柏が最高の形で25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦・広州恒大戦へ臨む。ACL前、最後の試合となった松本戦に快勝。MF武富孝介(24)が左足ミドルを決め、DF鈴木大輔(25)は味方シュートのポストからのはね返りを頭で押し込んだ。
柏3連勝で4年ぶり暫定首位、武富&鈴木で2発 - J1 : 日刊スポーツ柏が最高の形で25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦・広州恒大戦へ臨む。ACL前、最後の試合となった松本戦に快勝。MF武富孝介(24)が… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
柏レイソルはネルシーニョの後任吉田達磨監督の名采配が光る
吉田達磨 40才
2015年から柏レイソル監督に就任
前任のネルシーニョが退任し、今シーズンから指揮を執る日本人青年監督吉田達磨は、攻撃的なサッカーを志向し開幕前からそのコンセプトの元チームを作ってきた。
しかもここ3試合では無失点での勝利が続いており、守備にも安定感が出てきた。
中でもサンフレッチェ広島とのアウェーでの試合では3-0という理想的なスコアで試合を終えている。
その要因としてはDF鈴木大輔、輪湖直樹などの守備的なポジションの選手が試合を重ねるごとにいい連携をみせており、特に鈴木大輔は個人能力の面でも成長著しい。
また相手の出方によってフォーメーションを4バックから5バックに変更するなど吉田監督の采配も見事である。
日本代表に呼んでもらえないクラブ柏レイソル
Jリーグで活躍している選手を代表に呼ぶのは当たり前だと思うが、日本代表監督ハリルホジッチは柏レイソルの選手を先日行われた東アジアカップに誰1人連れていかなかった。
ACLでも決勝トーナメントに進んでおり、リーグ戦でも好調のこのチームから1人も選ばれていないのは、柏のファンはもちろん納得していないだろうし
ファンではないサポーターも少なからず疑問に思った人もいたのではないだろうか。
鈴木大輔や工藤壮人など過去に日本代表での経験がある選手はもちろん、MF茨田陽生、武富孝介などの才能溢れる選手も多い。
代表に推薦したい選手が多数在籍するクラブの1つである。
ACL広州恒大戦で勝ちアジアで一番強いのはJだと証明してくれ
Jリーグ勢で唯一韓国勢に勝利しているのが柏レイソル
8月25日ACL決勝トーナメント広州恒大戦は柏レイソルのホームスタジアムで行われ、
Jリーグでは3連勝無失点の勝利で、勢いに乗る柏レイソルには、勝利に大いに期待がかかる。
ACLでは浦和レッズ、鹿島アントラーズが早々にグループステージで敗退し、残るはガンバと柏のみ。
また柏レイソルだけはACLのJリーグ勢のなかでなぜか韓国のチームに強い。
決勝トーナメントでは水原三星ブルーウイングスと対戦し勝利、見事ベスト8へと勝ち進んだ。
韓国に勝てたのだから中国にだって勝てるはず
もし仮に今季のACLもJリーグ勢が全て敗退となればアジアでの地位は下に沈んだままとなってしまう。
たしかに広州恒大はロビーニョやパウリーニョなどの大物選手を今夏の移籍市場で獲得し、大会の優勝候補ではあるが、柏にも勝つチャンスは必ずあるはずだ。
夏の移籍で補強を進める広州恒大がバイエルン・ミュンヘンをPKで下す!
先日行われたスペインスーパーカップでは昨シーズン3冠王者であるバルセロナをアスレティック・ビルバオがホームで大差をつけ優勝した。
このように強いクラブでも常に勝つとは限らない、それがサッカーというスポーツだ。
たとえ広州恒大がいい選手を揃えようとも100%勝つとは限らない。
その日の選手のコンディション、監督の戦術、試合中のアクシデントなどによって勝敗は大きく変わってくる。
だから柏レイソルには臆することなく試合に臨んでもらいたい。
金満中国クラブにアジア最強のリーグはJリーグだということを証明してほしい。
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