2021Jリーグが開幕し、札幌やセレッソ大阪、川崎フロンターレが勝利
3月を迎え、コロナ禍が収まらない中、
2021年もJリーグが開幕した。
今年のリーグ戦はかなり異例で、降格がなんと4チームと
前回落ちなかった2チームも落とすという、レギュレーションとなっている。
開幕戦は残留を目指すチームにとっては非常に重要で勝つことは非常に重要な意味を持ってくるだろう。
前回優勝した川崎は安定した戦いをみせマリノスに勝利、
さらにミシャ監督率いるコンサドーレ札幌もホームで5点を叩き出し
横浜FCに勝利している。
名将クルピが戻り、原点に戻ったセレッソ大阪は同じく復帰した元日本代表
大久保嘉人が貫禄あるゴールを決め
早くも勝ち点3を奪った。
ガンバ大阪ではチームを勝たせることができなかったクルピではあったが
やはり古巣であるセレッソ大阪との相性は抜群だったということだろう。
さらに降格が危ぶまれているロティーナエスパルスも鹿島アントラーズ相手に逆転勝ちするなど
おもしろい開幕戦となった。
フットボールラボから見るJリーグ開幕戦の結果と降格
開幕戦の結果でシーズン最終の順位は決まるわけじゃない。
そう思う方もいるだろう。いや私だってそうである。
シーズンが進めばけが人や研究されるチームも増え、
結果はどうなるかはわからないのは当然だ。
しかしフットボールラボでは驚きのデータがあるようだ。
なんと開幕戦勝利した昇格組チームは過去1チームも降格していないという。
昇格チームは落ちる可能性が非常に高いため、開幕戦の勝利は残留の目安になる。
逆に開幕戦を引き分け・負けとしたチームの残留率は50%であり、かなり厳しくなる。
さて今季はどこが勝ったのだろうか。
アビスパ福岡と徳島ヴォルティスは勝ち点3を持って帰れず
昨シーズンJ2優勝でJ1に復帰した徳島ヴォルティスと2位で上がってきた
アビスパ福岡は前者は引き分け、後者は敗戦だった。
徳島ヴォルティスはナンバーの読者アンケートでも今季の降格クラブランキング
投票1位を獲得しており、
理由としてはやはり浦和にリカルド・ロドリゲス監督を引き抜かれたことだという。
4年間徳島ヴォルティスを指揮し、チームを育ててきた名将の引き抜きは大きく、
新監督の手腕がかなり未知数のことから残留することは困難を極めるだろう。
ファンからはJ1で戦う戦力ではないと評されたアビスパ福岡も開幕戦を落とし
降格の可能性が一気に飛躍してしまった。
5点をとられた横浜FCも降格の匂いが
コンサドーレ札幌に5失点の敗北を喫した横浜FCも残留組ではあるが
かなり降格の匂いがする。
昨シーズンは15位と決して高くなく、安定した戦いをみせていたとは言い難い。
さらに今季は三浦カズ以外のFWをすべて刷新。
新たな攻撃の軸を構築しなければならなくなった。
ベテラン選手も多く、経験値は十分ある横浜FCではあるが
新戦力がフィットしなければ開幕戦のようにシュート4本のようなことになりかねない。
ジェフから移籍してきたクレーベルが早速ゴールを決めたのはせめてもの救いだが
5点をとられたことで現在最下位。
最終節までに持ち直す可能性も十分にあるが、コロナ禍の過密日程もあり、可能性としては低いのではないだろうか。
今季のJリーグは4チームが落ちなければならない、過酷な残留争いが待っている。
自分が応援しているチームがそうならないように祈るばかりではあるが
果たしてどこが落ちるのか?
例年以上にドキドキハラハラなリーグ戦となるだろう。
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