日本代表では活躍ができていない武藤嘉紀。ブンデスリーガでは年間ベストゴールに選出され脚光をあびる
2018年6月に開催されたロシアワールドカップで日本は
ベスト16という結果をだしたが、
代表メンバーに選ばれたものの控えで過ごした選手が数多くいた。
ある程度メンバーを固定して日本は4試合を消化。
ドイツから今シーズンプレミアリーグのニューカッスルへと活躍の場を移した
武藤嘉紀もワールドカップをベンチで過ごした選手の1人である。
ワールドカップで活躍できなかった武藤だったが、なぜか
プレミアリーグへとステップアップ。
その理由はブンデスリーガでの彼の活躍をみればわかる。
個人技に優れた武藤は2017-2018ブンデスクラブ年間ベストゴールにも選出されており、
そこをニューカッスルのベニテス監督は評価したのだろう。
もちろんシュートの技術だけでなく体幹の強さなども評価されたに違いない。
ニューカッスルはカウンターのチーム。個人技で優れる武藤嘉紀にベニテス監督はほれた
武藤が移籍したニューカッスルはサッリ監督のチェルシーや、グアルディオラのシティのように
流動的なパスからゴールを決めるチームではない。
いわばその逆で相手の嫌なとこをつき、カウンターで相手を仕留めるチームである。
8月に行われたプレミアリーグのチェルシー戦を観戦したが、
ニューカッスルは立ち上がりから5バックをしき、1トップのロンドン一人を残し
ベタ引きしてカウンターの機会を狙うサッカーを徹底していた。
その試合は結局個人技で勝るチェルシーが2点をとり勝ったが、
戦力差で劣るニューカッスルがあの戦術をしたのは間違いではない。
後半に武藤は投入されたがゴールをとることができず、結果をだせなかったが
この試合の後もベニテスは彼をスーパーサブとして使い続けている。
個人技で打開する武藤はベニテスがほれた選手であることがここから読み取れるだろう。
ビッグクラブマンチェスターユナイテッド戦で待望のプレミアリーグ初ゴール。
ずっとスタメンをはってきた9番のロンドンの代わりに
ついに日本の武藤嘉紀がプレミアリーグ初先発をはたす。
ぺレスとの2トップを組むかたちで起用された。
しかも相手はあのマンチェスターユナイテッドだ。
タレント軍団でもあるユナイテッド相手にニューカッスルは善戦。
そしてぼくら日本のファンが待ちに待ったゴールの瞬間がやってくる。
Muto’s goal will give him a bundle of confidence! Would absolutely love it if we were the team that sacks Mourinho 😂 #MUNNEW #NUFC pic.twitter.com/iP9GMVc1u9
— ToonArmy.com (@toonarmy_com) 2018年10月6日
こちらからマンチェスターユナイテッドの公式サイトの動画をみれます↓

前半10分右サイドからのクロスを上手く体の強さを活かし収めた武藤は
反転シュート、放ったボールは名手デ・ヘアもとることができずゴールにすいこまれた。
「素晴らしいゴール。最高の補強ということがわかった」
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スカイスポーツではこのように武藤のゴールを評価。
チームは逆転負けをしてしまったが、武藤は監督に最高のアピールをすることができた。
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現在8節を終え、未勝利のニューカッスル。
順位は19位と降格圏にいるので、ここは浮上のきっかけをつかむためにも
ベニテス監督には是非とも武藤をスタメンでこれからも使ってほしいものである。
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