モダン(現代)サッカーにおけるSB(サイドバック)の重要性
SB(サイドバック)というポジションはサッカーにおいて最も運動量を要するポジションです。
1試合において攻守にわたって上下運動を繰り返すポジションですので、
守備力は当然、攻撃力と持久力が求められます。
マルセロ(レアル・マドリード)、ジョルディ・アルバ(バルセロナ)、
ダビド・アラバ(バイエルンミュンヘン)などの選手が
近年世界のトップクラスのSBと言われてきましたが、
今回紹介する選手が現代最高のSBと言われる日がくるかもしれません。
リバプールユース出身の攻撃的SBアレクサンダー・アーノルド
今回紹介するのが、リバプールに所属する21歳のSBアレクサンダー・アーノルドです。
1998年10月7日生まれの21歳です。
175cm・69kgと体格が大きな選手ではありませんが、
正確なキックで多くのアシストを生み出す選手です。
リバプールのユース出身のリバプールっ子です。
2016年にトップチームデビューを飾ると、
そこから今日まで活躍を見せておりリバプールの主力として活躍しています。
ジェラードを彷彿とさせるプレースタイル(特徴)
アレクサンダー・アーノルドのプレーの特徴は高精度のキック精度です。
リバプールの大先輩であるスティーブン・ジェラードを手本にしており、
長短のパス制度が抜群です。
セットプレーのキッカー任せられており、
リバプールの得点チャンスを数多く生み出す超攻撃的SBです。
彼をスタメンに起用したので、クロップです。
クロップはSBにもMF的な役割を求めており、
縦の上下運動だけでなく、中に入って中盤の構成を組み立てる役割を求めています。
その要求にアーノルドはうってつけの選手なのです。
キミッヒ(バイエルンミュンヘン)のように中盤の底でプレーすることも出来そうです。
彼は18-19シーズンはSBながら12アシストを記録しました。
近い将来マルセロやジョルディ・アルバに匹敵するSBになる
アーノルドは上記であげたマルセロ、ジョルディ・アルバなどと
比べると攻守の総合力という意味では彼らには及ばないかもしれません。
しかし攻撃力という点においては彼が現時点で最高の右SBでしょう。
攻撃力が目立ちすぎて守備力が物足りなく感じるかもしれませんが、
守備力も一定のレベルにはあり今シーズは守備力もかなり磨きがかかっています。
まだ彼は21歳なので、今後の成長で守備力も一流になれば
文字通り世界最高のSBになる日は近いでしょう。
コロナウィルスの影響でサッカー界の時間は止まっていますが、
サッカー界の未来を担う若者の今後の成長に期待しましょう。
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