ヤマザキナビスコカップ改めルヴァンカップ最初の王者は浦和レッズ
皆さんはヤマザキナビスコカップがルヴァンカップに名称が変更になった理由をご存知だろうか。
ヤマザキナビスコは元々山崎セパン、米ナビスコ、日綿実業(現・双日)の合弁会社であり、
今年にモンデリーズ・インターナショナル・インク(ナビスコの親会社)とヤマザキがライセンス契約を終了し、
ナビスコの名前が消え、あちらの商品であるリッツとオレオを含む4商品は
ヤマザキは販売できなくなってしまった。
そしてヤマザキは今年に、新商品である「ルヴァン」を発表。
リッツやオレオに負けない新しい魅力あるお菓子を出した。
ナビスコが抜けたことでヤマザキナビスコの名前をJリーグカップの名前には使えなかったため、
商品名のルヴァンとなったのだ。
ちなみにこのルヴァン、美味しいと友人から聞いており、私もすごく食べたいなーと思っているところ。
皆さんはもう食べられただろうか?
そんなルヴァンになってからの最初の王者は優勝を待ち望んでいた浦和レッズに決まった。
浦和レッズとのガンバ大阪との力の差がデータの数字でも明らかに
浦和レッズとガンバ大阪との決勝戦は浦和のホームスタジアムである埼玉スタジアムで行われた。
先制されたほうが勝つ確率が高いとされるルヴァンカップだが
結果は先制したガンバではなく、追いついた浦和レッズがPK戦の末勝利を収めた。
試合内容
- ボール支配率:浦和レッズ57% ガンバ大阪43%
- アタッキングサードでのプレー回数:浦和レッズ373回 ガンバ大阪212回
- ペナルティエリアプレー回数:浦和レッズ40回 ガンバ大阪31回
- 敵陣のパス数:浦和レッズ336本 ガンバ大阪210回
- 敵陣でのパス成功率:浦和レッズ74.7% ガンバ大阪70.5%
内容的にも浦和がすべてにおいてガンバを数字上で上回っており、チームとしての完成度を示した。
ハリルホジッチ監督は成績不振で解任?後任を仮に選ぶとしたらペドロビッチと長谷川健太どっち?
ハリルホジッチは日本代表監督に就任してから成績があまり良くないことから
マスコミから解任だと騒がれている。
この前のオーストラリア戦を観る限りは大丈夫だと個人的には思う
ただ選手との不仲説も浮上し、信頼を得られていないというガセのような情報も飛び交っており
もし仮に本当だった場合のことを考えるとハリル下しが始まってもおかしくない。
そんなハリルを解任した場合の監督人事だが、やはり現実的に考えて欧州の実績よりもJリーグの監督としての実績を重視し
国内リーグで活躍する監督を選ぶべきだと私は考える。
そこで監督に推すなら、先日のルヴァンカップ決勝を戦った浦和のペトロヴィッチ監督かガンバの長谷川健太監督
どちらにするか考えていこうと思う。
浦和レッズ ペトロヴィッチ監督
まず浦和のペトロヴィッチ監督だが、もし日本代表監督になった場合、早期に結果を出すのは
難しいと考える。
理由は、広島時代から数えて11シーズン目でようやくタイトルをとったところである。超攻撃的で、かつ複雑な戦術をとる
ペトロヴィッチのサッカーは選手に浸透させるのに時間がかかり、それを結果という形に結び付けるためには
代表の少ない日程を考慮すると短期では無理だからだ。
1トップ+2シャドーで3バックのフォーメーションをとっているクラブは欧州を見渡しても思い当たらない。
ザッケローニが3-4-3を日本のオプションとして浸透させようとしたのに失敗した例を踏まえれば簡単にはいかないだろう。
オリンピックの年代からやらせてA代表と兼任させるトルシエ時代の方式ならうってつけの監督。
ただ時間がないためロシアワールドカップで最低ベスト16を掲げるなら他の監督を選ぶベきだろう。
ガンバ大阪 長谷川健太監督
次にガンバ大阪の長谷川健太監督である。
長谷川健太監督はガンバ大阪を率いての就任1年目でガンバをJ2優勝を達成し、1年でのJ1復帰を成し遂げる。
さらに2年目にはJ1優勝、ナビスコ、天皇杯と3冠を達成。
結果を早々に出した。
Jリーグでの輝かしい実績から専門家の間でも代表監督に推す声も多く、
ドーハの悲劇のときの代表メンバーであり、清水エスパルスではナビスコカップ優勝を経験
カリスマ性があり、選手時代の実績も申し分ない。
日本人監督であることも選手とのコミュニケーションをとりやすく、Jリーグを知り尽くしている点も
日本代表監督に就任するにはプラスだろう。
もし仮にペトロヴィッチと長谷川健太のどちらかを監督に推すかと聞かれたら私は長谷川監督の以上の理由から推薦する。
それはいちファンとして。
もし東京オリンピックから長期目線で選ぶならペトロヴィッチ監督である。
あの浦和の攻撃的サッカーは魅力。
世界のトレンドからは外れているサッカーかもしれないが小柄な日本人には合うサッカーだと思うので
強い代表を作ってくれることを期待できるのではないだろうか。
元セレッソ大阪監督クルピと元日本代表監督ザッケローニを推す声も
日本代表サポーターからは元セレッソ大阪監督であるクルピを推薦する声も少なくない。
クルピはセレッソで乾、香川、清武、柿谷、山口などの今の日本を背負っている代表選手を数多く育て上げた育成の名人である。
ポジションを変えながら流動的に攻撃するサッカーが特徴で守備に難があるものの観ている人がわくわくするような
サッカーを好む。
日本の志向するパスサッカーを基本としているため代表監督に就任すれば早々に結果を出してくれると期待する。
次にハリルが解任となった場合現在、有力視されているザッケローニである。
ブラジルワールドカップまでの4年間指揮をとり、アジアカップ、東アジアカップという2つのタイトルを日本にもたらした。
アジアでは敵なしだったザックジャパンだったが、ブラジルでは守備が崩壊し自分たちのサッカーができず1勝もできなかった。
ザック本人も失敗を経験したことで、おそらく前よりは世界との戦い方を勉強できたはず。
今の日本代表選手の多くはザックが起用していたことから今すぐに監督に復帰しても早期に結果を出してくれると思う。
結論は日本代表監督はハリルホジッチが続投すること
いろいろな監督をこれまで紹介してきたが
やはり一番いいのはハリルホジッチ監督が代表監督を続投することである。
ただ長期を見据えて、日本人監督に思い切ってするのだったら解任もありだと思う。
実績のある外国人監督をハリルの代わりに呼ぶのだったら解任は反対といったところだ。
ハリルホジッチはあの日本人にとても人気があるユーゴスラビアでは伝説となっている
オシム元日本代表監督と同じ国の出身。
ガンバ大阪の今野泰幸はハリルホジッチの印象について「オシムさんに似ているかも」と言及している。
そんなオシムさんのような雰囲気を出すハリルホジッチを解任するのは日本にとってはマイナスだと思うし、
オシムさんもハリルホジッチが就任した当初に
日本にとっても彼のような人材はとても重要だろう。日本でうまくかつ確実に成功できると思う
オシムがハリルJに口を閉ざす理由。メディア不信と、両者の微妙な関係。(田村修一)「OK、それがどうかしたか?」今から3週間ほど前、次期日本代表監督としてヴァイッド・ハリルホジッチが理事会に推薦されたことを伝えると、イビチャ・オシムは声のトーンを少し下げて、
と語っていることから日本を次のステージの押し上げてくれるそんな気がしてならない。
ワールドカップ出場は確定してないし、出場できない可能性が高いかもしれない。
それでもこの監督に賭けてみてもいいのではないだろうか。
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