2016シーズンの名古屋グランパスは何かが違う!小倉隆史新監督になってからわかる3つの変化とは?

Jリーグ
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昨シーズン改善できなかった守備が安定し失点が少ない

昨シーズンというか2012シーズンから名古屋グランパスは得点数に対し

失点が多いサッカーをしてきた。

2015シーズン 得点44 失点48

と得点が少ないのも問題だがそれ以上に失点が多すぎる。

これを改善しない限りは降格候補にあげられても誰も文句は言えない状況だった。

そして迎えた今シーズン。

開幕からまだ2試合だが

  • 磐田戦 無失点
  • サンフレッチェ広島戦 1失点

と得点は相変わらず少ないが守備が改善されており失点が減っている。

 

小倉隆史監督兼GMが連れてきた使える外国人【シモビッチ】【オーマン】【イ・スンヒ】

GMを兼任している小倉監督になってからまず行われたのが

チームの主力級メンバーの放出である。

田中マルクス闘莉王

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ノバコビッチ

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ダニルソン

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レアンドロ・ドミンゲス

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しかしこの4人昨シーズン戦力だったかと思えば名古屋サポーターから言わせると

そこまで重要な戦力ではないということだった。

闘莉王は本職でないFWで起用され目立つも守備では貢献できず

ノバコビッチは大宮アルディージャ時代とは別人で2015シーズンはわずか5得点、しかもポストプレーもうまくはなかった。

ダニルソン、レアンドロ・ドミンゲスにいたっては怪我で試合に全然出ていないのだ。

これはもう余剰戦力。

そしてこの4人を小倉新監督はバッサリ切り

新たに

シモビッチ FW  スウェーデン

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オーマン DF  スウェーデン

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イ・スンヒ MF  韓国

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を補強。

見事FW、ボランチ、CBと放出した4人の穴を埋める人材を発掘しチームにフィットさせた。


特に198cm長身のシモビッチは毎試合ゴールしており、現在2得点と開幕から好調である。

昨シーズンのJリーグ王者サンフレッチェ広島に引き分けたことからもしかすると今シーズンは残留はもちろん、

優勝というサプライズもあり得るかもしれない。

 

小倉隆史GM兼任監督の就任

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そして3つ目は小倉隆史監督がGMも兼任しているところだろう。

GMとはゼネラルマネジャーの略で実質的なクラブ経営を担う重要な役職である。

それを今回、小倉隆史監督は兼任で務めており、選手の獲得などを自由に決められるというメリットを最大限に生かしている。

 

優勝候補ガンバ大阪、浦和レッズ、サンフレッチェ広島を退け狙うは優勝!最悪の場合J2降格も

アーセナルのようなサッカーを目指している小倉グランパスが

1シーズンで完成の域に達すれば今のJ1で

グランパスに敵うチームはおそらくない。

川崎フロンターレが守備に力を入れ、攻守に渡って相手を圧倒するサッカーを目指していることから

相手になるのは失点の減った川崎くらいか。

名古屋は優勝というサプライズが起こせるチームではあると思うが

反対に「降格」というのも可能性としては十分あり得る。

それはCBオーマンとMFイ・スンヒがシーズンをフル稼働できず、怪我で長期離脱してしまった場合だ。

オーマンはおそらく名古屋にとって闘莉王に代わる守備の要。

さらにスンヒも昨シーズンのダニルソンと同等の守備スキルを兼ね備えたボランチだ。

怪我で離脱した場合、控えの選手の質が高くなければおそらく失点が増えることは間違いない。

今シーズンベストな状態であれば優勝争い。

昨シーズンのように外国人選手に怪我人がでれば残留争い。

という二面性を持っているチームが今の名古屋グランパスではないだろうか。

一部のサポーターからダニルソンは放出すべきではなかったとの声もある。

今シーズン終了後にまた同じ言葉が出ないことを祈るしかない。

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