テベスやオスカルだけじゃない!2017年冬に中国スーパーリーグに移籍した17選手をまとめてみた!

サッカーコラム
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ACLで毎年旋風を巻き起こしている中国スーパーリーグのクラブたち。

金満クラブと言われているが、毎年、多くの選手たちが移籍しており、

2017年の冬の移籍でも、代表クラスがぞろぞろやってきた。

数が多すぎるので、主な選手たちをまとめてみたので順に紹介していこう。

 

ACLではJリーグ勢のライバル中国勢の2017冬に獲得した選手たちがやばい

Jリーグが開幕し、すでに3節を消化しているが

ACLも第3週が行われている最中だ。

そんな日本勢と優勝を争うライバル中国クラブに今冬移籍してきた

ワールドクラスの選手たちをまとめてみたので是非頭に入れておいてほしい。

特に上海上港は浦和レッズと同じグループに入っているACLに唯一でているクラブなので

把握しおくとさらにACLがおもしろくなるだろう。

 

リカルド・カルバーリョ DF モナコ⇒上海上港

ポルト⇒チェルシー⇒レアルと渡り歩き

あのマンチェスターユナイテッドで監督を務めている

モウリーニョの愛弟子。

今冬中国クラブへと移籍した。

2016年のユーロではポルトガル代表としてプレーしていた選手でもある。

 

オスカル MF チェルシー⇒上海上港

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中国に移籍した選手の中でも一番衝撃が走ったのがこの選手だ。

チェルシーでコンテが3バックを導入し

出場機会は減ったものの

まだまだ、プレーできる水準にあった選手であったが

週給7000万の高額年俸を提示され

中国行きを選択。本人は金ではなく

中国リーグのレベルを上げるために

来たと語っていたが

本当のことはわからない。

まだ25才。できれば半年でヨーロッパに戻ってきてもらいたいものである。

この移籍によってかかった金額は86億円。さらにオスカルはメッシやクリスティアーノ・ロナウドを

超える年俸を手にすることになった。

 

 

オディル・アフメドフ MF クラスノダール⇒上海上港

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2011年に当時エトーやロベカルが在籍していた

アンジ・マハチカラでレギュラーを務め

2014年にグラスノダールに移籍。

そして2017年冬に中国クラブへと移籍した。

ウズベキスタン代表の心臓と評され

アジアナンバーワンの実力をもったボランチとの呼び声も高い。

 

カルロス・テベス FW  ボカ・ジニアーズ⇒上海申花

マンチェスターユナイテッド、マンチェスターシティ、ユベントスと

ビッグクラブの最前線で活躍してきた

アルゼンチン人の化け物。

まだ移籍して間もないが

すでにホームシックにかかっているとの噂があり、

早々に退団するかもしれない。

 

ホナタン・ソリアーノ FW  レッドブルザルツブルク⇒北京国安

バルセロナが2016年夏にアルカセルを獲得する前にMSNの控えとして

狙っていたとされる

カンテラ育ちのベテランストライカー。

2013-2014シーズンからレッドブルザルツブルクで

3年連続のオーストリアリーグ得点王になった。

元日本代表の南野拓実とはチームメイトだった。

 

エルナネス MF  ユベントス⇒河北華夏

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ユベントスが今冬トマス・リンコンを獲得したことによって

クラブからは戦力外となってしまったMF。

ブラジルのサンパウロやジェノアなどの移籍が噂されていたが

中国クラブへの移籍が決まった。

移籍した後にエルナネスは

「サッカーチームではなく、企業なんだ。サッカーの世界ではこういうアプローチは珍しい」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170223-00010029-footballc-socc

ユベントスを批判するようなコメントを残しており、遺恨がありそうな移籍とも捉えることができる。

 

リハールド・グズミチ DF  ヴィスワ・クラクフ⇒延辺富徳

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まだ29才のハンガリー代表のDFである。

ユーロ2016も主力として活躍したこの選手が次に選んだのは中国クラブだった。

センターバックであるが、足の速さには定評があり、守備スキルも高い。

 

ジョン・オビ・ミケル MF  チェルシー⇒天津泰達

年俸10億円という破格のオファーに惹かれ

チェルシーから中国へと渡った。

コンテ監督からは信頼を得られてなく、出場機会にも恵まれてなかったため

ちょうどいいタイミングでの移籍だったかもしれない。

ただ、バレンシアやインテルなどからもオファーがきていたので

もう少しヨーロッパでのプレーをみたかったのが正直なところ。

リオオリンピックではU-23ナイジェリア代表のオーバーエイジ枠で出場したことで

日本でも少し話題となった。

 

ファン・ソッコ DF  鹿島アントラーズ⇒天津泰達

2016シーズン終了後鹿島アントラーズを契約満了で退団し

中国クラブへと今冬移籍した韓国人選手。

反日との噂があり、本当かどうかはわからないが

おそらくそれは移籍の理由ではないと思う。

まだ27才の選手であることからすごいもったいない移籍でもあると感じる

 

ネマニャ・グデリ MF  アヤックス⇒天津泰達

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オランダの名門アヤックスから中国へと渡った25才のセルビア代表MF。

2020年までアヤックスとは契約が残っていたため

フリーでの移籍ではない。

ユーロ予選やワールドカップ予選にも出場しており

国際経験はかなりのもの。

 

ロビー・クルーゼ FW  レバークーゼン⇒遼寧宏運

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オーストラリア代表の28才で

日本とのアジア最終予選の試合でも出場した。

ドイツの2部と1部で5年間頑張ってきたが

レバークーゼン時代の成績は46試合で3得点4アシストと

助っ人FWとしては物足りない結果に。

今冬移籍金6000万円で中国クラブに移籍した。

 

サボルチ・フスティ MF  フランクフルト⇒長春亜泰

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フスティは過去に長春亜泰に所属していたことがあり、

長谷部のフランクフルトへは2016年に1月に加入し

その1年後の今冬また長春亜泰に戻る形で完全移籍となった。

長谷部がリベロにポジションを下げたことで代わりにボランチとしてプレーし

今シーズン好調のフランクフルトの要であったが

中国へと移籍。

元ハンガリー代表でもある。

 

オディオン・イガロ FW  ワトフォード⇒長春亜泰

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プレミアリーグのワトフォードに在籍していたナイジェリア代表の27才。

28億円という高額な移籍金で移籍した。

昨シーズンはプレミアリーグで16ゴールをあげ、ワトフォードの残留に貢献した

このストライカーも中国の餌食に。

 

ボジェク・ドチュカル MF  スパルタ・プラハ⇒河南建業

世代別の各年代の代表としても活躍し

チェコ代表の司令塔でもあるこの選手を河南建業が獲得した。

ユーロ2016でもチェコ代表としてプレーしている。

スパルタ・プラハ2013年から4年間在籍していた。

 

クリスティアン・バソゴグ FW  オールボー⇒河南建業

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年間9億円という悪魔的なオファーを断れず

21才の若さで中国へと移籍したカメルーンのメッシと言われている逸材。

左利きでありながら右サイドでプレーすることからその通り名となったようだ。

アフリカネイションズカップでも活躍し、最優秀選手に選ばれ、

カメルーンを8大会ぶりに優勝に導いたことは記憶に新しい。

これからヨーロッパのレベルの高いサッカーに順応してほしい時期に

中国とはもったいないと思うばかり。

 

アレシャンドレ・パト FW  ビジャレアル⇒天津権健

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コリンチャンスからレンタル移籍していたチェルシーを半年で退団し、

今夏ビジャレアルへと完全移籍。

リーガでは6得点とミラン時代のパトと比べれば物足りない数字だった。

移籍金は22億円

年俸は7億円とかなりの額。

カンナバーロが監督のチームなだけに少しおもしろい移籍かもしれない。

昇格したばかりのチームでアジアのチームで結果を残せるのか注目。

 

アクセル・ヴィツェル MF  ゼニト⇒天津権健

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ロシアのゼニトから24億という移籍金と

4年間の年俸88億というアホな額で移籍したベルギー代表のMF。

移籍の理由に本人はベルギーの航空会社に数年前から投資しており、

事業が拡大するチャンスが中国にあるからだと明かした。

お金のためと批判されるのも覚悟の上だというから、もう何も言えないな・・・

 

ブラジル人以外の特にヨーロッパ圏の選手が続々と移籍している印象

中国リーグに移籍するのはブラジル人が多かった印象だが

今回の移籍をみていると

ヨーロッパ国籍の選手達がたくさん移籍したなという印象を受ける。

もしこのまま中国バブルがはじけなければ

各国の代表クラスが中国勢に引き抜かれることになるだろう。

今度の冬の移籍でも同じくらいの選手たちが中国にやってくるのか

注目したいところである。

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