4年後のカタールW杯はクリンスマンでいいの?日本代表監督候補4人を選んでみた!

サッカーコラム
この記事は約8分で読めます。

ロシアワールドカップをベスト16に導いた西野監督は退任。クリンスマンが就任決定的

ロシアワールドカップを

ベスト16で終えた日本。

南アフリカ以来自国開催以外では2回目となる16強である。

ベスト8も可能性はあったが、力及ばず、日本の挑戦はここで終わった。

日本を率いた西野監督は大会後退任。

後任はドイツ代表監督、さらにアメリカ代表監督も務めたクリンスマンが決定的のようだ。

クリンスマンといえばドイツを前回大会優勝に導いたレーブをコーチに抜擢し

彼を育てた名将である。
Embed from Getty Images
選手時代は金色のロン毛をなびかせ、多くのゴールを決めた。

優勝したドイツのサッカーを学ぶことができるのは日本にとって大きなプラスになるかもしれない。

でもちょっと待ってほしい。

日本人監督だよねという流れに世間がなっているのにまた言葉が通じない外国人監督でいいのだろうか?

そしてクリンスマンが仮に成功したとしても、そのまた4年後は同じくドイツ人監督にするのか?

アメリカ代表のように監督が退任してから弱くなってしまうのではお話にならない。

そこで個人的にクリンスマンじゃない人だったら誰に率いてもらいたいか紹介していこうと思う。

 

戸田和幸 サッカー解説者

Embed from Getty Images
ロシアワールドカップでも解説者を務め、知識、サッカー観はかなりのレベルの人物である。

現役時代は海外でもプレーし、日韓ワールドカップでは代表に選ばれた。

おそらく今の日本人解説者の中では、一番ヨーロッパのサッカーに精通している人物であり、

どんなサッカーをするのか個人的にすごく興味がある。

今一番日本を率いてほしい日本人監督候補の一人だ。

S級ライセンスももっているので、いつでも監督が可能。

若いし推薦したい。

 

名波浩 ジュビロ磐田監督

Embed from Getty Images
どん底に落ち、プライドも傷ついたジュビロを立て直した

名将である。

ジュビロサポーターは代表監督にしたら怒りそうだが、

申し訳ないけど、日本の国のために犠牲になっていただきたい。

フランスワールドカップを現役時代10番をつけプレーし、

イタリアでもプレー経験がある。

申し分ない経歴だし、何よりカリスマ性があるので

今までにはない日本代表がみれそうだ。

ジュビロ磐田では30後半になった中村俊輔を獲り、「俺は年齢で判断しない」

という発言が印象的だった。

ベテランだけではなく、川辺などの若い選手も抜擢。

ジュビロからは小林祐希という選手を代表に送り出している。

指導技術も高いものがあり、代表をよりよく導いてくれる手腕が名波監督にはあると思う。

 

中田英寿 実業家?

Embed from Getty Images
歴代日本代表選手の中でおそらく一番カリスマ性のある人物。

キングカズがもちろん一番だが、彼はまだ選手なので、

引退した中で比べたらヒデに勝てる人物はいない。

イタリアのセリエA全盛期で10番をつけプレーし、

イタリア代表のブッフォンからミドルを決めた日本人。

イタリア語を流暢に操り、ザッケローニ監督とは通訳なしでしゃべることができる

頭のよさ。

世界のサッカーを知り、海外で活躍していたいヨーロッパの元選手とも交流関係がある唯一の日本人。

ワールドカップには3大会に出場し、ゴールも決めている。

これだけの経歴があれば監督就任に文句のある人はいないだろう。

だがおそらく、国民が望んでもヒデは監督をやらないと個人的には思っている。

残念ではあるが。

 

ビラス・ボアス フリー

Embed from Getty Images
上海上港を2017年で退任し、レーサーへと転身?し

現在は監督業をお休み中の元青年監督。

チェルシーなどのビッグクラブを率いたことがあり、

ポルトを2010-2011シーズンに率いた際には

就任1年目でEL、リーグ、国内カップの3冠を達成。

また他の監督とは違い、プロ選手経験がなく、

17才でC級ライセンスを取得した異色の経歴を持つ。

外国人監督だが、日本代表監督には向いていると個人的には思う。

理由は彼の戦術にある。

成功したポルトでも失敗したチェルシやスパーズ時代でも

ボアスはウイングを活かした攻撃を志向してきた。

スピード、アジリティ、クックネスに優れた選手が多く存在する

日本はボアスにとって宝の山なのではないだろうか。

乾、原口などは日本人ウインガーの完成形で、

ロシアワールドカップでも流れの中からこの2人は

ゴールを決めている。

だとすれば日本らしいサッカーを継続するのに必要なのはこのサイド攻撃の強化である。

またボアスは攻撃的サッカーを好み、チェルシー時代ではものすごく高いラインをしいて戦っていた。

これにより守備が崩壊したわけだが、足の速いCBがいれば成功していたと思われる。

ポゼッションサッカーを志向するボアスと攻撃サッカーが好きな日本人。

これはもはや相思相愛。

外国人監督にするなら今のところボアス以外に私は思い当たらない。

現役監督ならエメリ、トゥヘルなどがいるが、おそらく日本サッカー協会では

招へいは無理なのでボアスが一番可能性があるだろう。

 

西野監督続投でもいいが将来的なことも考え若い監督を推薦したい

今回ワールドカップで指揮をとり、グループステージ突破を決めた西野監督続投でも

問題はないと思うが、

年齢的なことも考えると若い監督のほうがいいのではと考える。

(ただ国民が望んでも西野さん本人は元々臨時のつもりだったからやる気はなかったかもだが。)
Embed from Getty Images
ベスト8に勝ち進んだイングランド代表のサウスゲート監督は47才と若かった。

あの若さがあるからこそ、イングランドが若手主体でありながら結果も出せたのだとも思う。

それと日本人監督にするなら現役時代にワールドカップに出場していたどうかも重要な要素。

これを経験しているかしてないかで監督の手腕に大きく差が出るだろう。

岡田武史監督は98年フランスワールドカップを経験したからこそ

南アフリカで結果を出せたし

西野監督もアトランタ五輪を戦った経験があってロシアへの躍進につながった。

ヨーロッパのサッカーに普段触れていない元Jリーグの選手ではやはり経験不足という問題がある。

世界を知る日本人監督の誕生を是非みたいものだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました