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2025-2026シーズン欧州サッカー4大リーグめっちゃ早く解任されてしまった監督まとめ

コラムまとめ
この記事は約11分で読めます。

まずはじめにサッカー監督という仕事は、もしあなたが「安定」を求める志向の人なら、おそらく選んではいけない職業のひとつだろう。

日本の公務員のような仕事とは対極にある仕事だといえる。

もしもあなたが将来ヨーロッパのサッカー監督をやってみたいと思うのであれば、安定した仕事ではないということを頭に入れておいてほしい。

世界中のクラブが結果を求めて次々と変化を起こす中で、監督は常に解任のリスクと隣り合わせにある。

ヨーロッパのトップリーグを見てもわかるように、監督はシーズン途中でも容赦なく解任されるし、自ら辞任するケースも珍しくない。

しかも、その在任期間は年々短くなっている。

実際、「次に解任される監督は誰か?」という話題は、サッカーの移籍ニュースと同じくらい注目されるテーマになっている。

監督交代はピッチ内外に大きな影響を与えることが多く、チームが敗戦を重ねるほど、クラブの我慢は急速に限界へと近づいていく。

しかもビッグクラブといわれるレアルマドリードやバルセロナなどのクラブだけではなく、下位クラブでも解任されてしまう時代となった。

欧州リーグ全体で解任されるケースは多くなっているのだ。

現在の2025-26シーズンの欧州ヨーロッパ主要リーグもすでに後半戦。

欧州4大リーグプレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガでは、すでに多くの監督が職を失い無職になってしまった。

ここでは、サッカー移籍情報サイトFootballTransfersのデータをもとに、2025-26シーズンに欧州ヨーロッパのトップ4リーグでめっちゃ早くに解任、または退任した監督をまとめて紹介していく。

データ2026/03/24更新

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2025-26年に解任/退任したプレミアリーグ監督

監督名所属クラブ解任された日
ヌーノ・エスピリト・サントノッティンガム・フォレスト9月8日
グレアム・ポッターウェストハム9月27日
アンジェ・ポステコグルーノッティンガム・フォレスト10月18日
ヴィトール・ペレイラウォルヴァーハンプトン(ウルヴス)11月2日
エンツォ・マレスカチェルシー1月1日
ルーベン・アモリムマンチェスター・ユナイテッド1月5日
トーマス・フランクトッテナム2月11日
ショーン・ダイチノッティンガム・フォレスト2月12日
オリバー・グラスナークリスタルパレス6月30日

ヌーノ・エスピリト・サント監督は、9月初旬にノッティンガム・フォレストを解任され、2025-26シーズンのプレミアリーグで最初に職を失った監督となった。

原因はクラブオーナーへの公然とした批判だった。

後任として就任しJリーグ横浜Fマリノスとセルティックで成功を収めたアンジェ・ポステコグルー監督も厳しい結果に終わる。

就任後8試合で1勝も挙げられず、クラブ史上初のワースト記録を残したうえで、わずか39日で解任された。
これはプレミアリーグ史上でも最短の監督在任期間となっている。

その後、10月21日にショーン・ダイチがノッティンガム・フォレストの今季3人目の監督として就任した。

ウェストハムでは、元チェルシー監督のグレアム・ポッター監督が9月に解任。
シーズン最初の6試合でわずか1勝という結果が原因だった。

ポッター監督の後任には、フォレストを解任されたばかりのヌーノ・エスピリト・サント監督が就任。
そしてポッター監督自身は10月にスウェーデン代表の監督に就任している。

ヴィトール・ペレイラ監督は、最下位に沈んでいたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCを率いる中で11月2日に解任。
後任にはロブ・エドワーズ監督が就任した。

2026年の幕開けも波乱だった。

エンツォ・マレスカ監督はクラブ内部での対立の末、元日にチェルシーを双方合意で退任。
その後任としてリアム・ローゼニオール監督が就任している。

さらに4日後、マンチェスター・ユナイテッドはルーベン・アモリム監督を解任。
リーズ戦後の記者会見でクラブ首脳陣を激しく批判したことが決定打となった。

トッテナムもトーマス・フランク監督を就任8か月で解任。
当時チームは14位で、降格圏との差はわずか5ポイントだった。

翌日には、ノッティンガム・フォレストが再び監督交代を決断。
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCと0-0で引き分けた試合後、降格危機の状況を受けてショーン・ダイチ監督が解任された。

日本代表鎌田大地が所属するクリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督は、セルハースト・パークでの契約を延長しないことを発表。

今シーズン終了後の夏にはマンチェスター・ユナイテッドの正式監督候補の一人と見られている。

また、リバプールのアルネ・スロット監督は今季ここまでの成績を受けて強い批判にさらされており、
日本代表三苫薫所属のブライトンのファビアン・フルツェラー監督やニューカッスルのエディ・ハウ監督にも同様に解任へのプレッシャーが高まっている。

2025-26年に解任/退任したリーガエスパニョーラ監督

監督名所属クラブ解任された日
ヴェリコ パウノヴィッチレアル・オビエド10月9日
ジュリアン・カレロレバンテ11月30日
ルイス・カリオンレアル・オビエド12月14日
セルヒオ・フランシスコレアル・ソシエダ12月14日
シャビ・アロンソレアル・マドリード1月12日
ハゴバ・アラサテマジョルカ2月23日
エドゥアルド・コウデアラベス3月3日
マティアス・アルメイダセビージャ3月23日
エルネスト・バルベルデアスレティック・ビルバオ6月30日

スペインのラ・リーガ(リーガエスパニョーラ)でも、2025-26シーズンは監督交代が相次ぐシーズンとなった。

最初に職を失ったのは、レアル・オビエドのベルコ・パウノビッチ監督。
10月9日に解任され、今シーズン最初のラ・リーガ解任監督となった。

後任にはルイス・カリオン監督が就任したが、状況は改善せず、彼も12月14日に退任。
同日、ギジェルモ・アルマダ監督が新監督としてチームを引き継ぐことになった。

次に解任されたのはレバンテのジュリアン・カジェロ監督。
チームが19位に低迷していたことが理由で、後任にはルイス・カストロ監督が就任している。

12月14日には、日本代表久保建英が所属するレアル・ソシエダも監督交代に踏み切った。

セルヒオ・フランシスコ監督が解任された背景には、夏に長年チームを率いたイマノル・アルグアシル監督と、クラブの編成を担っていたロベルト・オラベ取締役が退任した影響もあったと見られている。

クラブは立て直しを図るため、シュトゥットガルトやホッフェンハイムを率いた経験を持つペレグリーノ・マタラッツォを新監督として招へいした。

大きな衝撃だったのは、レアル・マドリードの監督交代だ。

選手時代をレアルマドリードで過ごしたレジェンドシャビ・アロンソ監督は1月12日、スペイン・スーパーカップ決勝でバルセロナに敗れた直後にクラブと決別した。

背景には、ブラジル代表でレアルマドリードFWヴィニシウス・ジュニオールをはじめとする主力選手とのロッカールーム内の緊張関係が、数か月にわたり続いていたことがあると報じられている。

後任には、かつてリバプールとレアルマドリードでチームメイトだったアルバロ・アルベロア監督が就任した。

降格争いの影響で監督交代を余儀なくされたクラブもある。

日本代表浅野拓磨が所属するマジョルカはチームが降格圏に転落したことを受け、2月にハゴバ・アラサテ監督を解任。

後任には、バイエルンやアルゼンチン代表DFとして活躍したマルティン・デミチェリス監督が就任した。

アラベスも3月初旬、チームが16位に低迷していた状況を受け、エドゥアルド・コウデ監督の解任を決断。
後任には、元ワトフォード監督のキケ・サンチェス・フローレスが就任している。

一方で、解任ではなく自らクラブを去る決断をした監督もいる。

選手時代もアスレティック・ビルバオで過ごしたレジェンドで4年間率いたエルネスト・バルベルデ監督は、過去数年間の成功を今シーズン再現できなかったことを理由に、2025-26シーズン終了後にクラブを離れると発表した。

さらに3月23日、セビージャも監督交代に踏み切る。

バレンシアに0-2で敗れた試合を受け、マティアス・アルメイダ監督を解任。

この敗戦により、チームは降格圏との差がわずか3ポイントという厳しい状況に追い込まれていた。

2025-26年に解任/退任したセリエA監督

監督名所属クラブ解任された日
イゴール・トゥドールユベントス10月27日
パトリック・ヴィエラジェノア11月1日
ステファノ・ピオリフィオレンティーナ11月4日
イヴァン・ユリッチアタランタ11月10日
アルベルト・ジラルディーノピサ2月1日
パオロ・ザネッティヘラス・ヴェローナ2月2日
マルコ・バローニトリノ2月23日
ダヴィデ・ニコラクレモネーゼ3月18日

イタリアセリエAでも、2025-26シーズンは早い段階から監督交代が相次いだ。

最初に職を失ったのはユベントスのイゴール・トゥドール監督。
チームは8試合連続で勝利を挙げられず、この不振を受けて解任された。

この成績はビアンコネリ(ユベントス)にとって実に16年ぶりの最悪の数字だった。
後任には、元イタリア代表監督でナポリでも指揮を執ったルチアーノ・スパレッティ監督が就任している。

続いて解任されたのは選手時代アーセナルを無敗優勝させた立役者でレジェンドのパトリック・ヴィエラ監督である。

率いていたジェノアは最下位に沈み、第10節を前にクラブは決断を下した。

後任には元ローマ主将のダニエレ・デ・ロッシ監督が招へいされた。

フィオレンティーナも11月4日、ステファノ・ピオリ監督の解任を発表。

開幕から10試合で1勝も挙げられないという結果が大きく響いた。
後任にはパオロ・ヴァノリ監督が就任している。

その6日後には、アタランタも監督交代に踏み切った。

イヴァン・ユリッチ監督は開幕11試合でわずか2勝と結果を残せず、11月10日に解任。
クラブはラファエレ・パラディーノ監督を新監督として迎え入れた。

シーズン後半に入ると、降格争いのクラブでも監督交代が続く。

2月初旬、ピサとエラス・ヴェローナはともに監督解任を決断。
当時両クラブはリーグ19位と20位に沈み、残留争いの渦中にあった。

ピサではアルベルト・ジラルディーノ監督の後任として、元ジェノアMFのオスカル・ヒリェマルク監督が就任。
ヴェローナではU19チームを率いていたパオロ・サンマルコ監督がトップチーム監督に昇格した。

トリノも2月下旬にマルコ・バローニ監督を解任。
当時チームは15位に低迷しており、クラブはロベルト・ダヴェルサ監督を後任に据えた。

そして3月18日、クレモネーゼも監督交代に踏み切る。

リーグ戦15試合未勝利という深刻な状況を受け、ダヴィデ・ニコラ監督を解任した。
後任にはマルコ・ジャンパオロ監督が就任したが、チームは依然として18位と苦しい位置に立たされている。

2025-26年に解任/退任したブンデスリーガ監督

監督名所属クラブ解任された日
エリック・テン・ハフバイエル・レバークーゼン9月1日
ジェラルド・セオアネボルシア・メンヒェングラートバッハ9月15日
ポール・シモニスヴォルフスブルク11月9日
サンドロ・ワグナーアウグスブルク12月1日
ボー・ヘンリクセンマインツ12月3日
ディノ・トップメラーアイントラハト・フランクフルト1月18日
ホルスト・シュテッフェンヴェルダー・ブレーメン2月1日
ダニエル・バウアーヴォルフスブルク3月8日
ルーカス・クワスニオクケルン3月22日

ドイツのブンデスリーガでも、2025-26シーズンは早い段階から監督交代が相次いだ。

最初に解任されたのは、バイエル・レバークーゼンのエリック・テン・ハフ監督だった。

2024年までマンチェスターユナイテッドを率いていた経験を持つエリック・テン・ハフ監督は、レアルマドリードの監督となるためチームを去ったシャビ・アロンソ監督の後任としてバイ・アレーナ(レバークーゼンにあるサッカー専用スタジアム)に招かれたものの、

開幕3試合で勝利を挙げられず、ロッカールームの雰囲気づくりにも失敗したと批判を受ける。

就任からわずか62日で解任され、ブンデスリーガ史上最速の解任記録を残す結果となってしまった。
後任にはカスパー・ヒュルマン監督が就任している。

続いて解任されたのは、日本人選手の高井幸大、町野 修斗が所属するボルシア・メンヒェングラートバッハのジェラルド・セオアネ監督。

9月15日、ヴェルダー・ブレーメンにホームで0-4と大敗したことで、前シーズンから続くリーグ戦無勝利が10試合に到達し、クラブはスイス人指揮官の解任を決断した。

ヴォルフスブルクも11月9日にポール・シモニス監督を解任。当時チームは14位に低迷していた。

後任にはU19代表監督のダニエル・バウアー監督が就任し、一時は暫定監督として結果を残したことで正式監督に昇格した。

しかしそのバウアー監督も長くは続かなかった。

降格争いの直接対決となったハンブルガーSV戦をホームで落としたことが決定打となり、3月に解任。

クラブはブンデスリーガ初降格の危機を回避するため、2015年にDFBポカール優勝へ導いたディーター・ヘッキング監督を迎えた。

アウクスブルクも12月1日に監督交代を決断する。

サンドロ・ワグナー監督は14試合で4勝にとどまり、結果を残せなかった。

さらに8月には「自チームの戦力はバイエルン・ミュンヘンと大きな差はない」と発言していたこともあり、批判の対象となっていた。

日本人選手佐野海舟と川﨑颯太が所属するマインツのボー・ヘンリクセン監督は12月3日に円満解任となった。

ヘンリクセン監督は前シーズン、クラブを降格危機から救い、ヨーロッパリーグ出場権争いへ導いた功労者だったが、2025-26シーズンは最悪のスタートとなり最下位に沈んでいた。

後任には元ウニオン・ベルリン監督のウルス・フィッシャー監督が就任している。

日本代表堂安律が所属するフランクフルトも1月18日に監督交代を決断した。

ディノ・トップメラーは前シーズン、チームをチャンピオンズリーグ出場へ導いたが、今シーズンは守備の崩壊と成績不振に苦しみ解任された。

後任には、スロベニアのNKツェリェで評価を高めていた元リバプール選手のアルベルト・リエラ監督が就任した。

ヴェルダー・ブレーメンも2月1日、ホルスト・シュテッフェン監督を解任。

リーグ戦10試合未勝利という結果が理由だった。

後任には、かつてハンブルガーSVを率いたダニエル・ティウネ監督が招へいされた。

さらに昇格組のケルンも3月22日に監督交代を決断。

ルーカス・クワスニオク監督はシーズン序盤こそ好調だったが、その後チームは失速し、降格プレーオフ圏との差はわずか2ポイントにまで縮まっていた。

また、若きドイツのスター選手サイード・エル・マラとの関係悪化も、44歳の指揮官がクラブを去る一因となったと報じられている。

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