22日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグが行われ、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードに1-0で勝利を収め、5シーズン連続でベスト4進出を決めた。
負傷者が続出した影響もあり、カルロ・アンチェロッティ監督はメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスを先発起用。延長突入が現実味を帯びてきた88分に、エルナンデスが決勝ゴールを決め、見事監督の期待に応えた。
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ハビエル・エルナンデス(チチャリート)とはどんな選手?
メキシコ生まれの26才(2015.4月現在) 愛称 チチャリート
2010年メキシコのクラブからイングランドプレミアリーグの名門マンチェスターユナイテッドへ当時の監督アレックス・ファーガソンに得点力を期待されて加入。開始36秒でゴールするなどの記録を作り、スーパーサブのストライカーとして起用される。またチチャリートの愛称でその風貌からかファンに愛される。
チチャリート=緑色の目をしていた父親のニックネームがチチャーロ(サヤエンドウ)だったので「小さなサヤエンドウ」と呼ばれるようになった。
クロスに合わせてゴールを量産
エルナンデスは味方のクロスに合わせるのが非常に上手い。動画の中でも日本代表香川真司のクロスからうまく合わせて得点している。
ファーガソン監督もこう評している
「彼は天性のフィニッシャーだ。まるで、サヤエンドウの皮を剥くように簡単にチャンスを生かす。それくらいフィニッシュが自然なんだ」
「打点の高さもあるし、滞空時間が群を抜いている。チチャリートは素晴らしい跳躍力を持っている」
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つまり生まれながらのストライカーということなのだろう。日本代表でいえば岡崎慎司に近い。ヘディングでの得点が多いのも共通点がある。
まさに相手からしたら「後半からでてくるペナルティーエリアにいたら嫌な奴」だったに違いない。
大一番CLで起死回生の1発を決める!!
2014年9月エルナンデスはマンチェスターユナイテッドの新監督ファンハールから実質「戦力外」の通告を受けてレアルマドリードへとレンタル移籍。しかしベンゼマ・クリスティアーノ・ロナウド・ベイルとタレント揃いのチームで満足な出場機会を得られなかった・・・
そして移籍から7か月、小さなサヤエンドウは大仕事をやってのける!!
レアルの絶対的エースクリスティアーノ・ロナウドのパスを受けて、
右足を振りぬきゴールマウスへと流し込んだ。
まさしく「天性のストライカー」に
ふさわしいゴールだったのではないだろうか。
しかも舞台はチャンピオンズリーグ、
引き分け以下で敗退という勝つしかないという状況での
このゴールは本人にとってもいいきっかけになるかもしれない。
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