ホームのサガン鳥栖戦は負けてはいけない試合だった
今季、j2から泥臭いサッカーでJ1に初挑戦のチャレンジャーとして這い上がってきた松本山雅は、清水、山形が降格決定となる中、
まだしぶとく残留の可能性を残している。
しかし・・
先週土曜日に行われたホーム最終戦のサガン鳥栖戦は落とすべき試合ではなかったし、勝てない試合ではなかった。
後半20分過ぎ、PKから松本山雅の外国人FWオビナが冷静にゴール隅に流し込んで先制。
このまま逃げ切れば勝利というところでブラジルワールドカップのコートジボワール対日本代表戦の時のような試合展開となってしまう。
鳥栖のドログバことエース豊田陽平が途中交代で出場。
するとその豊田を起点に32分、42分に鳥栖が2ゴールし、松本山雅は逆転負けを喫してしまう。
お互いに残留を賭けた勝負は経験値の差で鳥栖が勝利し、残留を危ぶまれていたサガン鳥栖がJ1残留を決めた。
残留への可能性は松本山雅に残されているもののその条件はあまりにも厳しい。
松本山雅の厳しい残留の条件とは?
まず、松本山雅は残り2試合を全力を超えた200%で挑まなければならない。
つまり全勝。引き分けでも降格が決定してしまう。
さらに運よく松本山雅が2試合勝利したとしても残留を争うアルビレックス新潟が2試合全敗しなければ降格となる。
そしてこの条件が揃ったとしても松本は新潟の勝ち点を上回ることができない。勝ち点は並び、最後は得失点差で勝負ということになる。
つまり残り2試合を大量リードで勝たなければならない非常にシビアな条件なのだ。
松本の超厳しい残留条件
- 松本山雅は残り2試合全勝
- 新潟が全敗
- 松本は大量得点での勝利が必要
2015年J2降格チームは清水、松本、山形で決まりか
松本の残り2試合の対戦相手は横浜Fマリノスとヴィッセル神戸である。
この2チームから大量リードを奪って、勝ち点6を取りにいくのは現実的に不可能だ。
残留の可能性を伸ばしたいのなら、神戸を完膚なきまでに叩き潰し、横浜からは1-0で逃げ切る相手がイライラするサッカーをするしかない。
既に清水、山形は残留路線から姿を消した。
そして次の神戸との試合で松本が負ければ今季の降格3チームが決定する。
実はこの3チーム、あるサッカー雑誌のジャーナリストかライターかは忘れたが、開幕前に予想されていた通りの3チームなのだ。
開幕前はまさかそんなことはないだろうとは思ったが、次の試合の結果で現実になろうとしている。
なんとか山雅にはこの予想通りのシナリオを書き換えてほしいと思う。
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