ヴォルフスブルクにアウェーで0-2で敗戦しベスト4進出は絶望的だったレアル
ヴォルフスブルク相手にレアルはアウェーで0-2で敗戦。
ブンデスリーガ所属で香川真司所属のドルトムントよりもリーグ順位が低い相手に
1点も奪うことができなかった。
これでジダン率いるレアルはベスト4進出が絶望的な状況になってしまう。
ヴォルフスブルクに3-0で勝利できたのはカルバハルが上がるようにモドリッチとカゼミーロがカバーしていたから
ホームサンティアゴベルナベウでヴォルフスブルクとセカンドレグを戦ったレアルマドリード。
レアルは2-0でもアウェイゴールの差でヴォルフスブルクに勝ちを譲ることになり、
軌跡でも起きない限りはベスト4進出は極めて難しい状況だった。
しかしレアルはこの試合を3-0で完封勝利し見事大逆転劇を演じてみせた。
ジダン監督の采配がすごい
またこの軌跡の勝利はジダン監督の采配があればこそで
ヴォルフスブルクの戦術のさらに上をいく采配でレアルは勝利をすることができたのだ。
ドラクスラーを封じつつカルバハルを攻撃参加させる
ジダン監督はまず、ボルフスブルクのエースドラクスラーを自由にさせないよう
右サイドバックのカルバハルに上がらせる。
カルバハルがいなくなった空いたスペースをモドリッチとカゼミーロがきっちり埋めるようカバーにいくよう指示。
それによって戦術上守備にいかざるを得ないドラクスラーが前目のポジションでボールを持てなくなってしまう。
仮にドラクスラーが他の味方選手にボールを出そうとした場合は、モドリッチとカゼミーロがボールを受ける相手選手にチェックにいきそれを阻止した。
自分の陣地でボールの出しどころがないドラクスラーは仕方なくキーパーへ戻し、キーパーのフィードでこぼれたボールに
またモドリッチとカゼミーロが拾いにカバーにいくというドラクスラー封じが完成されていた。
クリスティアーノ・ロナウドの活躍もありレアルはベスト4進出。次の相手はマンC
カルバハルのサイド突破からロナウドにラストパスが渡り、レアルが先制。
その後、コーナーキックからロナウドのヘディングで2点目。
壁と壁の隙間を狙った芸術的なフリーキックでロナウドが3点目を奪い、レアルが3-0で完封勝利。
ロナウドの圧倒的な個人技の力とハットトリックの大活躍のおかげででヴォルフスブルクを粉砕した。
ファーストレグで敗れた原因をしっかり分析したジダン采配の完全なる勝利ともいえる。
アグエロ擁するマンチェスターシティとの対戦が決定
次のレアルの相手はプレミアリーグでも屈指の強さを誇るマンチェスターシティに決まった。
マンチェスターシティは今シーズン、史上初のCLベスト4に進出したクラブである。
レアルにとっては決して油断できない相手ではあるが、
朗報なのか中盤の要ヤヤ・トゥーレが負傷し、チャンピオンズリーグには出場できない可能性があるという。
レアルに運が傾いているのかもしれない。
ファーストレグの結果は0-0。ヤヤ・トゥーレとクリスティアーノ・ロナウドが欠場
マンチェスターシティとレアルマドリードのCLファーストレグは
シティのホームで行われた。
この試合、ヤヤとロナウドは欠場。
両者とも攻撃の要を欠いたせいもあってか決定機を生かせずに0-0で試合が終了した。
セカンドレグはレアルのホームサンティアゴベルナベウで行われる。
ロナウドも大事をとって欠場だったようでセカンドレグではおそらく先発に復帰するだろう。
さらにファーストレグで負傷交代したシティのシルバはセカンドレグでの欠場が濃厚のようだ。
攻撃の2枚看板ヤヤとシルバを失ったシティは現実的にレアルに勝利するのは厳しい状況といえる。
果たしてジダン監督は初挑戦のチャンピオンズリーグでチームを決勝に導くことができるのだろうか。
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