イタリアリーグのACミランに所属する日本代表FW本田圭佑(28)は、25日(日本時間26日)のウディネーゼ戦で出番なし。チームも敗れて来季の欧州カップ出場権が厳しくなるなど窮地に陥った。フィリッポ・インザーギ監督(41)の退任も確実になる中、名門クラブで「10番」を背負う責任を果たせていない本田は“構想外”とみられており、今季限りで退団の可能性が出てきた。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6158116
ACミランのレジェンドが言っていたことが現実に・・・
より厳しい言い方をすれば、イタリアへ来て最初の2試合を見たうえで、僕はこう述べていた。『僕がいた当時のミランであれば、本田はペットボトルを運ぶ役さえも与えられなかっただろう』。
デヤン(・サビチェビッチ)だけでなく、グーリットやボバン、それにルイ・コスタやセードルフ。彼らだけでなく、歴代の10番以上に大きな存在感を放っていたファンバステンやライカールト、ピルロやカカといった選手たちと同じピッチに立っていた僕の眼から見れば、残念だが、本田のレベルは彼らよりも下にあるとしか言えない。
by コスタクルタ http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/wfootball/2014/05/15/ob/index3.php
コスタクルタ氏 元ミランDF
かつてのミランレジェンドが10番として期待され、本田が移籍した直後に語ったインタビューの一部が上記である。確かに昨シーズンは名門の10番としてはふさわしくない活躍だった。
しかし今季は開幕からリーグの得点ランキングでトップになるなど、「ゴール」にこだわる本田が覚醒したかに思えた。
だが・・・
チームが勝てなくなると同時に本田のゴールも遠ざかっていく・・・
本田の自分自身改革に向けた「新たな物差し」はゲームメイカーからストライカーへの変貌だった。
出し手から受け手へ
見事改革は成功かと思われたが、右サイドバックの「アバーテ」が負傷すると守備に追われ、前線のプレーが減少。同時に本田のゴールはなくなり、チームの順位は下がっていた・・・
本田の評価は下がるに下がりついに退団報道へ
評価が下がる原因はいくつかあるが、本田自身もまだ「ストライカー」に徹しきれていないのかもしれない。事実インザーギ監督は本田を中盤の真ん中である「トップ下」で使うことも多々あった。
セリエAを32節消化して、ミランの順位は10位 そして本田圭佑は6ゴール。
10番としての役割を果たせていないのは、「数字」でみれば明らかだ。
もし仮にこのまま次のシーズンもミランに残留したとしても試合にでれる保証はない。だとしたら出場機会を求めて新たなチームに移籍することのほうが正解なのかもしれない。
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