【マンC以外の選手も】2018年プレミアリーグ後半戦で活躍が期待できる4選手とは?

サッカーコラム
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今季のプレミアリーグの優勝争いは残念ながらほとんど結果が決まっている。

ここまでマンチェスター・シティが内容と結果を両立し、第23節でリヴァプールに敗れるまで

無敗と圧倒的な強さを見せ、2位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点差12をつけて首位を

独走している。

しかしながら、昨年下位に沈んだバーンリーが一時は6位、ギリギリ残留を果たしたワト

フォードが一時は4位に食い込むなど、スモールクラブが健闘を見せるなどまだまだ見ど

ころは多い。

そんな前半戦において、特にブレイクした選手を紹介しよう。

 

①【GK】エデルソン・モラレス(マンチェスター・シティ所属、ブラジル代表)

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ブレイクした選手として上げるのは違うのでは?と思われるかもしれないが

今季よりビッグクラブに加入し、ワールドクラス候補から、真のワールドクラスの仲間入りを

果たしたという意味でここで上げさせていただきたい。

ブッフォンに次ぐGK歴代2位の高額移籍金は伊達ではなかった。

セービング、カバーリング、フィード、足元の技術と、現代GKに求められる能力をハイレベル

に兼ね備えた、グアルディオラ監督が遂に手に入れた最後のピース。

特に足元の技術は評判以上で、まさに繋げるGK。攻守に安定感があり

まさにワールドクラスのGKと呼ぶにふさわしい活躍を見せている。

 

②【DF】ジェームズ・ターコウスキ(バーンリー所属、イングランド)

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昨シーズンのリーグ16位から今シーズンは現在8位。

その成績を支えるのは粘り強く、強固な守備。失点数21はチェルシー、マンチェスター・ユナ

イテッド、マンチェスター・シティに次ぐリーグ4位の少なさ。

その堅守を誇る守備陣を支えるのがターコウスキだ。

名前からも分かる通り、イングランド国籍に加えポーランド国籍をもつターコウスキは

185cmと決して長身とは言えないが、驚異的な跳躍力とポジショニングで空中戦に滅法強く

スピードがある相手の対応も巧みで対人能力が非常に高いCBだ。

エバートンに移籍した守備の要だったキーンの穴を補って余りある働きを見せ、

瞬く間に評価が急騰した。

ここ7試合で白星がなく、勢いに陰りが見え始めたバーンリーだが

ターコウスキーはそのプレーでチームに再び勝利をもたらすことができるのだろうか。

 

④【MF】アブドゥライ・ドゥクレ(ワトフォード所属、フランス)

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バーンリーと同じく昨季下位に沈んだワトフォードだったが、今季は現在10位と大健闘を見せ

ている。リシャルリソンやチャロパーなど快進撃の原動力になった選手は多いが、

ドゥクレのプレーは特に印象深く、輝きを放った。

フランスでも育成に定評があるレンヌの下部組織出身のドゥクレは強靭なフィジカルと

献身的な動き、確かな技術でワトフォードの攻守の軸として中盤に君臨。

執拗に相手を追いかけボールを奪い、シンプルだが確実にボールを繋ぐ。

加えて今シーズンは得点力が飛躍的に向上。ここまでチームトップの7ゴールを挙げており、

文字通りチームを牽引している。

選手としてもスケールアップした印象で、今シーズン後のステップアップも楽しみな選手だ。

 

④【MF】パスカル・グロス(ブライトン所属、ドイツ)

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昨シーズンチャンピオンシップから2位でプレミアリーグに昇格したブライトン。

クラブにとって初めてのプレミアリーグの舞台で、現在降格圏ギリギリの16位。

苦しい戦いが続く中、チームやサポーターにとって頼れる存在になっているのが、

ドイツ人MFのパスカル・グロスである。英字で書くとPascal Großという珍しい綴りが

印象的なグロスだが、今シーズンにブンデスリーガのインゴルシュタットより加入。

CMFとしてもプレーできるが、ブライトンでは1トップを務めるチーム得点王グレン・マレー

の下、いわゆるトップ下でプレーすることが多い。

元々足元の技術が高く、正確なキックを持つグロスは重要なゴールとアシストを連発、

特にグロスがゴールを挙げた試合はチームは負けていないのだ。

さらに5アシストはチーム最多でキッカーを務めるセットプレーでは多くのチャンスを生み出

している。

”シーガルズ(ブライトンの愛称)”のニューヒーローは後半戦でどのようなプレーを見せてくれ

るだろうか。チームの残留争いとともに注目したい。

 

 番外編:2017年夏にローマからリバプールに移籍しリベンジを果たしたモハメド・サラー

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昨年のデ・ブライネに続き、かつてプレミアリーグでプレーした選手で当時は結果を残せず、

別のリーグに移籍して結果を残し、今季プレミアリーグに舞い戻って見事にリベンジを果たした選手がいる。

そう、ご存知リヴァプールのモハメド・サラーだ。

かつてデ・ブライネと同じくチェルシーに所属していたサラーだが、2シーズン弱の在籍で

10試合出場0ゴールという結果に終わりセリエAに活躍の場を移した。

すると見事に才能が爆発。最大の武器の圧倒的なスピードだけでなく、決定力大幅に向上。

今季見事にリヴァプールへの移籍でプレミア復帰を果たし、瞬く間にエースとして躍動。

23試合で18ゴールを挙げ、一時は得点ランキングトップに躍り出るなど

まさプレミアリーグ前半戦の顔の一人となった。

後半戦はブレイクした選手に加え、リベンジに燃える選手にも注目するのもよし、

得点王争いに注目するのもよし、もちろんCL&EL出場権争いや残留争いも白熱必至。

やはりプレミアリーグはいつ見てもおもしろい。

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