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韓国の英雄朴智星を超える存在ソン・フンミン
ソン・フンミン(孫 興慜)
ポジションFW 23才
韓国が生み出した現時点でアジア人最高のFW。マンチェスターユナイテッドや韓国代表で長く活躍した第2の朴智星となりうる逸材。
事実、2013年に当時ファーガソン率いるマンUはソン・フンミンの獲得に動いている。
年齢的にも23才とまだ若く将来的には韓国代表を背負って立つ選手といえるだろう。
ハンブルガーSVの下部組織に入団しレバークーゼンに移籍
ハンブルガーの下部組織に入団したソン・フンミンは2010年にプロデビューすると3シーズンで20得点を挙げる活躍をみせる。
そして2013年にドイツの強豪レヴァークーゼンに移籍。さらに得点力に磨きをかけたソン・フンミンは在籍した2年で87試合29ゴールをあげ、世界にその名を轟かせた。
レバークーゼンには過去に元ブラジル代表のルシオ、元ドイツ代表で新皇帝と言われたバラック、
元日本代表で川崎フロンターレの監督風間 八宏、元日本代表の細貝 萌、
現在レアルマドリードに在籍しているダニエル・カルバハル、バイエルンのビダル、
ドイツ代表のシュールレなど数多くの名プレーヤーたちが在籍していたドイツの超名門である。
そこでレギュラーとして活躍していたのだから正直すごいとしかいいようがない。
ソン・フンミンのトッテナム移籍についてドイツメディアは批判
今夏、ソン・フンミンが望んでいたプレミアリーグへの移籍がついに実現した。その移籍金は41億円とされアジア人選手に支払われた最高額である。
ソンが移籍する前は元日本代表の中田英寿がパルマに移籍した33億円がアジア人最高額であったが、それをはるかに上回る額で彼はトッテナムに移籍した。
14年間破られなかった記録がついに韓国人プレーヤーによって塗り替えられた。日本人としては悔しくてたまらないし、日本人選手に記録を破ってほしかったという気持ちもある。
日本ファンは「ソン・フンミンはますます発展している。現アジア最高のFWだ」「ソン・フンミンがトッテナムに行った、行かなかったよりヨーロッパで彼に対する評価が高いね」「最近レバークーゼンの試合に出てこなかった理由はトッテナム移籍のためだったのか」「英国で通用しそう」「ソン・フンミンは走力があってシュートパワーもあるからEPLをよく合う」「パク・チソン神話を越えられるだろうか?」「まだ23歳だ。羨ましい」「スター性のある選手」など、様々な反応を見せている。
http://siokan5000.blog.fc2.com/blog-entry-3873.html
このソン・フンミンの移籍について、日本のファンからは賞賛の声が多数あるものの一方でドイツ国内のサッカー関係者は快く送り出すという感じではない。
「ソン・フンミンの虚言の裏には父親ソン・ウンジョンの野心がある。彼は息子をおもちゃにしている。サッカーでは金が選手を滅ぼすこともある」
ソン・フンミンは26日、レバークーゼンのチーム練習とチャンピオンズリーグの試合に参加せず、ロンドンでメディカルテストを受けて同僚に恨まれた。
ハカン・チャルハノールは「ソン・フンミンは良い人だったが、間違った助言を聞いている。ソン・フンミンに電話してメールも送ったが返事はなかった。彼がどこにいるのか知らない。それが私を悲しませる」と語った。ソン・フンミンの突然の移籍にキースリンクは「ソン・フンミンにすごく失望した。彼の移籍は驚くべきことで衝撃を受けた」と伝えた。
http://siokan5000.blog.fc2.com/blog-entry-3877.html
この反応はソン・フンミンの態度が悪かったことが原因である。試合をボイコットして移籍を進めていたからであろう。
トッテナムに移籍し、初挑戦のプレミアリーグでソン・フンミンは活躍できるのか
いま韓国のメディアではこういう論争が巻き起こっている。
パク・チソンと香川の最大の差はずばり体力と精神力だ。
パク・チソンは”2つの心臓”と呼ばれるほど疲れを知らない体力を誇った。
技術や体格の劣勢をあきらめずに食い下がる精神力で埋めた。逆に香川は優れたサッカーセンスを持っていたが、プレミアリーグの荒いスタイルに適応できなかった。
体力的な劣勢を自ら認め、激しい体の競り合いに抵抗するより避けようとした。
様々なポジションを消化することにも困難を経験した。http://siokan5000.blog.fc2.com/blog-entry-3879.html
ソン・フンミンが韓国の英雄でプレミアリーグで9年間活躍したパク・チソンになるか、それとも2年でドルトムントに復帰した日本代表の香川真司になるかということだ。
テクニックの面でいえばパクよりも香川のほうに分があるが、フィジカルと体力面で比べると朴智星のほうがはるかに上である。
この驚異的なスタミナがあったからこそ朴智星はマンチェスターユナイテッドで長く在籍し、活躍できたのだろう。後は監督がファーガソンだったというのも大きい。
おそらく彼が監督ではなかったら韓国人を重用したとは考えにくく、香川の場合は監督がモイーズになった途端ベンチ暮らしが続いてしまっている。
ソン・フンミンの長所はやはりカウンターでの得点力だった。
ヴィセは「カウンターの状況で、素早い動きに続くペナルティエリアからのワンテンポ速いシュートは、ソン・フンミンの長所だ。ゴールを放った試合では活躍がかなり良い方だった」として、試合のテンポが速いプレミアリーグでの成功を願った。http://siokan5000.blog.fc2.com/blog-entry-3875.html
ドイツのダニエル・ヴィセ記者はこう語っており、ソン・フンミンはカウンターのときに素早くシュートを打てるのだという。
これはプレミアリーグで活躍するのには適しているだろう。少ないタッチ数と高い個人技で打開するプレミアの戦術に対しては、このような要素が必要になってくる。
ソン・フンミンの場合は、プレミアのテンポにすぐに順応できる可能性が高く、怪我さえしなければゴールを量産できるのではないかと予想する。
これを読んでいる皆さんはソン・フンミンが移籍金に見合った活躍をできると思うだろうか?是非Facebookやツィッターで意見を聞かせてほしい。
ソンの移籍金は高額なだけに結果が出なかったときのメディアの攻撃は容赦ないと思うが、それに負けず同じアジア人として頑張ってほしいところである。

Naoki

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