中国2部リーグ天津松江からオファーがあった選手達
天津松江は前シーズンの中国2部リーグで16チーム中9位で順位をフィニッシュしたチームである。
今季からはブラジル代表、レアルマドリードを率いた経験のあるヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督を招へいし
気合は十分なクラブだ。
ルイス・ファビアーノ 天津松江所属(過去在籍クラブ ポルト、セビージャ、サンパウロ)
ルイス・ファビアーノは元ブラジル代表の選手で2000年にフランスのレンヌでヨーロッパに初挑戦すると
2000サンパウロ(ブラジル)⇒2004ポルト(ポルトガル)⇒2005セビージャ(スペイン)
と数々のクラブを渡り歩き
セビージャでは6年間エースとしてプレーしていた。
セビージャでは147試合で73得点をマーク、2010年には南アフリカワールドカップのブラジル代表のメンバーに選ばれている。
2011年にサンパウロに復帰し、2016年に中国の天津松江に加入した。
現在35才のルイス・ファビアーノはすでにサッカー選手としてのピークは過ぎており、中国で活躍できるかは疑問である。
アレシャンドレ・パト コリンチャンス所属(過去在籍クラブ サンパウロ、ACミラン)
若くしてセリエAのACミランに加入し現在26才のブラジル出身選手。
2013年にミラン⇒コリンチャンスに移籍。
2014年にサンパウロにレンタル移籍をし、2015年シーズンには24得点を決める活躍をみせた。
バルセロナからも獲得オファーが来ていると報じられ、中国の天津松江からもオファーがきたという。
パト本人の気持ちとしては再びヨーロッパでプレーしたいと考えているため
バルサから魅力的なオファーがくれば中国のオファーが断ると予想される。
中国超級リーグ(1部)江蘇蘇寧からオファーがあった選手達
江蘇蘇寧は今シーズンAFCチャンピオンズリーグに参戦する中国1部のクラブで、
浦和レッズやガンバ大阪、サンフレッチェ広島などのACLに出場するJリーグ勢と戦う相手でもある。
ヤヤ・トゥーレ マンチェスターシティ所属(過去在籍クラブ バルセロナ)
ヤヤ・トゥーレはコートジボアール代表の選手でアフリカ最優秀選手に4度輝いている名選手である。
現在、プレミアリーグのマンチェスターシティでプレーしており、2017年まで契約があるヤヤの獲得のために
移籍金約17億円を中国1部リーグの江蘇蘇寧が準備しているという。
マンチェスターシティは来季からグアルディオラが監督に就任することが噂されている。
ヤヤ・トゥーレはバルセロナ時代にグアルディオラから冷遇された過去があるため
就任には否定的と一部では報じられており、来シーズンはマンチェスターシティを出る可能性もある。
現在32才のベテランMFは果たして冬に中国へと活躍の場を移すのか?注目したい。
なおコートジボアールの先輩でチェルシーなどで活躍したドログバも中国クラブへの移籍経験があったが給与未払いとなったために退団している。
フレディ・グアリン インテル所属(過去在籍クラブ ポルト)
グアリンは日本代表長友佑都が所属するインテルのMFでコロンビア代表の選手である。
現在29才とまだまだビッグクラブでやれる選手ではあるが中国のリーグに移籍する可能性も否定はできない。
移籍金19億円を江蘇蘇寧は準備していると報道されている。
ジェルビーニョ ローマ所属(過去在籍クラブ アーセナル)
セリエAローマはルディ・ガルシア監督が解任となり
ルチアーノ・スパレッティ氏が新たに監督に就任し、コートジボワール代表のジェルビーニョは構想外となっているようだ。
江蘇蘇寧は約13億円の移籍金をジェルビーニョに対し支払う準備をしているという。
アジアチャンピオン広州恒大以外の中国クラブがオファー
勘のいい方ならもうお気づきかもしれないが、2015年のACLを勝ち抜き見事アジアチャンピオンになり
2015クラブワールドカップでバルセロナとも対戦した広州恒大の有名選手の獲得オファーはこの記事には載せていない。
広州恒大以外のクラブがオファーを出しているわけだ。
中には2部リーグに在籍しているクラブもある。
中国の資金力はヨーロッパのクラブとも渡りあえるほどに巨額ということになる。
恐ろしい中国クラブの資金力。
日本のJリーグもJ2のクラブがアレシャンドレ・パトにオファーを出すようになってもらいたいものである。
コメント