アルバロモラタ 22才 ユベントス所属 ポジションCF
身長187cmの体格のいいこのストライカーは、パワーだけでなくスピード、テクニックも合わせ持ついわゆる万能型のセンターフォワードだ。
足元のゴールはもちろんのこと、上背があるので空中戦に強く、ヘディングでのゴールも可能だ。
また本来はCF9番のポジションの選手だが、前所属のレアルマドリードではウイングで起用されていたので、ドリブルでの突破力、スペースの裏へ飛び出す能力が高いことが証明されている。
逆に苦手としているのが、マークを外す動きと、前線でボールを長い時間持っていることだ。
日本代表でいえば本田圭佑のようなボールをキープする動きは得意ではないのである。
レアル時代にウイングでの経験があるせいなのかはわからないが、センターフォワードで起用されているにも関わらず、サイドに流れてボールを貰おうとする傾向にもある。
これも1つの改善点にあげられる。
ただ結果だけは確かに残しており、前所属のレアルマドリードでは、シーズンを通して8ゴールを決め、今シーズンもユベントスでセリエAのリーグ戦は8ゴールをマークしている。
決定力でいえば、同世代のハリー・ケインやイカルディには劣るもののスペインにとっては待ちに待ったストライカーであることは間違いない。
チャピオンズリーグ2度目の優勝へバルセロナを倒す
「バルセロナから得点しても、マドリーから得点したときほど心は痛まないだろうね」。ユベントスのFWアルバロ・モラタは、スペイン・リーガ時代の宿敵と対戦する6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝を前にこう語った。
モラタは昨年夏、この大会でレアル・マドリーCFの優勝に貢献したあとユーベに移った。今回ベルリンで栄冠を獲得できれば、異なるクラブの一員として2季連続で欧州クラブサッカー界の頂点に立った4人目の選手となる。そのためには、準決勝のマドリー戦で2得点しながらもゴール後に喜ばなかったモラタがよく知るチームを、ビアンコネーリ(ユベントスの愛称)が倒さなければならない。
「もちろん、バルセロナから得点しても、(準決勝で)マドリーから得点したときほど心は痛まないだろうね。でも、喜ぶことを考える前に実際に得点する必要がある」とモラタは言う。「チャンピオンズリーグの決勝でバルセロナから得点することは、簡単な仕事ではない。僕はマドリーで長年プレーしていたけど、それが特別なモチベーションになると言うつもりもないよ。だってチャンピオンズリーグの決勝でプレーするのに、特別なモチベーションなんていらないからね。それでもバルセロナとの試合は、いつだって個人的には特別なものになる」
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レアルマドリードを戦力外になり、準決勝では見事自分のゴールで古巣をやっつけたモラタ。
次なる相手はあのバルセロナであり、おそらくはモラタがゴールし勝利した前のバルサとは比べものにならないほど、ものすごい強いチームになっている。
メッシ、スアレス、ネイマールと南米トリオは今シーズン得点を量産。リーガ、コパ・デル・レイもあっさりと優勝してしまった。あとはチャンピオンズリーグで優勝するだけではあるが・・・
ユベントスの守備とこのスペインFWがその3冠達成を阻止することは十分に考えられる。
この決勝で結果をだせば、モラタの価値は急上昇するに違いない。古巣のレアルマドリードが手放したことを後悔するほどの大活躍を期待したい。
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