターリングやイルカイ・ギュンドアン、リロイ・サネ、

ダビド・シルバ、ベルナルド・シウバなど、控えの選手の充実も他チームにはないメンバーがそろっている。

 

バルセロナやバイエルンの時とは違う?2年目で進化したグアルディオラことペップスタイルの具現化

2年目を迎えたペップ・シティ。

1年目はちぐはぐな印象を受ける試合も多く、特に守備の部分では

エアーポケット(相手チームが誰も守っていない場所の事)が頻繁にできており、

そこをつかれて失点している場面がよく見られた。

しかし今シーズンは守備面からの向上が格段に見られ、27試合消化で20失点と、20チーム中2位という数字を残している。

ここにはもちろん相手に攻撃させないために、

自分たちがボールを保持している時間を伸ばしたり、

効率的な攻撃により相手に決定的な場面を作らせないなどの工夫がされているだろう。

バルセロナでの「チキ・タカ」を構築させ、
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バイエルン・ミュンヘンでもそのスタイルを前面に押し出し、

マンチェスターシティで新たなスタイルを創り出している彼のサッカーは、

今や世界の最先端を歩んでいるといっても過言ではないだろうか。

 

チャンピオンズリーグを優勝してビッグイヤーを掲げることも夢ではない

簡単ではあるが、今シーズンのマンチェスターシティの強さを紹介してきたが、

これは今に始まったことではない。シティが2012年、

44年ぶりの奇跡の逆転優勝を果たしたあの時から着実に力をつけてきている。

豊富な資金力を武器にチーム力を上げ、

監督によって戦術を身につけた選手たちは水を得た魚のように自由に、

そしてエレガントに毎試合相手を蹂躙している。

このまま進んでいけば、チャンピオンズリーグの優勝、

ビッグイヤーを掲げるのもそう遠くはないだろう。

今後もこの快進撃が続くのか、注目である。

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