新年度も始まり、ヨーロッパサッカーも佳境に入ってきたということで、
移籍の話もチラホラと。また、既に移籍が発表された選手も。
ということで!もはや恒例になりつつあるレアル・マドリードが獲得を噂されている選手を
今回もHayatoが紹介していこう!
と、その前に来夏の加入で合意している選手を紹介しよう。
1. ロドリゴ【サントス/ブラジル】
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弱冠18歳(契約当時は17歳)にかけられた移籍金はなんと約54億円。
しかも、ヨーロッパで実績があるわけでもない選手に
これだけの金額がかけられること自体がこの選手の価値を証明している。
チーム、そのプレースタイルからNewネイマールと呼ばれている彼は、
昨夏に契約を結んだが、18歳になった今夏から入団する予定だ。
同じような契約の仕方で昨夏入団したヴィニシウスとは代表でも共にプレーしており、
その2人がマドリーでどのように輝くのか非常に楽しみだ。
2. エデル・ミリタオ【ポルト/ブラジル】
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3月14日、マドリーはブラジル人センターバックの獲得を発表した。
移籍金は約62億円とマドリー史上最高額のディフェンダーとなった。
ポルトは昨シーズンサンパウロより約5億円で獲得しており、
ヨーロッパ挑戦1年目ながらも186cmある体格、俊足、
そして足元の技術を活かして飛躍的な成長を遂げた。
その選手にマドリーはいち早く目を付け、マドリーのディフェンダー史上最高額の値札を付けたのだ。
これにより、センターバックにはラモス、ヴァラン、ナチョ、ミリタオ。右サイドバックにはカルバハル、オドリオソラ。
左サイドバックにはマルセロ、レギロン、テオと最高レベルの選手が揃うことになった。
既に最高レベルの選手が揃っているディフェンスラインでポジションを奪えるのか、
マドリーでの飛躍も楽しみだ。
長くなったが、ここから獲得が噂されている選手を紹介していこう。
1. エデン・アザール【チェルシー/ベルギー】
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今、最もホットな選手といえば彼しかいないだろう。
昨夏にも噂されたものの、移籍は実現しなかったが当然その熱が消えることもなく
シーズン通して獲得の話は挙がっている。
アザール自身、マドリーへの興味を公言している上に
自らがアイドルと呼ぶジダンが監督に復帰したこともあり、
今最もマドリーに近い選手といってもいいのではないだろうか。
しかし、チェルシーが補強禁止処分を受けたことにより、
チームの要でもあるアザールを易々と渡すとも考えにくい。
それでも夢であるエル・ブランコのユニフォームに袖を通すことは出来るのだろうか。
2. ポール・ポグバ【マンチェスター・U/フランス】
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2016年夏、ユナイテッドは当時の移籍金最高額となる約137億円で
ユベントスからフランス人ミッドフィールダーを獲得した。
ポグバは昨年のワールドカップにおけるフランス優勝に大きく貢献した他、
2013年にはヨーロッパ最優秀若手選手に与えられる、ゴールデンボーイ賞も受賞している。
そんなポグバだが、今シーズン前半はモウリーニョ監督に冷遇され、
今シーズン冬の移籍市場で移籍するのではないかと見られていたが、
結局は残留しモウリーニョが解任されスールシャールが監督となると
見違えるかのように活躍し、移籍の噂は消えたものだと思っていた。
しかし、最近になってポグバの代理人であるライオラがマドリーと接触したとの噂が。
本人、クラブ共に移籍に関して好意的に受け止めており、
同じフランス人でありマドリーの監督でもあるジダンも
ポグバのことが好きだと移籍に拍車をかけるような発言をしている。
一部では、ユナイテッドが来シーズンのCL出場権を獲得できなかった場合
移籍するのではないかとも噂されているが、果たしてどうなるだろうか。
3. サディオ・マネ【リバプール/セネガル】
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昨年のワールドカップで日本を苦しめたこの選手。
代表はおろかいまやリバプールでもアンタッチャブルな存在である。
リバプールとマドリーは昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝戦で戦った。
結果は3-1とマドリーの勝利となったが、同点弾となる1点を取ったのがマネだ。
マネはスピードもあり、アフリカ人特有の身体能力もある。
カウンターを得意とするマドリーに今、
ノリに乗っているスピードスターが加わるとなると間違いなく大きな戦力となるだろう。
4. マタイス・デ・リフト【アヤックス/オランダ】
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チャンピオンズリーグ18-19シーズンラウンド16セカンドレグ
マドリーはホームで1-4と大逆転負けを喫し、4連覇を逃すとともに大会から去っていった。
そのマドリーを破ったチームであるアヤックスのキャプテンこそがこのデ・リフトだ。
驚くべきはその若さ。19歳にしてオランダ名門のキャプテンを任され、
代表デビューも飾っている。そんな将来性もあり、
自分たちのチームに引導を渡した選手は既に大人気銘柄。
ライバルであるバルセロナはもちろん、移籍市場を騒がせるパリ・サンジェルマンなど狙っているチームは数多といる。
この有望なセンターバックは来シーズンどのユニフォームに袖を通すのか。
移籍市場で台風の目となるのは間違いないだろう。
5. アドリアン・ラビオ【パリ・サンジェルマン/フランス】
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ワールドカップでは代表の補欠メンバーを拒否したり、
クラブチームの契約更新を拒否したりとなにかと話題になっているラビオ。
冬の移籍市場でバルセロナ移籍が確定するものと思われていたが、急転直下の展開が。
ライバルであるマドリーへの噂が流れてきたのだ。
あるメディアでは既に合意報道を報じているぐらい移籍は近づいてきている。
マドリーは中盤は十分と言っていいほど層が厚く、そこに入り込む隙はあるのか。
さらに、ラビオの行動の元凶で代理人でもある母親の存在は移籍に大きく関係してくるのではないだろうか。
6. マウロ・イカルディ【インテル/アルゼンチン】
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マドリーの次期ストライカー候補と言っても過言ではないだろう。
そんな選手だが、なかなか移籍実現には至らない。
ネックとなっているのが、代理人でもあり妻でもあるワンダ・ナラの存在だ。
もはやカカァ天下と言ってもいいだろう。
そのぐらいワンダ・ナラの存在はイカルディにとって大きすぎるものだ。
マドリーが移籍に踏み切れないのもワンダ・ナラの存在が大きい。
しかし、現ストライカーであるベンゼマも30代となり早く次期ストライカーを見つけたいのも確かだ。
マドリーにとってイカルディは次期ストライカーと成りうるのか。
それともただの厄介者として扱われてしまうのかどうか。
残りシーズンでイカルディは自分を価値を証明する必要があるだろう。
チャンピオンズリーグも早期敗退。ジダンが覇権奪還のために移籍市場を賑わすか
マドリーはチャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイから去っており
リーガも首位のバルセロナとは勝ち点差13となり、
よほどのことがない限り今シーズンの無冠は確定だろう。
残ったシーズンは消化試合となり、いろんな戦術を試すようになるだろう。
とはいっても勝つことが義務付けられたチームである以上、負けは許されない。
そんな中でも来シーズンへの課題を見つけ、収穫を得ることが残りシーズンでやるべき事だろう。
これまでは変化を求めてこなかったジダンだが、
変化が必要だと公言しているため夏の移籍市場では大きく動く可能性が高い。
そのためにも今シーズンをいい形で終わらせ、
来シーズンの覇権奪回に向けての再スタートへの準備が
残されたシーズンでのジダンに与えられたミッションだろう。
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