先日のブラジルとの親善試合に4-0で敗戦し、
コンフェデレーションズカップに不安を残したオーストラリア。
6/8に行われた最終予選のサウジアラビア戦では3-2で勝利していたが
強豪相手では失点の数が倍で、得点が奪えないというのが今のオーストラリアである。
次にホームで対戦する日本にとってもオーストラリアのサッカーが上手くいってないのは
嬉しいことであるが謎の3バックをここ数試合で導入してきており
不気味な感じがある。
今日はその3バックがどんなものかを伝えていきたい。
アジアカップ2015のMVPルオンゴ、ジュリッチ、ロギッチの25才以下の3トップを警戒せよ
オーストラリアのフォーメーションは3-4-3のような感じ。
ロビー・クルーズはコンフェデレーションズカップ初戦ドイツ戦ではスタメン起用されず。
後半途中からの出場となっている。
3トップにはルオンゴ、ジュリッチ、ロギッチという
平均年齢25才以下の若い選手たちが起用された。
ドイツ戦ではジュリッチとロギッチがそれぞれ得点をあげており、
この2選手は日本も警戒しなければならない。
先制点はドイツのパスミスからモーイが奪い、パスをテンポよくつないで
ロギッチが空いたバイタルに侵入しゴールを決めている。
日本もよく、バックパスのミスをするのでここは警戒したい。オーストラリアの中盤の構成力は
イラクとは比べ物にならないだろう。
2点目もまたロギッチから生まれている。
ドリブル突破が得意なこの選手はバイタル付近が空くとサイドから斜めに入り、
ドイツのシャルケでうっちーのチームメイトであるゴレツカに倒されFKを獲得。
その後、モーイが蹴ったフリーキックの跳ね返りを蹴り、ユーリッチのごっつぁんゴールに繋げている。
日本のDF陣がこの選手を止めれるのか?観ていてすごい不安になった。
ワールドカップ王者ドイツの2軍に完敗も手ごたえを口にしたケーヒル
日本キラーと呼ばれるケーヒルはドイツとの試合結果に手ごたえを口にしている。
また2得点に絡んだロギッチも同様に、オーストラリアは強くなっていると実感しているようだ。
ケーヒルはドイツ戦で後半に途中出場している。
ベヒッチ、ミリガン、レッキー、アーロン・モーイ中盤4人の連携もスムーズ
オーストラリアの3トップもやばいが、最も恐れているのは中盤の4人である。
ボールを奪ってからのパスの繋ぎは見事で、連携もスムーズ。
イラク戦の日本の中盤とは2枚くらい上手な感じがしてならない。
サウジアラビア戦ではレッキーの突破からクロスで中央のユーリッチが決めており
クロスを上げさせない対策が必要だろう。
またモーイから中央に展開されても嫌なので、この選手も徹底マークをしたい。
試合を重ね、最初は多くの批判もあったオーストラリアの中盤だが、
完成度が増してきている印象をうける。
カメルーンにも1-1で引き分けており、守備もかなりよくなってきているようだ。
次は南米王者のチリ。ブラジルにボコボコにされたオーストラリアが
ここ数日でどこまで強くなっているかがわかるゲームが26日に行われる。
オッズも紹介しておくので是非参考にしてほしい。
日本のハリルホジッチ監督も現地で視察に行き、対策を考えるというが
果たして8月のホームの最終予選オーストラリア戦はどうなることか…
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