ピーター・ウタカの台頭により今季出場機会が激変し移籍が噂されていた佐藤寿人。J2降格の名古屋グランパスへの移籍が決定
ありがとう、寿人!
佐藤寿人の移籍報道を受けて、サンフレッチェサポとしてはショックです。
しかし、今のまま、試合に出られない寿人を観ているのもつらい。
寿人が出場機会を得られるのなら、ありがとう!と送り出してあげないと…
そう思って、どのチームに移籍が決まるのか?見守ってきました。
まだまだJ1でやれる選手だと思っていたのですが、
決まったのはJ2落ちの名古屋グランパスのようです。
佐藤寿人の今年で途切れてしまった偉大な記録
佐藤寿人は、12年間連続2桁得点を記録してきました。
しかし、今年は、ピーター・ウタカの活躍もあり、出場機会が激減。
さすがの寿人も19試合665分では、2桁得点は無理ですよね。
記録は残念ながら途絶えてしまいました。
ただ、佐藤寿人は出場機会が減ったとはいえ、
もう終わった選手だとか、J1では通用しない選手と言う訳ではありません。
今期、J1得点王になったピーター・ウタカが、
今期のサンフレッチェ広島によりマッチしたということです。
記録のかかっている佐藤寿人でなく、ウタカを起用し続ける。
森保監督も苦しい選択だったかもしれませんが、
佐藤寿人を信頼しているからこそ、出来た選択だったのでしょう。
プロ野球の広島カープを応援し広島愛を貫いた男の苦渋の決断。佐藤寿人の移籍先は?
出場機会が減り、自身の子どもにも何故?と聞かれたと話していた佐藤寿人。
試合に出たい!という思いは強く、であれば、出場機会が多いチームへ!と
考えが至ったのは痛いほどわかります。
その思いの中には、寿人を起用しないことで、批判をされることもある、
森保監督への思いもあったかもしれません。
自分自身でもまだまだやれる!と身体は動く!と感じている様子。
野球も広島カープを応援し、広島愛を貫いてきただけに、決意は大きいはず。
移籍先もかなり悩んだことでしょう。
佐藤寿人の移籍先は名古屋グランパスに決定?!
移籍の噂が出た時は、涙しながらも、
どこが佐藤寿人に合うんだろう?とか考えました。
出場機会が多く、スタイルが合うチームはどこだろう?と
ネット上でも話題になっていました。
いろんなチームのサポが「来てほしい!」と書いてくれていたのが、
誇らしかったですね。
そして、広島サポの間で多く名前があがっていたのが、川崎フロンターレ。
大久保嘉人が今期でチームを離れること、
中村憲剛との連携はぜひ観たい!という声が多かったですね。
あとは、古巣の仙台や、プレイスタイルが合いそうな札幌あたりが多かったでしょうか?
J2でベテランとして伝えるものもあるという声も少なからずありましたが、
やはりまだまだJ1でやれるしやってほしい!という意見が大半でした。
しかし、名古屋グランパスに決まったようです。意外でした。
大久保嘉人に差をつけられているとはいえ、
寿人自身も、J1通算記録もまだまだ更新したいはず。
それでもJ2の名古屋グランパスへ行くというのは、相当な決意でしょう。
1年で名古屋グランパスをJ1へ戻す!という気持ちで移籍するのだと思います。
名古屋グランパスは大丈夫なのか?
名古屋グランパス・・・正直、いい話が今は聞こえてこないですよね。
J1残留をかけて、無理やり呼び戻した闘莉王選手に対する対応とか、
上層部の動きが・・・空中分解しているチームとしか思えません。
イメージのいい佐藤寿人を迎えて、チームのイメージアップも狙っている
更に集客アップにもつながる、キャプテンシーを持つ人を!
というのは、分からないでもないですが・・・
これが佐藤寿人にとっていい選択になるのか? 正直疑問です。
日本のサッカー界にとってレジェンド的な大事な選手ですので、
受け入れ先の名古屋グランパスには大事にしていただきたい!
2007年サンフレッチェ広島がJ2降格の時に立ち上がったのが佐藤寿人
サンフレッチェ広島がJ2へ降格した2007年。
上層部が、なんとか1年でJ1へ戻れるように!と話した時、
1番に立ち上がったのが佐藤寿人だと言います。
そして、寿人が残るなら自分たちも!と選手が一致団結したと。
今の名古屋グランパスに一番欠けているものを持っているのが、
佐藤寿人という選手なのかもしれません。
それでも、佐藤寿人を応援する!
広島出身でもない私が、熱狂的サンフレッチェ広島サポになったのは、
佐藤寿人という選手がいたからです。
それまでは、好きな選手が移籍するたびに応援するチームが変わっていました。
しかし、佐藤寿人を応援するようになり、
サンフレッチェ広島の試合を観るうちに、
その試合運び自体に魅力を感じるようになり、チームサポになっていました。
なので、佐藤寿人が移籍しても、サンフレッチェサポのままです。
しかし、佐藤寿人という選手をこれからも支持、応援し続けます。
そして、佐藤寿人となるべく長く一緒に戦えるよう、
いえ、森崎浩司とも一緒に長く戦えるよう、天皇杯にかけるのです!
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