数字的にみれば名古屋グランパスまでが降格の危険がある
今年も例年通り、明治安田生命J1リーグの残留争いが激しい。残り3節を残し、
J1チームの半数近くが降格の可能性がある。
数字的に降格の可能性があるのは、12位の名古屋グランパスまでだろう。
過去10年の15位(残留確定)平均勝ち点が36。現在の12位の名古屋グランパス、
13位の浦和レッズが勝ち点36なので平均勝ち点はクリアしているが、
浦和レッズはアジアチャンピオンズリーグ決勝まで進出している影響で1試合消化が多いのでまだ油断はできない状況だ。
しかし、15位清水エスパルスと16位湘南ベルマーレとの勝ち点差は『4』と開きがあることを考えると、
現実的に下位3チームが3連勝する可能性は非常に低いのも事実なので、実質下位3チームは16位を狙うのが妥当だ。
湘南ベルマーレはチーム状況が厳しくジュビロ磐田は最大に伸ばせる勝ち点が34でかなり低い
現在、16位の湘南ベルマーレは監督のパワハラ問題であってか、
直近5試合は5連敗となっておりチーム状況は非常に厳しい。
18位のジュビロ磐田は勝ち点25とこれから3連勝したとしても勝ち点34と
上記の平均勝ち点まで及ばないため降格はかなり確率は高い。
他の降格圏にいるチームより直近5試合の勝ち点は一番多いが、残留のためにはとにかく勝ち続けるしかない。
17位松本山雅FCは、現在勝ち点30で残留ラインである
15位清水エスパルスの勝ち点35まで勝ち点5差と厳しいことには間違いないが、
ここ5試合1勝3分け1敗と悪くはない状況で16位に入るの可能性は湘南ベルマーレとジュビロ磐田より高い。
下位チーム対戦カード。勝ち点35で並ぶ清水とサガンの相手は?
第32節の対戦カードを見ると、FC東京vs湘南ベルマーレ、
松本山雅FCvs横浜Fマリノスと上位との対戦が待っている。
勝ち点35の15位清水エスパルスは大分トリニータ、
勝ち点35の14位サガン鳥栖は名古屋グランパス勝利すれば残留へ大きく前進できる。
そして、最終節に残されている松本山雅FCvs湘南ベルマーレの対戦で勝利したチームが残留に大きく近づくのは言うまでも無いだろう。
2019年シーズン降格するチームはどこか
チーム状況が非常に厳しい湘南ベルマーレ。堅守が光るが得点リーグ最少の松本山雅FC。
ここにきて復調してきたジュビロ磐田。
今シーズンも最後まで気が抜けない戦いが続く。
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