ヨーロッパのクラブとJリーグのクラブとの差はSNSのフォロワー数にも表れている
Jリーグのクラブは選手の質や経営規模など
ヨーロッパのクラブに比べればかなりの差があるのは事実である。
中でもわかりやすいのがSNSのフォロワー数。
例えば
Jリーグの常勝軍団である鹿島アントラーズ、
このクラブのTwitterのフォロワー数は
約40万人ほど。
対してプレミアリーグで現在降格圏にいる
フラムのフォロワー数が46万人であることから
かなりの差があるといっていいだろう。
え、たったの6万人ほどしか違わないと思ったかもしれないが、
プレミアリーグトップのチームのフォロワー数は桁が1つ上なのを先に言っておく。
600万人と40万人ではさすがに比べるのはどうかと思ったし、
テンションが下がるのでやめることにした。
このようにファンを多く抱えるビッグクラブはSNSにも力を入れフォロワーを増やし続けている。
Jリーグのクラブももっと力を入れるべきなのは間違いない。
そこで今回は少し趣向を変えてSNSの仕掛け人ソーシャルプランナーである辻愛沙子さんの
テレビ東京のサッカー情報番組フットブレインで
語っていたありがたいアドバイスを紹介しようと思う。
現役女子大生でソーシャルプランナーの肩書をもつ辻愛沙子さんとは何者?
ナイトプールという言葉を皆さんはご存知だろうか。
夜にプールに入って写真をとって楽しむというあれである。
ワイ、ついにバッサリやったで✂️ pic.twitter.com/yVK9Kb4XfT
— 辻愛沙子 (@ai_1124at_) 2018年10月13日
その空間デザインを手掛けたのが辻さんであり、しかも彼女はこれだけメディアに出ていて
まだ女子大生なのだ。
学生ではあるが会社員として採用されており、ソーシャルプランナーとしての肩書をもつ。
今年2月に発売された「RingoRing(リンゴリング)」なる商品も彼女がプロデュースしており
まさにSNS時代のアーティストといえるだろう。
収益がハンパないユベントスに学ぶインスタ活用はフォトブースを作ってアフォーダンスを意識させる
今や若い女子では当たり前のように活用されているインスタ。
各企業もインスタを活用し若い女性を集客させようと頑張っているのが昨今である。
辻さんがJリーグに提案してくれたインスタの仕掛けはパネルつまりフォトブースを作ることだった。
インスタはそもそも商品が盛られているインパクトがあるのがインスタ映えすると言われているが
同時に重要なのがバックつまり背景である。
インスタ映えを意識する女子たちは背景にもこだわりがあるのだ。
それを実際やっているイタリアの名門クラブである。
ユベントスというクラブこの夏ロナウドが移籍したことでも話題となったところだ。
ユベントスはファンのために等身大の選手のパネルを用意し、
専用のハッシュタグをつけて投稿するとグッズをもらえるように仕掛けを促している。
またユベントスには洗練されたデザインの建物があり、インスタ映えさせやすくしているとこも見習うべきだろう。
このようにユベントスはショップ1つみてもファンを意識していることがわかる。
辻さんが言うには女心をくすぐるフォトブースを作ることが大事らしい。
また特定のアクションをさせることを意識したデザインにするのもいいとか。
例えば顔出しパネルなどがそれにあたる。
このようにデザインによって特定のアクションをさせることをアフォーダンスといい、
ユベントスがやっているのもまさにそれである。
Twitterでクラブ愛を数値化してライバルを競わせる
Twitterで各クラブの関係しているハッシュタグを使われた投稿を
シーズン終了時に集計し、クラブ間で競わせる仕掛けを
辻さんは提案している。
例えば神奈川だと川崎、横浜、湘南、さらにFC東京を加え4クラブで
競わせたりするのがいいだろう。
ダービーをやるクラブ同士で競わせれば、ピッチ外でもかなりの盛り上がりをみせるはずだ。
さらにスタジアムに行けない人でも参加できるのがいい。
自分の投稿が1つとしてカウントされるのはファンにとっては嬉しい仕掛けだ。
Facebookはグループ昨日でコミュニティ化
Twitter、インスタとなれば残るはフェイスブックである。
フェイスブックは最近、落ち込んでいると言われているが、
年齢層が高めの人たちはフェイスブックを活用している場合が多い。
実際私も2000人近くサッカーファンの友達がいるので
まだまだ活用はできるだろう。
辻さんが提案するのはグループ機能でファン同士を交流させるというものだ。
そもそも敷居が高いとさせるJリーグ観戦の初心者に対するハードルを
実際スタジアムで観戦している常連さんと交流させることで下げようという試みである。
一人ではなかなかいけないという人でもフェイスブックのグループ機能を使えば
一緒に行く人を簡単に見つけられる。
これは各クラブが活用すべきだろう。
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