セルティック時代に中村俊輔はマンチェスターユナイテッドのGKファン・デル・サールからFKを決めている
2022年現在44歳の中村俊輔は引退せず
J2横浜FCに所属し、がんばって現役を続けている。
今日はそんな世界的なフリーキッカー中村俊輔の
ベストフリーキックをまとめている動画があったので紹介していきたい。
やはり最初に紹介すべきはセルティック時代に決めたフリーキックだろう。
2006年当時スコットランドの名門セルティックに在籍していた中村俊輔は
チャンピオンズリーグでマンチェスターユナイテッドと対戦。
試合はマンチェスターユナイテッドがリードしていたが、セルティックにフリーキックが与えられる。
そこで名手中村俊輔が登場。
今と変わらぬ芸術的なFKで30ｍの距離からズドン！とマンチェスターユナイテッドのファン・デル・サールからゴールを決めた。
ファン・デル・サールはファーガソンが認めたワールドクラスのGK
ファン・デル・サールは元マンチェスターユナイテッドの
監督アレックス・ファーガソンが伝説のGKシュマイケルと同等の実力があると認めたGKである。
事実ファーガソンはシュマイケルが退団した後のGK捜しに苦労しやっとの思いで
ファン・デル・サールを獲得したことを自伝で語っている。
詳しく知りたい方はこの分厚いファーガソンの人生が事細かに書いてある自伝を読んでほしい。
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そのワールドクラスのゴールキーパーからフリーキックで決めた中村俊輔は本当にすごい選手だということだ。
もう一つファン・デル・サールからフリーキックを決めていた
2006年にまたも中村俊輔はファン・デル・サールからゴールを決めている。
もちろん舞台はチャンピオンズリーグでスコアレスの中、セルティックはフリーキックを獲得。
キッカーは中村俊輔。
その足で蹴ったボールはファン・デル・サールの手をかすめゴールに吸い込まれた。
まさに芸術弾！
このオランダ人のワールドクラスのGKにとって中村俊輔という日本人は悪夢にだったに違いない。
同じような位置で2度もフリーキックを決められたのだから。
2015シーズンは横浜マリノスで日本代表GK「六反」「東口」「西川」の3人からFKを決めている
Jリーグの2015シーズンは大久保嘉人の3年連続得点王やサンフレッチェ広島が
4年で3度目の優勝をするなどが話題になったが
もうひとつ振り返っておくべきことがある。
それは日本が代表するファンタジスタ中村俊輔が
当時日本代表GKであった
ガンバ大阪東口
浦和レッズ西川
ベガルタ仙台六反
の3人からFKを決めたことだ。
これは本当にすごいことである。
言葉にならないくらいに。
中村俊輔本人はテレビ番組で浦和レッズの西川周作から決めたゴールがベストだと言っており、
小柄な西川では飛びついても触る事のできないギリギリのコースをついたという。
サッカー解説者の方が「技術は衰えないことの証明」と言っていたがまさにその通り。
中村俊輔はこのとき37才だったが代表に呼ばれてもおかしくないパフォーマンスだった。
J1で若い選手達と同じようによく走り、衰えを感じさせないプレーをしている。
全盛期の日本代表中村俊輔がいれば日本代表セットプレー問題が解決
2015年なぜ中村俊輔は日本代表に呼ばれないのだろうかと思っていた。
年齢が高いからという理由で呼ばれないのだとしたらそれは間違いである。
すでに引退してしまったが
イタリア代表のピルロは36才で代表に呼ばれていた。
日本はすぐに年齢で決めつける癖があり
今活躍している選手を呼ばず、調子が悪い若い選手を使うのだ。
日本代表今活躍している選手が集う場所であり、そこに年齢制限を設けるのはいかがなものかと思う。
代表でフリーキックを決めてきた本田圭佑が2018年以降日本代表から遠ざかり
2022年現在の森保ジャパンで唯一弱点とされているのがセットプレーであり
フリーキックやコーナーキックからの得点があまりにも少ない。
2022年現在44歳となり、横浜FCで引退せずプレーをしている
今でも世界から称賛される俊輔の魔法の左足が必要だと考える。
もう一度中村俊輔が日の丸のユニフォームを着てFKを決める瞬間をみてみたいと思う時があるが
それだけ2010年以降の日本代表に中村俊輔以上のキッカーがいないことを物語っている。
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