サッカーJ1は第1ステージ第13節のうちの8試合が行われ、暫定首位の浦和レッズが開幕からの負けなしを12試合に伸ばしました。J1の第1ステージは残り5試合です。
▽レッズはホームに鹿島アントラーズを迎えて対戦しました。レッズはオウンゴールで先制を許しましたが、後半26分に武藤雄樹選手のゴールで追いつき、38分の関根貴大選手のゴールで勝ち越して、2対1で競り勝ちました。レッズはこれで開幕から12試合負けなしです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150523/k10010089681000.html
選手層の厚さがリーグ戦で負けなしの結果を生んでいる
大宮アルディージャからズラタン
ベガルタ仙台から武藤

サンフレッチェ広島からは石原
清水エスパルスから高木
昨季3冠のガンバ大阪も完封、失点0の堅守
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は試合後にこうコメントしている。
試合前に選手に伝えたポイントは3つです。おそらくどのチームもガンバの強さは分かっていると思いますが、それでも3冠を取りました。分かっていてもやられてしまう強さです。自陣で8枚のブロックを作って組織的な素晴らしい守備をします。そして、素早くパトリックと宇佐美にボールを出し、2人の決定力とクオリティーで得点するチームです。3つ目は、セットプレーです。遠藤の質の高いボールを生かしながら、得点をしていきます。誰もが分かっていながら押さえられないからこそ、彼らは3冠を獲ったのです。
今日の試合の中で特に求めたことは、2人のカウンターに気を付けて押さえることと、リスク管理をすることです。彼らに時間とスペースを与えれば、危険な形を作られます。攻撃から守備への切り替えを早くすることを強く求めました。我慢強く試合をする中で、選手たちはよく意識してくれたと思います。ガンバも素晴らしいプレーをしたと思いますが、ゲーム自体は我々が勝利に近かったと思います」
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重要なのはここです。
2人のカウンターに気を付けて押さえること
この日浦和は宇佐美貴史とパトリックに対して決定的な仕事をさせませんでした。
特にペナルティエリアの中での2人のチャンスはほとんどなかったように感じます。
唯一遠藤のフリーキックがいいコースに飛んだところでしょうか。
しかしこれも西川周作がスーパーセーブで防いでいます。
さらに攻撃の面では宇賀神のサイド突破が非常に有効にきいていた印象で、
浦和の3バックの強みが存分にでた試合だったのではないでしょうか。
ペトロヴィッチ監督の言う通り、前回対戦したときとは比べものにならないくらい内容も
完璧な試合をガンバ相手にしたと思います。
結局警戒されていた宇佐美、パトリック、遠藤は何もさせてもらえなかったわけですからね。
と言ってもこの2チームは間違いなく優勝を争うことに後半もなるだろうと予測されます。
次はガンバもさらに本気で挑んでくるであろうことからアウェイというところも考慮して
さらなる対策を監督、選手はしていかないと簡単に勝ち点3を獲られてしまうことになるでしょう。
残り試合は柏、サガン、清水、ヴィッセル、新潟
残りの浦和の試合相手はサガン鳥栖、柏レイソル、清水エスパルス、ヴィッセル神戸、アルビレックス新潟となります。
この中で警戒すべきなのはサガン鳥栖でしょう。
昨季優勝を目指し、残り試合を落とせない中まさかの鳥栖相手に引き分け。終了間際にセットプレーで失点してしまいました。
今の浦和には確かに鳥栖でいう豊田的な役割を果たすズラタンもいるので、
明日の試合は戦力的にはかなり有利なことは間違いないです。
ただ川崎やベガルタに引き分けているところから、
負ける可能性は低いとしても引き分けという結果は十分に考えられます。
確実に勝利するためにも前半のうちに2点以上得点しておき、
差をつけておいて相手の終盤の厄介な粘りで失点されても大丈夫なようにしておくことが重要かなと思います。
後はコーナーキックを打たせないようになるべくマイボールにすることでしょうか。
セットプレーだけは山形の戦い方をみてわかるように、弱小クラブがビッグクラブに勝つ手段として最も有効な戦術であることは間違いなく、
一瞬の気のゆるみで失点してしまいます。
そのためDFはじめすべての選手に集中力が求められることは間違いないでしょう。
残りの試合については特に警戒することはなく、普段通りのサッカーをしていれば大丈夫かと考えます。
ACLで粘り強いサッカーをしている柏レイソルは危険かも
ACLで対戦した水原三星の鄭大世(チョン・テセ)は試合後に
「浦和と柏の違いは、柏のほうがゲーム運びがうまいということでしょう。このノックアウトステージのような試合でのゲーム運びは柏の方が上でした。ある程度相手に合わせることもできるし、状況に応じた判断をして帰ることもできる。その判断が全員一致している。それに展開に応じて、相手が一番嫌がるプレーをできる。僕たちはそれができませんでした。組織力と意思の統一の差を感じました」
柏レイソルと浦和レッズの違いをACLで対戦したチョン・テセが証言 - ライブドアニュース現在Kリーグの水原三星でプレーする鄭大世(チョン・テセ)は、ACLラウンド16の第1戦では1ゴール1アシスト、第2戦でも先制点をあげるなど、大活躍をみせた。だがチームの方は第2戦で2−1と勝利したものの、初戦の2−
こう話していることからうまくゲームを柏に支配されると、危ない時間が増えてしまう恐れがあります。柏も要注意かもしれません。
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