本職のトップ下で開幕戦先発を果たすも前半途中でまさかの交代
ACミランの日本代表FW本田圭佑は今季開幕戦の敵地フィオレンティーナ戦でトップ下で先発出場を果たした。前半39分に味方DFが退場となると、見せ場のなかった本田は交代を命じられる悔しい展開となった。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150824-00010001-soccermzw-socc
21才のU-23ブラジル代表のDFエリーが前半39分にやらかしてしまう。相手のカリニッチを倒しこの試合2枚目のイエローカードで退場。
その後DFクリスティアン・サパタを本田圭佑に替えて投入する。しかし試合は2-0でフィオレンティーナの勝利。
ミランは開幕白星を飾ることはできなかった。
本田圭佑は「不利益」「家にいるべき」とイタリアメディアに酷評される
トップ下で先発し、開幕戦でアピールしたかった本田だったが、前半にアクシデントがあったために、その犠牲となる形で交代を告げられる。
交代せずともボランチをDFにさせて本田を一列下げる方法もあったかもしれないが、現状そのようなユーティリティープレーヤーはいなかったのだろう。
また本田圭佑もこの日はトップ下として機能していたとは言いがたく、フォレンティーナの戦術の前にチャンスを作ることができなかった。
ミハイロビッチ監督はこの試合の先発した中盤4人に対してこう評価している。
「中盤で負けた。がっかりしないで前進しよう」
指揮官はそう語り、敗因を中盤に求めた。
「中盤が良くなかった。期待したことができなかった。ボスコフ監督は言っていた。チームは中盤がゲームをつくる。我々はいいゲームができなかった」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150824-00010006-soccermzw-socc&pos=4
また辛口でおなじみのイタリアメディアも前半しかプレーしていない本田圭佑に対して厳しい言葉で酷評した。
「その30分間の間に、ヤツがどれだけボールに触ったというんだ? ものの10分で警告を食らったロドリゴ・エリーは言語道断で、やり切る実力がなければ大人しく家にいるべき。そして、それは本田にも言えることだ」。
「エリーの退場によってピッチを去ることになった。しかし、およそ40分にわたるプレーの中で、何かをみせることはなかった。トップ下はチームにとって不利益だった」
「本田、5点。全くゲームに入っていなかった。FWの近くでプレーする場面がほとんどなかった。サパタを入れる際に、ミハイロビッチ監督は本田を交代要員として選択した」
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やはりイタリアのメディアは厳しい。これはミランの選手、特に中盤の選手は本田同様に厳しい評価を下された。
トップ下としてアシスト、ゴールが栄光の10番を今シーズンも身につけている以上、求められるのは当然のことであり、例え他の選手がミスをしたことでチームが負けたとしても本田にはその責任が降りかかってくる。
それだけ期待されていることの表れであることには違いないが・・・
ドルトムントの香川真司は絶好調!2戦連続ゴール
ドイツ・ブンデスリーガ第2節が現地時間の23日に行なわれ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでインゴルシュタットと対戦し4-0と快勝した。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150824-00010009-footballc-socc
イタリアのセリエAで苦しんでいる本田とは対照的に、香川はドイツのブンデスリーガでかつての輝きを取り戻すかのように、躍動している。
香川は昨シーズン古巣ドルトムントに復帰したものの、思うような結果が出ず苦しいシーズンを送った。
しかし今シーズンは新しい監督の元序盤から素晴らしい活躍をみせており、この勢いなら2桁得点も夢ではないだろう。
香川が輝きを増してきた今シーズンのドルトムントはバイエルンと優勝争いをするレベルにある。
一方本田の所属するミランは、今のチームでは優勝どころかチャンピオンズリーグ出場権を獲得するのも危うい状況だ。
今夏の移籍でリバプールのイタリア代表マリオ・バロテッリが復帰するとの噂があるが果たして・・・
もしかすると今シーズンは香川と本田で対照的なシーズンを送ることになるかもしれない。
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