Y・トゥーレとマンチェスター・Cの契約は2017年7月まで残っているが、セルク氏は「90パーセントの可能性で、彼は今夏マンチェスター・Cを出ていくだろう。まだ何も決まってはいないがね。我々はシーズンが終わるまで待つよ」と、同選手が移籍する可能性を示唆した。
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コートジボワール代表でマンチェスターシティ所属のMF Y・トゥーレが夏のメルカートで移籍する可能性が浮上した。
一番有力なのは日本代表DF長友佑都所属のインテルであるという。
今シーズンもマンチェスターシティでスタメンとして起用されているヤヤ・トゥーレは出場機会を求めているわけではなく、昔の恩師ロベルト・マンチーニ監督がインテルで指揮を執っていることが大きいのかもしれない。
監督が自分が前指揮していたクラブから選手を欲しがるのは珍しいことではない。ヤヤ・トゥーレはマンチーニの教え子であることからその戦術理解度の高さの面でも中途半端な決して安くない選手を獲ってくるよりは、断然いいといえる。
ただマンチェスター・Cの契約が2017年7月まで残っているので多額の移籍金が必要となるだろう。
ヤヤ・トゥーレとはどんな選手??
日本でいうところのボランチつまり守備的MFの役割を担う人で、日本代表でいえば遠藤保仁に本田のキープ力が合わさったような選手だ。事実この選手にはW杯ブラジル大会では日本も苦しめられた。
ボランチの能力も高いうえ、得点力もあるというからおそろしい選手である。こういう選手が1人いるだけでチームの雰囲気、戦術も大きく変わってくる。
だから6000万ユーロ(約77億3000万円)という大金を積んでも欲しいのだろう。
初挑戦のセリエAで活躍できるか??
ヤヤ・トゥーレは過去にフランスのモナコやスペインのバルセロナでプレーした経験を持つ。異なる国のリーグで活躍していたことから想像するにおそらく大丈夫だと思うが、ここでそれを証明するために1人の選手を紹介したい。
彼の名はパトリック・ビエラ 元フランス代表でイングランドのアーセナル・マンチェスターシティ、イタリアのインテル・ACミラン、ユベントスと数々のビッグクラブで成功を収めてきた選手である。現在は現役を引退している。
風貌もヤヤ・トゥーレに似ており、プレースタイルもどことなく似ている。ポジションも同じ守備的MFであることも共通点だ。
同じようにインテルに移籍したときは30代だったが3シーズンに渡ってプレイし、怪我が多くなったもののクラブのタイトル制覇に大きく貢献した。
以上のことからインテルに移籍しても成功するのではと考える。セリエAはビエラが活躍していたときに比べれば、かなりレベルが落ちており現在低迷しているリーグだ。ヤヤ・トゥーレは当たりの激しいワールドクラスの選手が多く在籍しているプレミアリーグで活躍できたのだから大丈夫だろう。
もし仮に移籍が実現すれば、インテルのリーグ制覇も可能になるかもしれない。是非とも移籍してレベルの違いをイタリアでも示してほしい。
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