2018年1月18日現在、
19試合を経過して2位との差を9ポイント離して首位に立っているバルセロナ。
数字上は例年通り圧倒的強さを見せている今季だが、
今年のバルサはなにか何か違う。なにが違うのか?
夏の補強は失敗とフロント陣は酷評されるも新監督が現状の戦力でやりくりして好成績を維持
ネイマールを引止めらず、補強も意中の選手をとことん獲り逃した会長の
ジョゼップ・マリア・バルトメウらフロント陣には退陣を求める声が湧いた。
「アフリカのシャビ」ことジャン・セリは獲得直前に契約解除金の期限が失効していた事が発覚、
フィリペ・コウチーニョには夏の移籍期間中
SPORTなどのメディアを利用したり、
トランスファーリクエストを提出させたりと
ルール違反スレスレの囲い込みを続けて獲得には失敗。
(今冬電撃的な移籍で獲得に至る)
マルコ・ヴェラッティ、エクトル・ベジェリンも同様だ。
ウスマン・デンベレに対してはうまくいったが、移籍金1億1000万ユーロは明らかに払いすぎである。
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ライバルのマドリーが前人未到のCL連覇を果たし、
市場でもダニ・セバージョス、テオ・エルナンデスと
バルサも追っていた若手有望株を手に入れていく様を見せられバルサのフロント陣の無能さが伺えた。
(seiya著)
しかし新監督がフロント陣の失態を帳消しにする働きをする。
昨シーズンに比べゴール数が落ちいていたスアレスはこのところ好調をキープし
12/23のレアルとのクラシコも勝つことに成功。
満足いく補強ができなかったためウイングという伝統のポジションを捨てることになったが
サポーターの怒りを鎮静化することはできた。
(Naoki著)
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バルベルデ新監督が伝統の4-3-3を捨てる?期待の新生デンベレが負傷離脱後に採用した4-4-2がフィット
バルベルデが監督に就任して「4-4-2」システムを採用。
といっても、伝統の「4-3-3」システムを完全に捨てたわけではなく、
進化を遂げた「4-4-2」システムと言っても良い。
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ネイマールのパリサンジェルマンへの移籍で空いた
左ウイングに誰が入るのか注目が集まったが、ネイマールの移籍金の半分(1億500万ユーロ(約136億円))を
使ってドルトムントから獲得したFWウスマン・デンベレは、
公式戦出場わずか3試合目で故障により長期離脱を余儀なくされる。
デンベレ負傷後は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのほかに、
7人の選手をウイングの位置で試してきた。
だが、どの選手もバルベルデ監督を納得させることはできず、ネイマールの穴を埋めるに至らない。
そこで見出した解決策がブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ、パウリーニョを並べた
進化型「4-4-2」システムの採用だ。
今季は29試合負けがないバルサだが、開幕当初はスアレスの調子が上がらず、得点がやや物足りなかった。
しかし4-4-2を採用してからはゴール欠乏症だったスアレスの得点が復活、
バルサらしい攻撃力が戻ったのだ。
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広州恒大から移籍してきたパウリーニョは嬉しい誤算。レアルとのクラシコでは影のMVPだった
ネイマールの後任が決まらず左ウイングが固定できずにいた穴をあっという間に埋めたのが、
4000万ユーロ(約53億6000万円)で広州恒大から獲得したブラジル代表MFパウリーニョだ。
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移籍当初は、バルサスタイルにフィットするか疑問の声もあがっていたが、
日を追うごとにチームにマッチしてきている。
豊富な運動量を武器に攻守においてハードワークができる選手だが、
とりわけ中盤からタイミングよくゴール前に入ってくるダイナミックな攻撃が持ち味。
いわゆる、何もないところから得点を生み出せる選手である。
先に行われたレアルとのクラシコは影のMVPと言える大活躍であった。
上記2つ以外にも理由はあるのだろうが、伝統のティキ・タカに加え、
新しいバルサの魅力に目が離せない。
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