鹿島アントラーズが7年ぶりのJ1タイトル。川崎フロンターレはステージ優勝を逃す
鹿島アントラーズのステージ優勝はファーストステージの最終節を前に決まっていたといっても良かった。
なぜなら首位を走る川崎フロンターレがアビスパ福岡とまさかのドロー。
中村憲剛を欠いていたとはいえ、最下位の格下相手にドローはいただけなかった。
そして最終節は鹿島アントラーズがそのアビスパ福岡と対戦。
引き立て役と新聞の見出しが飾った通り、鹿島の圧勝。
フロンターレは最後の最後でつめが甘く、鹿島に優勝をさらわれてしまった。
これがまだステージ優勝のタイトルだったからまだ良かったものの、
J1のチャンピオンシップに出場できなかったとなればサポーターからは大ブーイングだったに違いない。
そして今回個人的に気になっているのがステージ優勝を早々に逃した浦和レッズ。
去年とはまるで違う展開で、首位ではないが、優勝を狙える位置につけている。
前半で失速?とは言わないが、後半に運を残しているとなると今年の浦和がミラクルを起こし
j1のタイトルを取ってもおかしくない。
川崎フロンターレや鹿島アントラーズほどプレッシャーなく、後半戦に入れるところがプラスに働くのではないかと期待している。
2016年のJ2も19節が終わり、半分近くを消化。気になるセレッソ大阪、清水エスパルスの自動昇格の可能性は?
自動昇格は前半戦を1位か2位で終えないと厳しい
過去10年くらいのデータでみると前半戦を1位か2位で終えたチームは70%の確率で
j1に自動昇格している。
ということは前半戦を終えた時点で3位以下のチームはプレーオフに回ることがほとんどということだ。
ちなみに前年の時は
1位 大宮アルディージャ 勝ち点46
2位 ジュビロ磐田 勝ち点40
3位 ツエーゲン金沢 勝ち点37
4位 ジェフ千葉 勝ち点36
5位 セレッソ大阪 勝ち点34
6位 コンサドーレ札幌 勝ち点34
7位 アビスパ福岡 勝ち点33
だった。
大宮とジュビロは自動昇格し、アビスパ福岡は最終的に3位で終え、
長崎、愛媛、セレッソとのプレーオフ争いを制し昇格。
この時点では福岡の上にいたセレッソ以外のチームは後半失速し、プレーオフ出場を逃している。
今シーズンはどうかというと
コンサドーレ札幌が勝ち点39で首位(おそらく勝ち点を45まで伸ばす)
セレッソ大阪が勝ち点37で2位。
現時点で得点ランクトップの大前元紀が所属している清水エスパルスは勝ち点30で8位。
コンサドーレ札幌はおそらく21節を終えた時点で首位。
残り2節で対戦するザスパクサツと横浜FCであれば負けないと仮定。しかも試合数は1試合少ない。
セレッソ大阪はレノファに負けたりとチーム的には不安定なところがあるので、
2位で終えるかは微妙。
清水エスパルスは勝ち点30とやや足りないので上位にいるチームが失速すれば
逆転で2位には入れるかもしれないが望みは薄く、プレーオフに出場できれば御の字というところだろう。
プレーオフは町田、岡山、京都、ジェフ千葉や清水エスパルスが入ると予想されるが10以下のチームも可能性が
まだ前半戦を終えたわけではないのでなんとも言えないが
前半戦を完全に終えた時点で10位以下にいるチームがプレーオフに回ってくることはあり得ることである。
10以下のチームもこの時点で諦めるのは早いし、今、3位~9位のところにいるチームはプレーオフに出場できると安心してはダメだということだ。
戦力的にいえばセレッソ大阪はJ1レベルなので本来なら1位でいるべきチームである。
そして山口蛍が復帰したことでさらにチーム力は上がった。
首位を奪い返すことも不可能ではない。
1位自動昇格をかけた天王山は7/9 22節コンサドーレ札幌対セレッソ大阪
このままの順位で前半戦を終えれば、7/9の22節に行われる
コンサドーレ札幌対セレッソ大阪の勝者が1位でフィニッシュする可能性が非常に高い。
舞台はキンチョウスタジアム。
セレッソ大阪のホームだ。
前回の対戦では札幌が1-0でセレッソを下している。
そして今回はどちらが勝つのか?
J2の天王山も見逃せない1戦であることは間違いない。
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