リーグ戦で成績が上がらないチェルシーはなぜここまで低迷してしまったのか?
現在のチェルシーの順位を皆さんは知っているだろうか。
「調子が悪いって聞いてるけど8位くらいじゃない?」
と思っている方も中にはいるかもしれない。
聞いて驚くことなかれ、15位なのである。
昨シーズンプレミアリーグを優勝したチェルシーが今シーズンは15位。
しかも降格圏の18位との勝ち点差はたったの3である。
このままいけば残留争いをしなくてはならないのだ。
これをJリーグで例えるなら今シーズン優勝したサンフレッチェ広島が来シーズンリーグ戦を半分消化して14位にいるようなもの。
さらにチェルシーは今夏の移籍市場で後手に回ったとはいえ主力の流出はなくバルサのペドロなど大物選手も獲得していた。
なのになんでこんな下位に?
原因はアザール、セスク、ジエゴ・コスタの不調
チェルシーがここまで落ちてしまった原因は開幕からずっと調子が上がらない主力の3人である。
昨シーズン20得点以上を決めたスペイン代表のジエゴ・コスタ、メッシを超える逸材と言われるエデン・アザール、17才からアーセナルで活躍していたセスク、
これらの天才選手達が今シーズン何かに呪われたかのように調子が出ていないのだ。
さらに代わりの選手を起用しようにも新戦力のラダメル・ファルカオは負傷が続き満足に試合に出られず、ペドロも第3節で1ゴール1アシストをしてから調子を落としてしまっている。
唯一好調なのはブラジル代表のウィリアンくらいだろうか。
ペトル・チェフ、ドログバなどのベテラン選手放出も痛かった
モウリーニョは今シーズンが始まる直前にベテラン選手を放出している。
ドログバはアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)へと移籍し、ゴールキーパーのペトル・チェフはチェルシーと同じロンドンをホームタウンとするライバルアーセナルに禁断の移籍。
この放出がなければもしかしたら今頃は彼らベテランがメンタルの部分でチームを支えてくれていたかもしれない。
そういう意味では結果論であるが出すべきではなかったといえる。
元マンU監督アレックス・ファーガソンとモウリーニョの関係とは?
映画スターウォーズフォースの覚醒公開前日の12/17ついにモウリーニョのチェルシー監督解任が発表された。
(スターウォーズ皆さん観ましたか?僕はまだです笑)
そして気になるのはモウリーニョが次にどこのクラブの監督になるかである。
私は個人的な意見だがモウリーニョが次に指揮するクラブは同じプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドがいいと思っている。
理由は長くマンチェスターユナイテッドを率いていたアレックス・ファーガソンに認められた監督の1人だからだ。
モウリーニョもファーガソンをリスペクトしており、彼がよく相手チームに対して挑発する発言をするのはファーガソンが監督時代にやっていたことだからだ。
そして今なおモウリーニョとファーガソンの仲は良好であるとわかるのがこのファーガソンの発言である。
「歴代最高の監督の一人をクビにすることは意味がない。彼は2度、ヨーロッパで頂点に立ち、各国のリーグ戦でタイトルを勝ち取ってきた」。
「こうした状況は彼にとって初めてだ。彼のキャリアは常に右肩上がりだったからね。これは彼にとってのチャレンジだよ。土曜日の試合には負けたが、バランスを取り戻しつつ兆候は見られた」
「すべての優れた指導者は最終的に解決策を見い出すものだ。私は彼が解決策を見つけ、通常の状態に戻すと考えているよ」
モウリーニョを支持するファーガソン「最高の監督をクビにすることに意味はない」 | ゲキサカ元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏は、不振にあえぐチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督について解任するべきではないと主張している。『スカイスポーツ』など英メディアが報...
モウリーニョを解任することに意味はないとファーガソンは語っているのだ。
マンチェスターユナイテッドのファンハール監督にも解任の噂が
クリスマス期間は指揮を託すとの報道もある一方で、ユナイテッドはファン・ハール監督の解任を検討しているとも言われる。ブックメーカーが解任のオッズを下げ、つまりは解任の可能性が高いとみているとの報道も出回った。
http://www.goal.com/jp/news/74/
マンチェスターユナイテッドでも監督の解任の噂が鳴りやまない。
サポーターがつまらないと感じるサッカーをし、補強費を460億円使い結果を出せない元オランダ代表のファンハール監督。
彼が解任となれば当然それ以上の結果を出している監督しかユナイテッドには招へいできないはず。
そこでファーガソンとも親交の深いジョゼ・モウリーニョがフリーになったというわけだ。
なんというベストなタイミングだろうか。
「ジョゼはユナイテッドを率いたいとの気持ちを隠していない。金じゃないんだ。クラブの歴史と格から、ユナイテッドを率いることはずっと彼の目標の一つだった」
「彼はとても大きな挑戦だと知っている。だが、イングランドサッカーで仕事することを愛しており、再びユナイテッドを偉大にするチャンスを得られるなら、サラリーカットを受け入れる」
http://www.goal.com/jp/news/74/
モウリーニョの代理人はマンチェスターユナイテッドからのオファーはないと否定しているがサッカー界ではよくある隠蔽工作かもしれない。
モウリーニョの目標がユナイテッドを率いることだとするならば就任の可能性は十分にある。
実績、能力は監督として最高クラスのモウリーニョが次に率いるのはどこなのだろうか?
マンチェスターユナイテッドに決まれば今シーズンのプレミアリーグは相当に面白くなるはずだ。
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