【今大会最低の試合】ポーランド対日本代表にネットの反応は？

勝ち点3を取りにいった日本は先発を6人入れ替え。西野監督は酒井高徳を右サイドへ大胆起用

ポーランドとは引き分け以上という条件だった日本。

この試合、無理に勝つ必要はないので

決勝トーナメントにむけて主力選手の疲労蓄積・イエロー累積を避けるため

西野監督は先発6人をシャッフルした。

前線は武藤と岡崎

サイドには宇佐美。さらに驚いたのはサイドバックである酒井高徳を

右で使ったことだ。

しかしこの先発の入れ替えは結果的に失敗する。

前半、相手のスペースが空いているにも関わらず、攻め手を欠く日本。

これだというチャンスシーンでは武藤と宇佐美の連携が合わず、チャンスを潰した。

武藤と宇佐美はボールを持つ時間が長く、球離れが悪い。

ここがネックとなり、ゴールにつながらない。

さらに後半に入ると早々に岡崎が足を痛め、大迫と交代。

そして0-0のまま試合が進むとセットプレーからまたしてもマークの甘さにより失点。

センターバックを昌子から槙野に変えたが、ここは変えなくてよかったかもしれない。

乾を投入し1点を返そうとするもゴールは決まらず。

なんか悪い時の日本に逆戻りした感じだった。

点を取るのを西野監督はあきらめたのか、コロンビアがリードしている情報を得て

作戦を変更する。

負けていてもこのままの得失点ならセネガルにフェアプレーポイントで上回り

勝ち上れるということで完全に守りに入った。

長谷部を投入し逃げ切り？図る日本。

ポーランドも初勝利をあげられるということで前からこなくなり、

緩い場面が続く。

会場内はブーイングの嵐だったがこれを日本は貫き

他力で2位でのグループステージ突破を決めた。

西野監督の決断とコロンビアの底力に脱帽

今回の試合内容、結果ともに褒められたものではなかったが

8年ぶりのベスト16を日本が決めたことには賛辞を送りたい。

まず西野監督のベンチワークである。

歴代の日本の監督なら慌てる場面で、コロンビアが勝つということを見込んで

終了間際10分間を自陣でのパス回しに徹したことはすごいと思う。

おそらくピッチに出ていた11人ではポーランドから点が取れないとあきらめたのだろう。

西野監督は本物の勝負師だった。リスクが少ないほうを取る。

ポーカーの世界チャンピオンみたいな戦い方である。

またあの日本を苦しめたセネガルから無失点で1-0で勝ったコロンビアもすごかった。

コロンビアはベスト8が無理だと前の記事でも書いてしまったが、

謝罪したい。

コロンビアは予想を裏切らない、初戦を落としても突破できる底力をもっているチームだった。

コロンビアの頑張りによって日本は敗戦してもベスト16に駒を進めることができた。

本当に感謝したいと思う。

フェアプレーポイントでベスト16。ロシアW杯ポーランド戦にネットの反応は？